男女比が異常な異世界で最強になった俺は前世の夢を追い続ける

音感あっきー

2章。平民もどき。

日が沈み暗くなってきた頃、それぞれのグループはバトルビーの狩りを終わらせて野営の準備に入っていた。
8グループ程、グループ内のFクラスの人達が怪我をしたらしいが、大した怪我ではなかったらしい。

「レイン君、バトルビーが沢山取れましたわ、初めての狩りにしては皆、上出来だと思いますわ」

ラーラは両手にバトルビーを持ちながら近づいてくる。
……よく持てるな、そんなの。
てか、バトルビーってこんなんだったのか。
俺が近寄ると全部逃げちゃうらしいから見た事なかったんだよ。
そして、不味いらしいからな……。

「お、おう。それ、食べるのか?」

「当たり前ですわ」

「……あぁ、そう」

「レイン君も早く食べますわよ」

ラーラは俺にそう促した。
周りをよく見てみると、所々、焚き火の明かりが見え始めている。
そして偶に、焦げたような余りよろしく無い変な匂いがした。
絶対、この蜂を焼いた匂いだ。
そんな事を思っていると後ろからいきなり声をかけられた。

「れ、レイン君!私、焼いておいたの、食べて」

アーニャだった。
そして、アーニャの右手にはバトルビーの顔を串刺しにして焼かれたであろう真っ黒な物があった。
別に焦げていると言っているわけではない。
ただ、俺にはこれが暗黒物質にしか見えない。

「あ……ええっと……俺、余りお腹が空いてなくて……イビルが欲しそうだからイビルにあげたらどうかな……?」

「えっ……うん」

あちゃー、少し悲しそうな顔しちゃったよ、まぁでもこういう時にイビルは使えるな。
うん。

「僕が貰っても良いんですか!?」

「……うん」

「ありがとう!喜んで頂くよ!」

ぱくっ。

ぱくっ。

ぱくっ。

無言で食べ続けるイビル。

「……どうですか?」

「うん、美味しいよ!」

いや、無いな。
あの顔は、美味しくは無いけど不味いという程でも無い。
だが、不味いと思うと不味いと思えてきそうだから美味しいと言った。
そんな雰囲気だ。
まぁ、アーニャに好かれたいという思いもプラスされてると思うが。

「レイン君、私の食べて下さいます?」

次はラーラか……。
悪いがラーラ。
俺は虫を食べるなんてゴメンだ。

「あー……そういや、俺、キングザリガニーを各グループに一匹ずつ狩ってきたんだよ、それを食べないか?皆、バトルビーは余り食べたく無いだろうし……」

「レイン君、バトルビーは平民の大切な食料の一種ですわ。余りその様な言い方はしない方がいいと思いますわ」

「えっ!そうなの!?」

「え、知らなかったのですか?でも、レイン君は平民……レイン君は平民もどきでしたわね」

「……食べはしないけど、今後さっきみたいな言い方は止めるよ」

「ええ、それが1番ですわ。……それより、キングザリガニーがあると言いましたわね?」

「え、あぁ」

ドスン。

収納魔法から出てきたのはキングザリガニー。
ドスンという音と共に近くにいた纏め係メンバー、その他のグループの目はコチラに向いた。
そして、皆、驚いた表情をしている。
その表情の中にはまるで素晴らしい獲物を見つけたかの様な、そんな表情も感じ取れた。

「……ええっと、各グループに一体ずつあるよ?」

「「「「やったああああああああ!!!!!」」」」

まるで宴の様な雰囲気になってしまった遠足1日目の野営。
先程、バトルビーを拒否したが為に少し悲しそうな顔をしていたアーニャの顔には何となく惚れ直した的な雰囲気が漂い、イビルの顔には、ぐぬぬと言わんばかりの表情に美味しいものが食べれるという幸せを噛みしめるかのような何とも言い難い雰囲気を醸し出していた。




作者でーす。
最近、読者さんが増えてきました。
とっても嬉しいです。
そして、お詫びしたい事と質問回答がいくつかあります。

まずお詫びしたい事から。
ここまで読んでくれた方は何となく分かると思うのですが、最初程、男女比異質要素少なくね?というのと2章の文章、途中手抜きじゃね?というのと、今回の遠足に関して、人数関係適当じゃね?という事をお詫びしたいです。
まぁ、手抜きなのに関しては最近気をつけているつもりです。
出来る限り、会話以外のレインの感情を詳しく書くようにしました。
男女比異質要素はもう少しネタを見つけてみる事にします。
人数関係は作者が数弱である為、今の今まで気がつきませんでした。
生徒600人で纏め役が6人いて、10人グループが60個までは良いのですが、それを纏め役一人一人が統括しているとなると、生徒数は606人という事になってしまいますね。
まぁ直すのはちょっと面倒いんで許してください。

質問回答コーナー!

最近、コメントも増えてきて嬉しいです!
コメント覧にて、感想や疑問などを募集してるんでどうぞ気軽に。
ただコメントを書く際は世間一般的なマナーを守りましょうねっ
ではでは、最近あった質問に答えます!

「ちょっと前に契約した白竜はどこに行ったんや!!!」

はい!これですね!
作者は決して白竜の存在を忘れてしまった訳では無いので安心して下さい!
まだ暫く出番はないんじゃ無いかなぁ。
少なくともレインが学園を卒業するまでは。
ただ、白竜は後々、良い味を出してくるので是非現れるのを楽しみにしていて下さいなっ!

以上です!
疑問等受け付けています!
コメントにてどうぞ!

あ、矛盾してる点は多々あるので温かすぎる目で見てくださいね笑
作者でしたー!




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