VRゲームでも身体は動かしたくない。
第4章42幕 <サツキ修行編弐>
「ここがどこなのか聞いても?」
「ここは狭間と言われる場所です。ある程度力を持った精霊なら少し気張れば皆できます」
「そうなのか。見たところ訓練場のようなものに見えるんだが」
「ええ。その認識で間違いありません。人族が用いる簡易結界というものと同じものですので」
「なるほどね」
人は簡易結界を用いるが、精霊はこの狭間と呼ばれるものを使うようだ。
「では早速始めましょう」
「何を始めるんだい?」
ワタシは話が見えずそう問いかける。
「実力調査といえばいいでしょうか。あまり深く考えず私と一戦戦っていただければ、と」
「なるほど。了解した」
すでに装備状態だった【機甲魔銃 シャンガンカル】に加え、左のヒップホルスターから【怪鋼筒 ミルコルピア】を抜き去り、左手で握りを確かめる。
あぁ。悪くない。
「準備はよろしい様ですね。どこからでもどうぞ」
「では、いくよ」
≪銃格闘≫を用いる前に手の内を把握しておきたいものだね。ならば中距離から魔銃のスキルのみで出方を見ようか。
そう思考したワタシはすぐにブーツのスキルを発動した。
「≪クイック≫」
一時的に向上させたAGIを生かすように遠距離から中距離へと詰め、魔銃のスキルを発動する。
「≪アイス・ショット≫」
右手の【機甲魔銃 シャンガンカル】で手始めに、足を狙うとしよう。属性は氷だね。これなら移動の阻害効果は高いだろうし。
思考と行動のタイムラグはほぼ存在せず、スキルは赤と名乗る聖精霊へ直撃する。
「なるほど。魔銃ですか。シャンプーと一緒なのでもしかしたらとは思っていました。精度は満点ですね。足りないのは威力と効果でしょうか」
「だよね。威力は魔銃の構造そのものの欠点だからしかたない」
赤の言葉にシャンプーが返した。
「では次はどうします?」
凍ったはずの足のつま先を床にコンコンと当て、解除した赤がそうワタシに言う。
「ならば、こうしようか。≪サンダー・エンチャント≫、」
魔銃に雷を纏わせ、これから発射される玉に雷を走らせる。
個人的にはとても良い使い方だと思ってはいるが、少しばかり消費が激しいね。解決策は戻ったらチェリーかステイシーに聞いてみようか。あの二人は付加もほどほどに扱えたはずだ。
戦闘とは別の思考を回しつつ、今度は腹部目掛けて発動する。
「≪ウィンド・ショット≫」
ピリっと手の甲に静電気による痛みのようなものが発生する。
少し眉をひそめてしまうが、模擬とは言え、戦闘中に擦っているような時間はない。追撃をすぐに用意する。
「おお。複数の属性が使えない魔銃の欠点を≪エンチャント≫で解消ですか。いいですね。これは弾きます」
追撃を用意しつつ、赤の方を見やると、一本の指をくるくると回す奇妙な光景が目についた。
その行動の意味はすぐに理解できた。
右手に握られた魔銃にしか見えない魔法の塊でワタシの玉を弾いた。
格闘のセンスや技量も赤のほうが上だろう。ワタシにもうできることはないね。
「リザインだ」
両手を上にあげ降参を宣言する。
「おや? 格闘は試さないのですか?」
「ワタシと赤では差がありすぎて無意味だと気づいただけさ」
「ふふ。ではシャンプーも一緒に訓練と行きましょうか」
「ええ。そうする」
赤とは、先ほどの会話からわかるように、
昔馴染みなのかもしれないね。
「じゃぁまずは本格的な≪銃衝術≫の指導と行きましょう。シャンプーはどう訓練しましたか?」
「私の時は、祖父が私を泣くほど殴り、身体に覚えさせる、という方法かな」
「サツキもそうします?」
「いや。できればそれは遠慮したいね。他に手段がないとなると諦めて受け入れる覚悟はしておくけどね」
