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転生貴族の異世界生活

shota

魔法テスト(2)

「よし、次は俺だな。」

1番目の人のレベルに合わせたら舐められるかなと思ったから、ちょっと強めにやろう。

「では、始め!」

最初と同様に10個の的がいっせいに出てきた。魔法名なんて言わなくても魔法は撃てるが今回は言おうかな。

「中級炎魔法ファイアーランス。」

俺の周りに2、3メートルくらいの炎の槍が10本現れる。

「おい、あいつ今詠唱したか!?」

詠唱・・・?あー、あのダサいやつ?あんなの意味なくない?
まぁいいや。

周りの声など関係なく魔法を放つ。

【ドゴッ!!】

短い爆発音とともに地面がえぐれる。
すると一瞬遅れて、

【パリン!】

ガラスが割れたような音がした。

ん?なんの音だ?

さらに一瞬遅れて、

「おい!結界が割れたぞ!すぐに張りなおせ!」

何やら騒ぎながら先生が飛び出していった。

なんだ結界か・・・・・・ん?結界?

生徒がザワつくなか、2人分の冷たい視線が俺に突き刺さる・・・。あっち向いたら殺される・・・!

どうしよう・・・またやらかした。

結界・・・そうか!結界なら自分で張りなおせるじゃないか!

《スキル   結界》

俺の魔法でも簡単には壊れない強度にしておこう。暇つぶしに森に行ったときに創っといて良かった。
これで一件落着・・・「おい!誰だ!今結界を張ったのは!」・・・とはならないよな。やっぱり。まぁそりゃすぐバレるよな。

なんでバレたかって?そりゃあ元々張ってあった結界が魔力で作ったもので、俺が張った結界がスキルだったからだ。

魔力で作った結界からは魔力を感じとれるが、スキルで作った結界は魔力を使ってないから、魔力を感じとれない。おまけに、スキルの結界を使える人は少ない。この学校の関係者にそのスキルを使える人がいなかったから、即効でバレたってわけだ。

ならなんでスキルの結界を使ったかって話になるが、俺は別にスキルの結界しか使えないわけではない。単純にスキルの方が性能がいいからだ。

まず、魔力で作った結界は一時的なものでしかなく、維持するためには常に魔力を流し続けなければならない。それに加え、純粋な魔力を使った魔法などの攻撃でなければ防ぐことが出来ない。

一方、スキルの結界は魔力を使ってないので壊されるか自分で解除しない限り永久的に維持出来る。

そんなわけでスキルの結界を使ったんだけど・・・余計に騒がしくなったな。

まぁ正直に名乗り出るのが一番いいよな。

「「はい。俺が張りました。」」

ん?今俺以外にもう1人返事したか?

すると、俺の横を誰かが通り過ぎたと思ったら、先生の前に生徒が立っていた。



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