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転生貴族の異世界生活

shota

魔族との戦い

ラースとフラウドが対峙するなか、結界の外に怪しい人影があった。

「フラウドはあの人間相手にどこまでできるでしょうかね。」

――

「はぁっ......!」

まず先手をうったのはフラウドだ。
剣を横なぎにして斬りかかってくる。
俺はそれを跳んで避け、刀で首を狙い斬りかかる。
フラウドは結界で斬撃を止めようとするが、この刀には絶対切断がついている。結界は軽く切り裂かれる。

「何!?」

フラウドは動揺を見せたが身を屈めて斬撃を躱し、後ろに跳んで距離をとる。

「その剣は危険だな。魔剣か?」

「いや、違うな。これには能力はついているが魔法を付与している訳じゃない。」

「どういうことだ?・・・まあいい、要はその剣に触らなければいいのだな。」

フラウドは剣を鞘に納める。

「中級水魔法  ウォーターランス!」

「剣がダメなら魔法でか...。他の戦いならその選択は正解だろうが、俺には剣か魔法かなんてあまり変わらないからな。」

ラースも同じく刀を納め、右手を前に出す。

スキル《魔力吸収》

俺がスキルを使うとフラウドの魔法は右手に吸い込まれ、消えた。

「なっ!?お前何をした?」

「俺のスキルだよ。単純に魔力を吸収するだけのな。」

「そんなスキル聞いた事がないぞ...。」

「そりゃないだろうな。俺が創ったんだから。」

「創っただと?そんなこと人間に出来るわけないだろ。」

「俺には出来るんだよ。スキルだって魔法だって物だって創れる。」

「......聞いてないぞ!こんなやつがいるなんて!」

「もう終わりにしようか。」

「いや、まだだ!こんな所で使うことになるとは思っていなかったが、これを使えば勝てるはずだ。」

フラウドは赤い液体が入った小瓶を取り出した。

「なんだ?それは。」

「これは邪神様の血だ。これを魔族が飲めば通常の100倍以上の力を手に入れられる。」

なるほどね。ドーピングってことか。

フラウドは小瓶の液体を一気に飲み干した。

「グアアッ!!」

フラウドが一瞬苦しそうな顔をしたがすぐに元に戻った・・・・・・いや、戻ってないな。

フラウドの目は真っ赤に染まり、羽が生え、悪魔のような姿になった。

魔族とはいえ元の姿は人間と同じだ。
その光景は目を瞑りたくなるものだった。

『ハハハ...フハハハハ!これだ!この力だ!これならお前を倒し、この国を滅ぼすことも出来るだろう!』

「チッ、こりゃまずいな。軽く本気を出せば勝てるが、その余波で国が滅ぶ...。」

『さあ、 仕切り直して第2回戦といこうじゃないか!』





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