異世界転生で吸血鬼になった俺

山猫

第2話〜吸血鬼生〜

「、、、ん?」
俺は扉を開けたがそこには真っ黒な空間が広がるだけだった
「何もねぇじゃん、、、」
そう言いつつも俺は足を踏み入れようとした
瞬間ー
目の前に炎の階段が螺旋状に広がっていった
「、、、ここを登れってことか?」
俺はその螺旋状に続く炎の階段を歩いていった
歩いて、歩いて、歩いて、
ようやくたどり着いた
その途端ー
目の前の空間が真っ白になった
「うわっ!」
眩しくて目が開けられずしばらく経って目を開けた 
すると目の前に白い髭を生やし、頭に王冠的な何かが乗っかって さらによくアニメで出てきそうな杖を持っている
僕が無言を貫いているとその人が口を開いた
「ふぉっふぉっふぉっ、お主は如月正義じゃな?」
「あ、、、はいそうです」
「わしは神様じゃ 今からそなたのステータスを刻む」
「分かりました 、、、でどうやって刻むんですか?」
「簡単じゃ ステータスが書かれた紙をそなたに譲渡するだけじゃ」
「はぁ、、、凄く簡単ですね、、、」
「それじゃわたすぞい」
そう言われて僕は、神様(?)から渡された紙を見た
【ステータス】
・攻撃 10000・・・・・
・防御 10000・・・・・
・魔力 5000・・・・
・スキル威力 15000・・・・・
・童貞卒業率 1%・・

「、、、はっ?」
「すごく良いステータスじゃろう?」
まず2.3ヶ所突っ込ませろ
「いやいや、強すぎじゃないっすか?」
「そうじゃろう?なかなか珍しい数値じゃわい」
「あと童貞卒業率いります?」
てか1%かよっ!低っ!
「それに関しては、、、わしからは何も言えないわい」
いやまあそこはいいんだけど
「てか俺って吸血鬼に転生するんですよね?」
「そうじゃよ 名前も新しく変わるぞい」
「はぁ、、、でその名前は?」
「名前は、、、『ヴァンルール』じゃ」
「ヴァンルール、、、なかなかいいですね」
「ふぉっふぉっふぉっ それじゃ次の扉を行けば異世界へ行って新たな人生、、、じゃなくて吸血鬼生を過ごせるぞよ」
そう言って神様は手を真っ白な空間にかざした
そしたら扉が出現した
「それでは 頑張ってくるんじゃぞい」
「はい 分かりました」
そう言って俺は次の扉を開けた

「冒険」の人気作品

コメント

コメントを書く