大切な人
後日談
お母さん!一さん来たよ!
インターホン対応してたりゅうの元気な声に押されるようにりゅうの方見た。誕生日は会社の方針で有給なるのだが……一さんを呼んだ記憶はない。
りゅうがやけににやけてるし……何か企んでるのはわかった。
私は家を出る。
そして家の前のお客様用の駐車場にとめて、降りる一さん
「一さん…どうしたのですか?」
「恋人の誕生日祝わない訳ないだろ?」
頭をポンポンと撫でながらそっと抱きしめた一さん
「りゅうくんが、ずっとママのためにって計画立てててね俺も加わって参加させてもらってんだ。」一さんはイタズラするかのような笑顔でいう。
車の中にはファミリーサイズのオードブルやら乗っていた。
私達はとりあえず部屋に入り、3人で昼食をとった。
りゅうからは私に翼の生えた猫のチャームが着いたキーホルダーをくれた。
「おまもりだよ!お母さん天使のような猫さんがちゃんとお母さんを守ってくれるはず!」ニッコリと無垢な笑顔で言うもんだから私は思わず力入ったりゅうにハグをした。微笑ましく眺めてる一さんが私の肩に手を置いた。
「俺からはこれだよ。」
新聞の記事を見せてくれた。
そこには佐藤のことが書かれていた。
強制猥褻行為による逮捕余罪ありの為、執行猶予はなし……
「俺は瑞乃が泣かせるのがあまりにゆるせなかった。ぶん殴ってもいい位に。瑞乃がおびえるようなことないよう俺は頑張るよ。本当の恋人として……」ポケットから指輪をだして、右の薬指に付けられた。
「え…」
「婚約はまだ出来ないけど俺とのペアリング気に入って貰えると嬉しいのだけど……」
私は一さんを抱きしめた。
「ありがとう!」
「いつから彼氏なったの?」りゅうはキョトンとする。
「ん?こないだねお母さんが悪い人にいじめられた日。俺が守るからって約束した時に、恋人なったんだ。」りゅうを撫でていう。りゅうは嬉しいような悲しいような少し複雑そうな顔するも「一さんならそこらの悪い人ワンパンチできるもんね!強いんだよ」と愛想してくれた。
「そりゃおとこは強くなきゃ惚れた人を護れないだろ?」と大袈裟にウインクしてりゅうと笑っていた。
聞けばりゅうが学校帰りにりゅうの父親の彼女が他の男とりゅうに会いに来たらしく公園にて声掛けたらしい。
んで連れさらわれそうなったのを会社の営業の人と一緒に取引先に同伴してた一さんが抵抗するりゅうを保護するべく2人で女と男をネクタイで捕縛しけいさつにとどけたそうだ。
商談はこの事情を説明した上で遅れてきたものの、この話を気に入った人だったからかすんなり商談が成立したらしい。
「お母さん、大好きだよ、お母さんが笑ってると嬉しいよ。」
大きくなっても照れながらいうりゅうをみて私は思わず抱きしめた。
りゅうもほかは言わずに抱き返し
解放したら一さんに向き直って
「お母さん、綺麗なったのも一さんのおかげなんだろうなって思ってる。
泣かせないでね?」とにっこり笑って言った。一さんは頷いて微笑んだ。
「え?」
「改めて結婚前提に正式に交際してほしい。」
「いいのですか?」
一さんとりゅうが頷いてわたしは二人を抱きしめた。
三人、穏やかにその日は終わり、一さんは来月からこの家に移り住むことなった。
インターホン対応してたりゅうの元気な声に押されるようにりゅうの方見た。誕生日は会社の方針で有給なるのだが……一さんを呼んだ記憶はない。
りゅうがやけににやけてるし……何か企んでるのはわかった。
私は家を出る。
そして家の前のお客様用の駐車場にとめて、降りる一さん
「一さん…どうしたのですか?」
「恋人の誕生日祝わない訳ないだろ?」
頭をポンポンと撫でながらそっと抱きしめた一さん
「りゅうくんが、ずっとママのためにって計画立てててね俺も加わって参加させてもらってんだ。」一さんはイタズラするかのような笑顔でいう。
車の中にはファミリーサイズのオードブルやら乗っていた。
私達はとりあえず部屋に入り、3人で昼食をとった。
りゅうからは私に翼の生えた猫のチャームが着いたキーホルダーをくれた。
「おまもりだよ!お母さん天使のような猫さんがちゃんとお母さんを守ってくれるはず!」ニッコリと無垢な笑顔で言うもんだから私は思わず力入ったりゅうにハグをした。微笑ましく眺めてる一さんが私の肩に手を置いた。
「俺からはこれだよ。」
新聞の記事を見せてくれた。
そこには佐藤のことが書かれていた。
強制猥褻行為による逮捕余罪ありの為、執行猶予はなし……
「俺は瑞乃が泣かせるのがあまりにゆるせなかった。ぶん殴ってもいい位に。瑞乃がおびえるようなことないよう俺は頑張るよ。本当の恋人として……」ポケットから指輪をだして、右の薬指に付けられた。
「え…」
「婚約はまだ出来ないけど俺とのペアリング気に入って貰えると嬉しいのだけど……」
私は一さんを抱きしめた。
「ありがとう!」
「いつから彼氏なったの?」りゅうはキョトンとする。
「ん?こないだねお母さんが悪い人にいじめられた日。俺が守るからって約束した時に、恋人なったんだ。」りゅうを撫でていう。りゅうは嬉しいような悲しいような少し複雑そうな顔するも「一さんならそこらの悪い人ワンパンチできるもんね!強いんだよ」と愛想してくれた。
「そりゃおとこは強くなきゃ惚れた人を護れないだろ?」と大袈裟にウインクしてりゅうと笑っていた。
聞けばりゅうが学校帰りにりゅうの父親の彼女が他の男とりゅうに会いに来たらしく公園にて声掛けたらしい。
んで連れさらわれそうなったのを会社の営業の人と一緒に取引先に同伴してた一さんが抵抗するりゅうを保護するべく2人で女と男をネクタイで捕縛しけいさつにとどけたそうだ。
商談はこの事情を説明した上で遅れてきたものの、この話を気に入った人だったからかすんなり商談が成立したらしい。
「お母さん、大好きだよ、お母さんが笑ってると嬉しいよ。」
大きくなっても照れながらいうりゅうをみて私は思わず抱きしめた。
りゅうもほかは言わずに抱き返し
解放したら一さんに向き直って
「お母さん、綺麗なったのも一さんのおかげなんだろうなって思ってる。
泣かせないでね?」とにっこり笑って言った。一さんは頷いて微笑んだ。
「え?」
「改めて結婚前提に正式に交際してほしい。」
「いいのですか?」
一さんとりゅうが頷いてわたしは二人を抱きしめた。
三人、穏やかにその日は終わり、一さんは来月からこの家に移り住むことなった。
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