学校に通うハッカーは好きな人を救うために世界を変えるらしいです。

個性的

第10話

さてどうするか。


そう考えながらパソコンを開いた。


俺はあることを思い出した。


それは俺がパソコンでここまでのことができるようになった理由だ。


それは1人だからかもしれない。


俺には光がいるが実は他に友達は主にいない。


俺が桜木と中学で出会ったがハッカーをしてたのは早いが主に小学生の頃だ。


その頃の俺はべつに誰もいなかった。


いじめもなく友達もなく。


ある意味本当の孤独かもしれない。


俺はこの世界を変えられたらと思うようになっていった。


そんなある時、俺はパソコンを手に入れた。   


俺はもともと親が習い事の一環でパソコン教室に通っていたがセンスがありすぐにホームページなどは簡単に作れるようになった。


パソコンが得意だったがそれまでは教室と親のパソコンを使っていたため目立つことは出来なかった。


だが俺は少4の時、小1の時から貯めたお年玉などを使い、パソコンを買った。


そのパソコンを手に入れるや否や毎日のようにいろんなことをした。


ただこの頃はある程度の知識があるがハッキングできる知識とかはないため、いろん法に引っかかるまでのことはできなかった。



しかしある時、裏サイトとかを見たりして俺はハッキングの技術を手に入れた。


その時、ハッキングがしたかった俺は自分でプログラムしたAIとハッキングできるかできないかのゲームをしていた。


しかし中学に行くとAIなんか相手にならないが退屈で飽き足らず、俺は銀行や企業などを狙うようになった。


その頃に大手の銀行のデータを改ざんしまくり、パニックにさせたり会社倒産させたりしていた。


倒産は世界的な大手は無理でも日本のトップレベルのセキュリティぐらいならなんとかできるぐらいの腕前だった。 


そしてその頃に光に出会った。


光は俺によく近づいていた。


しかし俺は孤独だから近づいてきた光に反抗的な態度を取ってしまった。


「向こうに行けよ!」


「やだよ。やーだー。」


だがもしかしたらその頃から興味を持っていたのかもしれない。


そして俺が心を開いたのがあの修学旅行だった。


まあその頃から俺は自分の行動について悩むようになりハッカーの仕事を少し減らした。


その頃には光と仲良くなり遊びに行ったり中3だったから受験とかもあり忙しかったのもある。


しかし当時の俺は進学などどうでも良かった。


だが光がその時俺を同じ高校に行かないか誘ってくれたから園山龍山高校に行こうと決意した。


そして高校に行き、俺はハッキングをやめた。


まあ簡単に言うとこんな感じかな。


そのように過去を振り返るとブーブーとメールの着信が来た。


それは光のものだった。


メールの内容はこうだった。


「わたしちょっと家出したのだから少し泊めてくれないか?」


何!


俺はびっくりした。


なんで光は家出した?


僕はどうすれば良い?


泊めてあげるべきか?


俺は考えた結果をメールに打った。






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