死神ちゃんの巡遊
私の職業は・・・死神です
「はぇぇ!?しゅ、取材ぃ」
「はい、天国の住民たちからの要望で」
天国とは、この世で亡くなった者が生活する場所、そこは老人ホームのようなふわふわした場所らしい。
「はぁ、死者が死神に興味持つなんて」
「えーとそろそろ始めさせていただきます」
仕方なく取材を受ける。椅子に座って、目の前には巨大なカメラが置かれている。
「はい、死神さんの年齢は?」
いや、失礼でしょ
死神とは言え、一応女の子なんだけど
「えーと17歳です」
「死神さんって死者ですか?」
「いや、生きてますよ一応」
なんか、取り調べみたいだ。
「趣味とかってあります?」
「趣味ですか?うーん読書ぐらいですかね」
「読書?どんな系の本読むの?」
「ミステリーとかホラー系ですね」
「死神の仕事って具体的にどんななの?」
やっとましな質問がきた。
「この世で亡くなった者の体から魂を回収してあの世に持っていって指定の場所に納品します。その後は回収した魂の場所と個数、日数を記録して終了です」
「魂ってどういう風に回収するの?やっぱり鎌で」
「はい、鎌で体から浮かび出てきた魂を草刈りみたいな感じで刈り取ります」
「鎌っていうと、包丁みたいな刃がぐにゃぐにゃっとついてる仰々しい形なの?」
「えっ?違いますよ。ステンレス製の比較的軽い鎌を使ってます」
「ええっ!?それってどこで手に入れるの?」
「買いましたよ、冥界の通販で・・」
「通販!?えっ、死神の鎌って言う感じで販売されてるの!?」
「死神の職を持ってないと買えませんけど、まぁそんな感じです」
「えっとじゃあ、仕事中の服装は?死神らしく黒いマント?」
世間からの死神の印象ってこんななんだなぁ
「マントって言うよりコートに近いですね、ぼろぼろじゃないし可愛いのとかも着ます」
「へぇ~死神の仕事って昔のそれからずいぶん変わったんですね~」
昔ってなんだよ
「昔の事は分かんないですけど、今の死神はこういう事をしていますよ」
「そうですか、では質問は以上です。お疲れ様でした」
「あっ、はいありがとうございました」
そうして死神は部屋を後にした。
「はい、天国の住民たちからの要望で」
天国とは、この世で亡くなった者が生活する場所、そこは老人ホームのようなふわふわした場所らしい。
「はぁ、死者が死神に興味持つなんて」
「えーとそろそろ始めさせていただきます」
仕方なく取材を受ける。椅子に座って、目の前には巨大なカメラが置かれている。
「はい、死神さんの年齢は?」
いや、失礼でしょ
死神とは言え、一応女の子なんだけど
「えーと17歳です」
「死神さんって死者ですか?」
「いや、生きてますよ一応」
なんか、取り調べみたいだ。
「趣味とかってあります?」
「趣味ですか?うーん読書ぐらいですかね」
「読書?どんな系の本読むの?」
「ミステリーとかホラー系ですね」
「死神の仕事って具体的にどんななの?」
やっとましな質問がきた。
「この世で亡くなった者の体から魂を回収してあの世に持っていって指定の場所に納品します。その後は回収した魂の場所と個数、日数を記録して終了です」
「魂ってどういう風に回収するの?やっぱり鎌で」
「はい、鎌で体から浮かび出てきた魂を草刈りみたいな感じで刈り取ります」
「鎌っていうと、包丁みたいな刃がぐにゃぐにゃっとついてる仰々しい形なの?」
「えっ?違いますよ。ステンレス製の比較的軽い鎌を使ってます」
「ええっ!?それってどこで手に入れるの?」
「買いましたよ、冥界の通販で・・」
「通販!?えっ、死神の鎌って言う感じで販売されてるの!?」
「死神の職を持ってないと買えませんけど、まぁそんな感じです」
「えっとじゃあ、仕事中の服装は?死神らしく黒いマント?」
世間からの死神の印象ってこんななんだなぁ
「マントって言うよりコートに近いですね、ぼろぼろじゃないし可愛いのとかも着ます」
「へぇ~死神の仕事って昔のそれからずいぶん変わったんですね~」
昔ってなんだよ
「昔の事は分かんないですけど、今の死神はこういう事をしていますよ」
「そうですか、では質問は以上です。お疲れ様でした」
「あっ、はいありがとうございました」
そうして死神は部屋を後にした。
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