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ある日突然、ぼっちだった俺に学校一美少女の主ができました。

ながしょー

第3話 俺の彼女がいろいろな意味でヤバすぎる!

ある日の休み時間のことだった。
真涼がいつも通り、俺のクラスへと足を運んで来た。
相変わらずだが、さすが学校一の美少女である。
彼女の後ろには複数の男子がついてきている。
――お前ら……金魚のフンか?
一方で俺はぼっちなため毎回のように1人で机に突っ伏していた――まぁ、俗に言う寝たフリである。


「中村裕翔いるかしら?」


「いませーん」


「なら……このノート……」


「間違えました。います」


どうやっても逆らえない。
もう自分自身が情けなくて……死にたい。


「死にたいなら死ね」


「お前……俺の心を読んだうえにそれはないだろ……」


真涼の目が本気だった。本当に酷い女だぜ!


「それはひとまず置いといて……そろそろ田村先生の依頼を果たしましょう」


「依頼ね……」


たしかだったが、俺の腐った何かを治してくれとかなんとかだったような。
正直なところ覚えてない。


「たしか……腐った目を潰してほしい……だったわね」


「いやいや、それは違うでしょ?!」


覚えてなくても分かる!先生がそんな依頼をするはずがない!……というか、常識的に分かりますよね真涼さん?


「さっそく殺りましょう」


「なんか今……やりましょうの発音がおかしかったような……」


俺は恐怖のあまり教室を猛ダッシュで飛び出した。


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「あの女ヤバいっすよ!」


俺が猛ダッシュで飛び出して向かった場所はもちろん田村先生のところだった。
職員室でお茶を飲んでいた田村先生は俺が現れた瞬間、なぜか吹き出した。


「ど、どうした?」


なぜそこまで動揺しているのか分からないが、とりあえず今まであったことを全て打ち明けた。


「そうか……」


俺の話を最後まで聞き終えた後、田村先生はコクコクと頷きながら、顎に手を添え、何かを考えるしぐさをとった。


「分かった。花澤真涼には私からひと言伝えておこう」


「お願いします。本当に俺の命がかかっているので」


その後、ちょうど予鈴が鳴ったため俺は職員室を出て教室に戻った。


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昼休み。
再び真涼が俺のクラスに顔を出してきた。


「先ほどはごめんなさい」


「お、おう……」


――やけに素直だな…。田村先生に怒られたのか?


「私って、本当にバカね」


「そんなことはないと思うが……」


――田村先生言い過ぎたんじゃないスか?


「それではさっそくあなたの腐った目を叩き潰しましょう」


「何にも変わってないな?!」


ただ叩くを足しただけじゃないか。
一体、田村先生はなんて言ったのだろうか。


「田村先生からはもっと他の表現をしなさいって」


「それでなぜ俺の目を叩き潰すことになるのですかね?!」


まったく……。
田村先生には後で報告しなければ。

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