転生したら俺は魔王!?

壊幽

1話 俺が……魔王!?

「魔王様ご命令を!」
ん?ここは、どこ?

                         [10分前]
俺は、高田  義一      (たかだ  よしいち)
会社員だ今日も楽しく通勤中!
って言いたい所だがブラック会社に働いてる
とりあえずしんどい……
そんなことを思ってると信号が青になった

信号を渡ると猛スピードで車が突っ込んできた
逃げる余裕もなく俺は、車に引かれ死んでしまった




ん?目が動く?
そうかここは、天国か?それとも地獄か?
「魔王様ご命令を!」
ん?ここは、どこ?
「魔王様!魔王様!」
これって俺のことか?
だが意識が遠退いていていく俺は、また倒れた




今度こそ死んだかのか?と思いながら頭をあげる
あれ~?生きてる
なんだこの手、なんだこの体、鎧か?
おかしい何がおかしい

鏡らしきものがあったそれを見ると
「ええええええええええええええええええ!」
思わず大発狂
ゲームのラスボス見たいな顔面をしていた
すると護衛らしきものが
「魔王様!目が覚めたんですね!」
まだ、状況が掴めないだがここは、乗るしかない!
「ああ、目が覚めたよ」
「良かった~急に倒れてどうされたんですか?」
「急にめまいがしてな」
魔王にめまいが起こるのか知らないけど

「勇者たちが攻めこんでくると言うのに魔王様が死んでは、ここまでの苦労が水の泡ですよ」
「そうかすまない」
「ん?勇者?」
「はい、勇者」
訳がわからない勇者?前の魔王何かしたのか?人を殺めたりしたのか?
「どうしたんですか?記憶喪失でもしたんですか?はは、なーんてね」

は!? 
「実は、そうなのだよ記憶喪失になってしまったんだ」
「ええええええええええええええええええ!」
「それでは、私の名前も……」
「覚えていない(キッパリ)」
「そんなキッパリ言われてもー!!」
「で名前は?」
「私は、あなたの第二秘書リッチです」
どおりでガイコツな、分けか
「そしてあなたは、この国の魔王サタン様です!」 
………………………………………………………………………………
「あれ?反応薄いですね」
「まあ、魔王、魔王言われてたからなんとなくわかってた」
「ん?記憶喪失なのにですか?」 
「ぐっ、多少覚えているのだ」

「それにさっき勇者と言ったか」
「俺は、勇者と和解することに決めた」
「!?和解ですか?それだけはだめです!」
「やっぱり人を殺めたりしたのか?」
「いえ、記憶をなくす魔王様は、殺したりするのが大嫌いでした、人を殺めたりしては、いません」 
「だったら!」 



「魔王様は、勇者の仲間の女冒険者の下着をなん着か盗んでしまったのです」
「和解所の問題じゃねえな」

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