男女比が異常な異世界で最強になった俺は前世の夢を追い続ける

音感あっきー

2章。こんな吸引力の掃除機がある訳がない。

「あー、ええっと、皆、生徒達の所に戻ってくれ、ここは俺1人でどうにかするから」

俺は冷や汗を浮かべながらそう言う。
生徒達の方はある程度人数がいるからどうにでもなる。
でも俺がいるからと言って今、この王女三姉妹達がここに居て安全という事は無い。
理由は敵の数が多過ぎるからだ。
勿論、全部一瞬で消し去る事は容易いだろうが、王女三姉妹を巻き込んでしまうかもしれない。

「だ、ダメよ!レイン君を置いていけない!」

ラーラはそう噛まれた腕を抑えながら言う。
治ったのに何で腕を抑えてるんだ…?

「ラーラ、ダメですわ、私達では足手まといなんです」

ルーラは冷静な判断をした結果なのか分からないが、俺の目を真っ直ぐに見てそう言った。
そして俺はそれに対して軽く頷いた。

「ほら、ラーラ行きますわよ、レイン君がやられる訳がありませんわ」

ローラはそう言ってラーラの服の裾を掴み引っ張る。
そして、ラーラ達三姉妹は渋々、生徒達の元へと向かって行った。

「よし。行ったな」

『レイン様、山の頂上の方にボスらしきウルフがいます』

「うん、気づいてる。流石にアレが降りてきたらマズいだろうなぁ」

『取り敢えず、この場所からやっちゃいましょうか』

「うん」

俺は右手を前に突き出す。
想像するのは暗黒魔法ブラックゾーン。
でも今回は一気に片付けるために……

「暗黒魔法、激弱ブラックホール」

右手から真っ黒なとても小さな玉が1つ出る。

「まだだよ〜まだだよ〜、今!」

どっ!!
ずぎゅううううううん!!!!!

一瞬、小さな玉が真っ白に光り、爆風の様な物が同時に出てきたが、直ぐにその爆風は風向きを玉に吸い込まれる方に変えた。
玉の周りは空間が歪み辺りにある木や砂、岩、ウルフ、そして地面さえも形を変えて吸い込まれていく。
まぁ光が曲がって形が変わってる様に見えているんだけど。

「ちょ、ちょいちょい、強過ぎ強過ぎ!俺も引き込まれるじゃん」

『地面剥がれてきてますよ、それにウルフはもうほぼ吸い込まれました、どこぞかの吸引力に自信がある掃除機より凄いじゃないですか』

「今、そう言うのいいから!!解除!」

玉は綺麗さっぱり消えた。
ついでに辺りの木々も消えた。

「ふぅ、終わった終わった…ラーラ達も無事、生徒達と合流できたみたいだ、イビルとアーニャも大丈夫そう」

『頂上に行きましょうか』

「うん、神速」

ぴゅん!





大学生って疲れますね。
更新頻度落ちていますが、更新はするのでよろしくお願いします。
GW中は頑張って連続更新をしていこうと思います。
(ただし、有言実行するとは言ってない)

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