「大丈夫他にも方法はあるよ。まずは≪銃衝術≫がどんなものなのか覚えて貰わないといけないけどね」
「概ね理解したと言い張りたいところなんだが、今のワタシがしている理解じゃ、不十分なんだろう?」
「かもしれませんね。本当に理解しているのあれば、扱えるはずですから」
「ということでサツキはこれから【衝銃士】の【称号】を取っていただきます」
「わかった。シャンプー。ワタシに敬語はいらないよ」
「わかった」
ワタシがそう告げた時のシャンプーの自然なほほ笑みは美しかった。
一時間ほど言葉で≪銃衝術≫についての説明を受けたのだが、ワタシには少し理解ができないものだった。
「やはり一度受けてみるのが早いね」
そう言い、ワタシは立ち上がり、さぁ、と言わんばかりに両手を広げた。
「じゃぁいくよ。まず≪銃格闘≫ね」
距離を詰めたシャンプーがワタシの開いた腹に魔銃を突き刺してくる。
「うっ!」
腹にずんっと来る重く、硬い感触に内部の仮想臓器が驚き、吐き気がこみあげてくる。
「いまのが≪銃格闘≫。普通に耐えれるよね。HPもそこまで減っていないし」
「い、言われてみれば、そうだね……。一割も減少していないよ」
「じゃぁ≪銃衝術≫ね」
先ほどと同じ位置に魔銃を突き刺すとゴゥという謎の音と急激に後ろへ吹き飛ばされる感覚がし、ワタシは壁に身体半分を埋めることになった。
「今のが≪銃衝術≫。浴びてみるとわかるでしょ?」
「あぁ……。そういうことか。やはり、身体に覚えこませるのが一番近道みたいだね」
≪銃格闘≫は格闘に銃を用いるというだけで、根本は肉体を用いた戦闘技術のスキルということ。
≪銃衝術≫は魔銃に溜めたエネルギーを爆発させ、格闘という戦闘技術に魔銃のエネルギーを上乗せする魔法のスキルに近いということ。
この二点を理解する事ができたけれど、できるかどうかは練習あるのみだね。
その後ワタシは魔銃に魔力を流し込みつつ、格闘し、打撃が直撃する瞬間にスキルを放つという訓練を繰り返した。
「サツキ。もう夕方になります。赤は低活動状態になりますので、食事にでもしませんか?」
「あぁ。もうそんな時間なのか。赤感謝するよ」
「いえ。この程度はお安いです。ではまた明日、日が出る頃に」
そう言った赤は空気に溶け込むように消え、そこについさっきまでいたことが嘘のように存在を隠してしまった。
「少しリアルに戻ってきてもいいかい?」
「いいよ。食事の準備をしてるね」
「あぁ。すまない。すぐ帰るようにするよ」
ワタシは現実に一度帰還する。
「ふぅ……」
VRのゲームでここまで充実しているのはいつぶりだろうか。
旅行ゲームで世界中を歩き回っているのとも違うし、シューティングゲームで世界の猛者を相手取って戦うのとも違う。
小説家の名折れと言っては多少心が痛むが、説明に最適な言葉が見つからない。まぁそういうときもあるはずさ。
リクライディングしていた椅子のアームレストに外した専用端末を引っ掛け、身体を起こす。
ついでにリクライディングももとに戻し、立ち上がる。
「んっ。……ふぅ」
椅子から立ち上がった時には伸びをするようにしている。固まった全身がほぐれるような気がするからね。
さて食事にしようか。
現代の家にしてはワタシの家は古風であると言える。
自動調理機や、音声認識はほとんどない。
かといって家政婦がいるわけでもない。
ただ、自分の身体を動かして何かをするのが好きなだけなのだ。昔これをチェリーに言ったら未確認生物を見たかのような声を出されたことがあるね。良くも悪くも、対称的だね。
