学校に通うハッカーは好きな人を救うために世界を変えるらしいです。

個性的

第3話

日曜日0時 


まず俺は、園山の会社のパソコンにウイルスを入れた。


その数200弱。


多いかもしれないがこれぐらいじゃないと1日じゃ間に合わない可能性がある。


それで急いでウイルスをばら撒いた。


無我夢中でパソコンに集中した。


その手にはマメがたくさんできるぐらいに打てるだけ打ち体の悲鳴にも気付かずに。


そしてなんとか100ぐらいのウイルスは成功した。


「はあ…はあ…よしこれで100だな、えーっと今は…」


俺は時計を見た。


今回の作戦では、100を打つのに1時間ぐらいだと予想してもし長引くならもう少し調整したりしようとも考えていた。


しかしその時、時計を見ると1時45分だった。


「えっ!」


本当にまずい状態だった。


予定とはかなり違うだけでなく集中し過ぎたためになかなか気づくことができずにいたため時計を見たときに遅いと言うことに気づいた。


まじでこのままだと間に合わない。


しかも1時45分では調整の目処も立たない。


しかも仮に間に合わないなら証拠が手に入らない可能性がある。


「どうする…どうする…?」


そう考えていたら


「ゲホッ…ゲホッゲホッ」


咳をした。


そういえば俺はここ最近準備に集中し過ぎたため水も飲んでいなかった。


「少し水を飲んで落ち着くか。」


俺はキッチンに行き、水を飲んだ。


ゴクッゴクッゴクッと水が喉を通って自分を癒し潤してくれる。


「ふう…なんとか生き返った。」


「しかしどうするかな?」 


そう思いながらしたを見ると床に水がこぼれていた。


俺は急いで飲んだため水をこぼしていた。


「あーやってしまったな。拭いとかないとな。」


そう思っていたら手についてた水が床に落ちるのを見た。


「っ…これだ!」


その時俺はある作戦を思いついた。


その時は1時50分。


かなり危ない状態だ。


だが俺はその作戦を急いで決行した。


もうこれしかなかったためである。


俺は急いで残りの時間集中した。


「5…4…3…2…1…」


そして2時になった。


結果はわからない。


あとは24時間後に様子を見ようと考えている。


「はあ…はあ…なんとかやったか。」


俺はベッドへ倒れた。


今回のため、準備などもかなりの時間をかけてパソコンに向かっていたため目や体力とかもかなり限界だった。


さてとどうしようかな?


そう考えながら俺は携帯を開けてみると光からのメールが来ていた。


「ねえ檜山くんひさしぶりだね。実は土曜日暇なら一緒に遊びに行きたいなと思うんだけどどう?」


俺は返答した。


「いいよ。9時にいつもの駅で。」


俺たちは駅で通学していたためいつものといえば伝わっていた。


俺はドキドキしながら考えていた。


遊びに行くなんて久しぶりすぎたもんで。


どんなことをすれば良いんだ?


どこに行けば良いんだ?


遊園地?ゲームセンター?ファミレス?


疲れていたため寝て考えてもよかったのについつい考えてしまい眠ってしまっていた。


「ふぁ…寝てたのか?今何時?」


見てみるとその時は8時だった。


「えっ!やばい!まじでやばい!あいつは怒るとまじでやばいから。」


「まずは服をきて、お金はこれぐらいで、口臭はと。」


俺は急いで支度して、駅に向かった。


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