男女比が異常な異世界で最強になった俺は前世の夢を追い続ける

音感あっきー

2章。悪魔→敵

「ん?何か凄い霧だな、ウルフも全滅したっぽいよ?」

『誰かがやったみたいですね……この反応はどこかで……』

神速でラーラ達のいる現地へと進むも霧が濃過ぎて前が良く見えない為、瞬足までスピードを落とした俺はどこか覚えのある魔力を察知していた。

「何がなんだかよく分からな……」

ちゅん!

突如として紅い閃光が右頬を擦り、肌を焼き嫌な匂いがした。
そして、少し経って痛みが現れる。

「え……?うわ、痛えええ」

『レイン様!目を瞑ってはいけません、避けて下さい!私も魔法防御力を上げますから!』

ちゅん!
ちゅんちゅん!

「ちょいちょいちょい!そんな事言われても霧が濃過ぎて紅いのが一瞬見えたと思ったら……痛っ!!てか、速過ぎ!!神速並みじゃん!!」

『魔力を感じて避けて下さ……これエグいですね』

ちゅん!ちゅちゅちゅん!

「えええええ!ちょっと待っ……うわっ危なっ!ちょ、ちょい!!?」

ちゅちゅちゅちゅちゅん!!!

「うわわああ、ヤバイヤバイ、防御魔法鉄壁シールド!」

俺は大量に来る紅い閃光を避ける事を諦め防御魔法に頼る事で回避しようとする。
俺の目の前には分厚い鉄の壁の様な物が現れ、閃光に備える。

ぷしゅしゅしゅしゅん。

「……は?何か壁を貫通してるんだけど」

目の前の壁には小さな穴がいくつも空いている。
そして、その壁側にいた俺にも被害があるようだ。
怪我ではなかった。
服が知らぬ間にボロボロになっていた。

『間に合いました。レイン様の防御力を上げると同時に火傷耐性をMaxにしました』

(服の防御力も上げれたら100点満点だったんだどな)

ちゅんちゅんちゅん!

ぷすー。

「ねえ、もう当たっても痛くないんだけど服が……」

『ワイルドでいい感じですよ』

「いやいや、そういう事じゃないんだよ!」

『そんな事よりレイン様。先程の攻撃には悪魔の力が宿っていました』

「え、何それ、悪の手と何か関係ありそう」

『残念ですがありません。レイン様が神様から加護を受けている様に、悪魔からの加護を受けている人もいるのです。加護を受けると簡単に言えば超越した力を得られますね』

「えええ……絶対そんなの物語的に敵じゃん」

『案外そうではないかもしれないですよ、知りませんが』



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