厨房まで歩いて、冷蔵庫を開けると、昨日炊いておいたお米と、これも昨日の残り物だが、高菜があった。
「おっ。たまにはいいかもね」
ふと思いついた料理を作るために閉めかけた冷蔵庫をもう一度覗く。
よかった。卵がちょうど2個残っていたね。
ワタシは卵を2個と白米、高菜で炒飯を作ることにした。
IHが主流になった現代でもガス火を用いている。
細かな火加減ができるからというわけではない。現代のIHでもそのくらいはできる。
ただ、火が好きなのだ。
安らぐと言ってもいい。
IHより心なしか美味しく感じる。
中華鍋の上に薄く油をひき、くるくると回し、馴染ませる。そして溶いた卵を一息に流し込み、すぐ白米を入れる。
無心で鍋を振りながら、胡椒や、塩で味を付けていく。今回は高菜を入れるから少し薄めの味にしておこう。
全体に火が通り、パラパラになってきた頃、高菜を加える。そしてすぐに胡麻油を足す。これがワタシ流。
気取って見たものの、実際はこの家に元々住んでいた祖母がそうやって作っていただけなんだけれどね。
そうして完成した炒飯を器に移し、スプーンでもくもくと食べる。
ワタシはこの時間も好きだ。
ふとした瞬間にアイデアが湧いてくることがあるからね。
でも今はアイデアよりも、<Imperial Of Egg>のことばかり考えてしまっているけれど。
さて、食べ終わったしすぐに戻ろうか。
次の執筆が始まったらなんだかんだ言って長時間遊べなくなりそうだから、今のうちにやることをやっておこう。
「すまない少し遅くなってしまった」
「大丈夫。あっ。そこの水取ってもらってもいい?」
「あぁ。はい」
戻って来てシャンプーに話しかけると調理が大詰めだったようで、とてもいい匂いがしている。ではこの食事を食べて、訓練に戻ろう。
早く魔銃の全てを知り尽くしたいものだよ。
to be continued...
「ここは狭間と言われる場所です。ある程度力を持った精霊なら少し気張れば皆できます」
「そうなのか。見たところ訓練場のようなものに見えるんだが」
「ええ。その認識で間違いありません。人族が用いる簡易結界というものと同じものですので」
「なるほどね」
人は簡易結界を用いるが、精霊はこの狭間と呼ばれるものを使うようだ。
「では早速始めましょう」
「何を始めるんだい?」
ワタシは話が見えずそう問いかける。
「実力調査といえばいいでしょうか。あまり深く考えず私と一戦戦っていただければ、と」
「なるほど。了解した」
すでに装備状態だった【機甲魔銃 シャンガンカル】に加え、左のヒップホルスターから【怪鋼筒 ミルコルピア】を抜き去り、左手で握りを確かめる。
あぁ。悪くない。
「準備はよろしい様ですね。どこからでもどうぞ」
「では、いくよ」
≪銃格闘≫を用いる前に手の内を把握しておきたいものだね。ならば中距離から魔銃のスキルのみで出方を見ようか。
そう思考したワタシはすぐにブーツのスキルを発動した。
「≪クイック≫」
一時的に向上させたAGIを生かすように遠距離から中距離へと詰め、魔銃のスキルを発動する。
「≪アイス・ショット≫」
右手の【機甲魔銃 シャンガンカル】で手始めに、足を狙うとしよう。属性は氷だね。これなら移動の阻害効果は高いだろうし。
思考と行動のタイムラグはほぼ存在せず、スキルは赤と名乗る聖精霊へ直撃する。
「なるほど。魔銃ですか。シャンプーと一緒なのでもしかしたらとは思っていました。精度は満点ですね。足りないのは威力と効果でしょうか」
「だよね。威力は魔銃の構造そのものの欠点だからしかたない」
赤の言葉にシャンプーが返した。
「では次はどうします?」
凍ったはずの足のつま先を床にコンコンと当て、解除した赤がそうワタシに言う。
