学校に通うハッカーは好きな人を救うために世界を変えるらしいです。

個性的

第11話

「わかった。きて良いよ。親もいないし。」


「ありがとう。30分後にそっちに行くから。」


「了解。」


それから30分が経った。


ピンポーンとチャイムが鳴った。


「おう光。大丈夫か?」


「うん。大丈夫だから早く上げてくれない。」


「わかった。」


とにかく今はまず家に上げて事情を聞いた方が良さそうだな。


「まあとにかくなんで家出したの?」


「最近どこにも場所がなくてつい。」


俺はあることを感じた。


今までのことがあってもそれは光の家とは関係ないことだ。


「なあ光。最近家でも何かあるのか?」


「えっなんで?」


「いやなんかなんとなく。」


すると光は顔を下に向け話した。


「じつは…親が今かなりやばいの。」


「やばいってどうゆうふうに。」


「最近かなり喧嘩がすごくてうちの喧嘩かなりやばいでしょ。」


俺は昔の事を思い出した。


前に光の家に泊まった時に光の親が喧嘩しているのを聞いた事ことだ。


あそこの喧嘩はかなり凄く余裕で手が出るぐらいの喧嘩だ。


その事を思い出すとどうしてもすぐに忘れてしまいたいぐらいだ。


そして俺は話した。


「ああ。あの2人かなりやばいよね。でもまあ今はここにいて良いからさ。少し様子見よう。」


「ありがとう」


凄く嬉しかった。


そう思っていると


「ぐう〜」


とお腹が空いた。


「もしかして檜山くんお腹すいた?」


「ああまあな。」


最近ハッキングだなんだでろくに飯を食べてなかった。


すると光は


「何か作ろうか?」


と言ってくれた。


「ありがとう。お言葉に甘えさせていただくよ。」


その間俺は何か忘れてることとか確認することがないか考えた。


そしてある事を思い出した。


それは職場体験の件だ。


そういえば学校からそれについての通知が来るはずだ。


確認しようと思い俺はカバンの中を見た。


そして見ると行くことについての説明の紙があった。


俺は行けることになった。


まずは何とかなったが問題は次だな。


どこに告発できる情報があるかリークしとかないといけない。


そんなことを考えてると


「檜山くん料理できたよ。」


光の声が聞こえた。


「ああわかった。すぐに行くよ。」


俺はそう言って光のところに向かった。

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