男女比が異常な異世界で最強になった俺は前世の夢を追い続ける

音感あっきー

2章。ウルフ狩りのコロウ。

「即効性の狂犬病みたいな奴!?それヤバイじゃん!」

『はい、先程ラーラ様がウルフに噛まれた時に唾液などが血液に入り込んでいたとしたらマズイです。今すぐ回復魔法をかけ直しましょう』

「うん、急ぐ急ぐ!ここは山頂付近だから皆の所までは大体3分あれば着くかな…神速!」

ぴゅん!





「魔物が攻めて来たらしいぞ!何人かはもう怪我を追ったらしい!1番後ろで整列してる奴らが戦ってる!俺たちも……え……」

イビルは冷や汗を浮かべ、そう王女三姉妹、アーニャに伝える。
だが最後には言葉詰まってしまった。
暴れ回るラーラを押さえつけるルーラとローラ。
沢山の水の入った水筒を抱えているアーニャ。

「こ、こんな時に何しているのですか!!」

「イビル!ラーラがおかしいの!」

泣きそうな顔でそう言うアーニャ。
その声には頼れるレインがいない事を奴当たる様な感情が現れている様に感じる。

「で、でも今は皆を魔物から守らないと!!」

「でも……」

どかああああん!!!!!!
どごおおおおおおおおん!!!!!!
すぎゃぁぁぁん!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
バシャァァァン!!!!

「「「「!?」」」」

突如として生徒達が整列している方から物凄い轟音が響く。
そして、ものすごい量の煙……いや水蒸気が発生して霧に囲まれた様な状況になった。

「何が起こってるのよ!!」
「知らないよ!でも、何かヤバそうだよ!」
「レイン君、早く来て!!」

緊張状態が極限まで極まり、それぞれがもはや冷静な判断ができなくなっていた。
そして、その緊張状態を裂くように荒々しく力強く尖った大きな声が響く。

「くそ、何だったんだよこいつら!この程度の量の雑魚ウルフじゃ敵討ちにもならねえよ」

霧の中には3人の人影。
2人は王女三姉妹と同じくらいの背丈。
もう1人は見るからに屈強で大人と言えるくらいの身長だ。
少しずつ霧が晴れてその姿がハッキリとしてくる。
そして、ルーラは1番初めにその正体が誰かを知った。
銀髪。顔には大きな傷。鋭い眼つき。

「Aランク冒険者……ウルフ狩りのコロウ」

コロウの鋭い眼つきは押さえつけられ苦しそうに暴れようとしているラーラへと向けられた。





お気に入り200行きました。
とっても嬉しいです。
2章長いと思っている方がいるかと思います。
そうです、自分が思っている以上に長いんです。
でもこの遠足編が終わり次第、3章突入ですので、よろしくお願いします!

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コメント

  • 前原魅音

    大学生おつかれ様です。
    体調にはお気をつけて、
    無理せずに更新して下さい。
    人気投票をコメント欄でやりたいです
    応援してます!

    2
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