「ならば、こうしようか。≪サンダー・エンチャント≫、」
魔銃に雷を纏わせ、これから発射される玉に雷を走らせる。
個人的にはとても良い使い方だと思ってはいるが、少しばかり消費が激しいね。解決策は戻ったらチェリーかステイシーに聞いてみようか。あの二人は付加もほどほどに扱えたはずだ。
戦闘とは別の思考を回しつつ、今度は腹部目掛けて発動する。
「≪ウィンド・ショット≫」
ピリっと手の甲に静電気による痛みのようなものが発生する。
少し眉をひそめてしまうが、模擬とは言え、戦闘中に擦っているような時間はない。追撃をすぐに用意する。
「おお。複数の属性が使えない魔銃の欠点を≪エンチャント≫で解消ですか。いいですね。これは弾きます」
追撃を用意しつつ、赤の方を見やると、一本の指をくるくると回す奇妙な光景が目についた。
その行動の意味はすぐに理解できた。
右手に握られた魔銃にしか見えない魔法の塊でワタシの玉を弾いた。
格闘のセンスや技量も赤のほうが上だろう。ワタシにもうできることはないね。
「リザインだ」
両手を上にあげ降参を宣言する。
「おや? 格闘は試さないのですか?」
「ワタシと赤では差がありすぎて無意味だと気づいただけさ」
「ふふ。ではシャンプーも一緒に訓練と行きましょうか」
「ええ。そうする」
赤とは、先ほどの会話からわかるように、
昔馴染みなのかもしれないね。
「じゃぁまずは本格的な≪銃衝術≫の指導と行きましょう。シャンプーはどう訓練しましたか?」
「私の時は、祖父が私を泣くほど殴り、身体に覚えさせる、という方法かな」
「サツキもそうします?」
「いや。できればそれは遠慮したいね。他に手段がないとなると諦めて受け入れる覚悟はしておくけどね」
「大丈夫他にも方法はあるよ。まずは≪銃衝術≫がどんなものなのか覚えて貰わないといけないけどね」
「概ね理解したと言い張りたいところなんだが、今のワタシがしている理解じゃ、不十分なんだろう?」
「かもしれませんね。本当に理解しているのあれば、扱えるはずですから」
「ということでサツキはこれから【衝銃士】の【称号】を取っていただきます」
「わかった。シャンプー。ワタシに敬語はいらないよ」
「わかった」
ワタシがそう告げた時のシャンプーの自然なほほ笑みは美しかった。
一時間ほど言葉で≪銃衝術≫についての説明を受けたのだが、ワタシには少し理解ができないものだった。
「やはり一度受けてみるのが早いね」
そう言い、ワタシは立ち上がり、さぁ、と言わんばかりに両手を広げた。
「じゃぁいくよ。まず≪銃格闘≫ね」
距離を詰めたシャンプーがワタシの開いた腹に魔銃を突き刺してくる。
「うっ!」
腹にずんっと来る重く、硬い感触に内部の仮想臓器が驚き、吐き気がこみあげてくる。
「いまのが≪銃格闘≫。普通に耐えれるよね。HPもそこまで減っていないし」
「い、言われてみれば、そうだね……。一割も減少していないよ」
「じゃぁ≪銃衝術≫ね」
先ほどと同じ位置に魔銃を突き刺すとゴゥという謎の音と急激に後ろへ吹き飛ばされる感覚がし、ワタシは壁に身体半分を埋めることになった。
「今のが≪銃衝術≫。浴びてみるとわかるでしょ?」
「あぁ……。そういうことか。やはり、身体に覚えこませるのが一番近道みたいだね」
≪銃格闘≫は格闘に銃を用いるというだけで、根本は肉体を用いた戦闘技術のスキルということ。
≪銃衝術≫は魔銃に溜めたエネルギーを爆発させ、格闘という戦闘技術に魔銃のエネルギーを上乗せする魔法のスキルに近いということ。
この二点を理解する事ができたけれど、できるかどうかは練習あるのみだね。
