男女比が異常な異世界で最強になった俺は前世の夢を追い続ける

音感あっきー

2章。コロウの記憶2。

人生は変わる。
例えどんなに人から嫌われようとも自分を認めてくれる人と出会い、人生が変わった。
俺の場合は人ではなく狼と犬と猫だったんだが。
唐突に人生という物は変わるのだ。
それは、本当に唐突に。
1ヶ月前、人生がまた変わった。
俺とワンとニャン、そしてキングウルフは狩りに出ていた。
食料探しの為だ。
皆で魔物を狩り、そして住処へと戻り寝る。
皆が寝静まった時、住処を襲われた。
初めは何が何だか分からなかった。
気付いた時には大量のブラッドウルフが住処に入り込んでいた。
キングウルフは大きな声で吠えた。
それと同時に何体ものブラッドウルフは気を失う。
格が違うのだ。
だが、倒れないブラッドウルフもいた。
俺は戦おうとしたが、キングウルフによって止められた。
長年一緒にいたからわかった。
「逃げろ」
その言葉を直感的に察した。
ワンとニャンも同じだったらしい。
キングウルフなら大丈夫だと思い俺達は逃げ出した。
躊躇うことなどなかった。
キングウルフはブラッドウルフ何かに負けるような相手じゃなかった。
そのはずだった。
だが、一段落して戻った住処には大量の蛆虫とむさ苦しい血の匂いと腐った肉の匂いがあった。
その蛆虫はある一体の動物のような物に集中的に集まり、身を覆って分解していた。
その蛆虫の塊からポトリと何かが落ちた。
俺達は驚愕した。
「嘘だろ…。この目って……」
ポトリと落ちたそれは間違いなくキングウルフの眼球そのものであった。





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