その後ワタシは魔銃に魔力を流し込みつつ、格闘し、打撃が直撃する瞬間にスキルを放つという訓練を繰り返した。
「サツキ。もう夕方になります。赤は低活動状態になりますので、食事にでもしませんか?」
「あぁ。もうそんな時間なのか。赤感謝するよ」
「いえ。この程度はお安いです。ではまた明日、日が出る頃に」
そう言った赤は空気に溶け込むように消え、そこについさっきまでいたことが嘘のように存在を隠してしまった。
「少しリアルに戻ってきてもいいかい?」
「いいよ。食事の準備をしてるね」
「あぁ。すまない。すぐ帰るようにするよ」
ワタシは現実に一度帰還する。
「ふぅ……」
VRのゲームでここまで充実しているのはいつぶりだろうか。
旅行ゲームで世界中を歩き回っているのとも違うし、シューティングゲームで世界の猛者を相手取って戦うのとも違う。
小説家の名折れと言っては多少心が痛むが、説明に最適な言葉が見つからない。まぁそういうときもあるはずさ。
リクライディングしていた椅子のアームレストに外した専用端末を引っ掛け、身体を起こす。
ついでにリクライディングももとに戻し、立ち上がる。
「んっ。……ふぅ」
椅子から立ち上がった時には伸びをするようにしている。固まった全身がほぐれるような気がするからね。
さて食事にしようか。
現代の家にしてはワタシの家は古風であると言える。
自動調理機や、音声認識はほとんどない。
かといって家政婦がいるわけでもない。
ただ、自分の身体を動かして何かをするのが好きなだけなのだ。昔これをチェリーに言ったら未確認生物を見たかのような声を出されたことがあるね。良くも悪くも、対称的だね。
厨房まで歩いて、冷蔵庫を開けると、昨日炊いておいたお米と、これも昨日の残り物だが、高菜があった。
「おっ。たまにはいいかもね」
ふと思いついた料理を作るために閉めかけた冷蔵庫をもう一度覗く。
よかった。卵がちょうど2個残っていたね。
ワタシは卵を2個と白米、高菜で炒飯を作ることにした。
IHが主流になった現代でもガス火を用いている。
細かな火加減ができるからというわけではない。現代のIHでもそのくらいはできる。
ただ、火が好きなのだ。
安らぐと言ってもいい。
IHより心なしか美味しく感じる。
中華鍋の上に薄く油をひき、くるくると回し、馴染ませる。そして溶いた卵を一息に流し込み、すぐ白米を入れる。
無心で鍋を振りながら、胡椒や、塩で味を付けていく。今回は高菜を入れるから少し薄めの味にしておこう。
全体に火が通り、パラパラになってきた頃、高菜を加える。そしてすぐに胡麻油を足す。これがワタシ流。
気取って見たものの、実際はこの家に元々住んでいた祖母がそうやって作っていただけなんだけれどね。
そうして完成した炒飯を器に移し、スプーンでもくもくと食べる。
ワタシはこの時間も好きだ。
ふとした瞬間にアイデアが湧いてくることがあるからね。
でも今はアイデアよりも、<Imperial Of Egg>のことばかり考えてしまっているけれど。
さて、食べ終わったしすぐに戻ろうか。
次の執筆が始まったらなんだかんだ言って長時間遊べなくなりそうだから、今のうちにやることをやっておこう。
「すまない少し遅くなってしまった」
「大丈夫。あっ。そこの水取ってもらってもいい?」
「あぁ。はい」
戻って来てシャンプーに話しかけると調理が大詰めだったようで、とてもいい匂いがしている。ではこの食事を食べて、訓練に戻ろう。
早く魔銃の全てを知り尽くしたいものだよ。
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