大切な人
りゅうといち
函館駅の改札、
いちさんと待ち合わせしていた場所には10分前だと言うのに既にいちさんが居た。
真面目だなぁ思う。
りゅうがこっそり「パパにはない時間前行動だよ、なんというか凄いね。」驚いてた。
そう、夫だったゆうやは時間にルーズなところがあり、普通に仕事以外の時なんていつも遅刻なんてしていた。
ゲーム内で不器用な程に生真面目で誠実な人と定評がある人だし彼の性格上30分前には来てるのだろうなと思った。
声かけようとした時、しゅんさんともう1人の子ども連れた男の人がいちに先に声掛けたようで、話し始めた。
私はいちの所に近寄るとふたりは私に気がついて私とりゅうを見た。
りゅうは知らない人と判断して私の後ろに隠れた。
りゅうの頭をそっと撫でてやり会釈する。
「……これが噂のコネコちゃんね」と男の人が私を見た。その声に聞き覚えがあり
「まっけん?」と聞くと嬉しそうに「正解!できる女の子は好きよ!」とハグしようとするがさりげなく私の前にいちが前に出て阻止。
「いち、ヤキモチか?お?オレのcatSeaちゃんに触るな、か?」
「……いきなり抱きつくのはどうか思うだけだ。」と言うがニヤニヤとまっけんが
「幼なじみとして言うが興味無い女にはそんな事しない癖に……お?惚れてるんか?」といって「うるせえ、テメェの嫁にチクるぞ」といちが一蹴。まあまあと和ませようとする瞬くん。
……男3人でなんというか バランスが取れていた。
「こんにちは」私の陰に隠れつつりゅうが人懐っこい愛想笑いで挨拶したのがきっかけで
まっけんさんの連れてきた子も挨拶して子供同士笑ってきゃっきゃっし始めた。
楽しそうで微笑ましく私は子供たちを眺めて居たが男3人が私とこどもたちにいどうするぞーと声かけられ、個人経営だろう居酒屋の店に午前中だというのに入った。
「親父の店だから気にしないでな」
マッケンがそう言いつつただいまと叫んだ。
奥からまっけんのお父さんだろう人が出てきて孫とその横のりゅうを見てよろこんだ。
「親父、いちとその彼女といちの友人来たよ!」
「お久しぶりです」といちが言うと同時に
「こんにちは」と私たち母子がハモって
少し遅れて瞬くんもこんにちはと会釈した。
りゅうはまっけんのお父さんらしき人にすぐ懐いたようで、マッケンのお子さんとお菓子もらって一緒に手遊びなどしながら食べていた。
「いちくん……君彼女できるとか、しかも子持ちじゃないか!」マッケンのお父さん?に少し離れたところから声掛けられ
「あ、いえ……いい人ですが彼女じゃ……」と答えた。
「おいおいまだ告白してないのかよ?」
「私にはいちさんはもったいない人ですよ!バツイチなんだし」私はこの単語に少し恥ずかしく思いながらもりゅうを見た。
そういえば3人でってなったのに……どうしてこうなったのだろう?
まぁ……いいや
私はぼんやり店の隅で飲んで、子供たちのことを眺めていた。
りゅうはいちさん達と話してて、楽しそうだった。
どんちゃん騒ぎで夜7時まで続いた。
帰宅する時いちさんが私たち母子を送ってくれるということに。
いちさんはりゅうを肩車して歩く。
だいぶ重いはずなのに……平気そうな顔してる。
「りゅう、そろそろおりて?」私が駅着く頃に声かけるといちさんは笑って「俺、力仕事を普段してるから平気だよ。」と言ってながらもりゅうが降りるということて下ろしてもらった時に頭撫でた。
肩車してもらえたのが嬉しかったらしく、
私といちさんの間にりゅうが歩く感じだ。
かなりご機嫌で普段よりも表情は生き生きと明るかった。
「いちさん、また遊ぼ!」
駅のホームでりゅうはいちさんに手を振った。
いちさんはにっこりと微笑んで頷いた。
傍から見てどことなし父子のようにも見えなくなかった。
いちさんと待ち合わせしていた場所には10分前だと言うのに既にいちさんが居た。
真面目だなぁ思う。
りゅうがこっそり「パパにはない時間前行動だよ、なんというか凄いね。」驚いてた。
そう、夫だったゆうやは時間にルーズなところがあり、普通に仕事以外の時なんていつも遅刻なんてしていた。
ゲーム内で不器用な程に生真面目で誠実な人と定評がある人だし彼の性格上30分前には来てるのだろうなと思った。
声かけようとした時、しゅんさんともう1人の子ども連れた男の人がいちに先に声掛けたようで、話し始めた。
私はいちの所に近寄るとふたりは私に気がついて私とりゅうを見た。
りゅうは知らない人と判断して私の後ろに隠れた。
りゅうの頭をそっと撫でてやり会釈する。
「……これが噂のコネコちゃんね」と男の人が私を見た。その声に聞き覚えがあり
「まっけん?」と聞くと嬉しそうに「正解!できる女の子は好きよ!」とハグしようとするがさりげなく私の前にいちが前に出て阻止。
「いち、ヤキモチか?お?オレのcatSeaちゃんに触るな、か?」
「……いきなり抱きつくのはどうか思うだけだ。」と言うがニヤニヤとまっけんが
「幼なじみとして言うが興味無い女にはそんな事しない癖に……お?惚れてるんか?」といって「うるせえ、テメェの嫁にチクるぞ」といちが一蹴。まあまあと和ませようとする瞬くん。
……男3人でなんというか バランスが取れていた。
「こんにちは」私の陰に隠れつつりゅうが人懐っこい愛想笑いで挨拶したのがきっかけで
まっけんさんの連れてきた子も挨拶して子供同士笑ってきゃっきゃっし始めた。
楽しそうで微笑ましく私は子供たちを眺めて居たが男3人が私とこどもたちにいどうするぞーと声かけられ、個人経営だろう居酒屋の店に午前中だというのに入った。
「親父の店だから気にしないでな」
マッケンがそう言いつつただいまと叫んだ。
奥からまっけんのお父さんだろう人が出てきて孫とその横のりゅうを見てよろこんだ。
「親父、いちとその彼女といちの友人来たよ!」
「お久しぶりです」といちが言うと同時に
「こんにちは」と私たち母子がハモって
少し遅れて瞬くんもこんにちはと会釈した。
りゅうはまっけんのお父さんらしき人にすぐ懐いたようで、マッケンのお子さんとお菓子もらって一緒に手遊びなどしながら食べていた。
「いちくん……君彼女できるとか、しかも子持ちじゃないか!」マッケンのお父さん?に少し離れたところから声掛けられ
「あ、いえ……いい人ですが彼女じゃ……」と答えた。
「おいおいまだ告白してないのかよ?」
「私にはいちさんはもったいない人ですよ!バツイチなんだし」私はこの単語に少し恥ずかしく思いながらもりゅうを見た。
そういえば3人でってなったのに……どうしてこうなったのだろう?
まぁ……いいや
私はぼんやり店の隅で飲んで、子供たちのことを眺めていた。
りゅうはいちさん達と話してて、楽しそうだった。
どんちゃん騒ぎで夜7時まで続いた。
帰宅する時いちさんが私たち母子を送ってくれるということに。
いちさんはりゅうを肩車して歩く。
だいぶ重いはずなのに……平気そうな顔してる。
「りゅう、そろそろおりて?」私が駅着く頃に声かけるといちさんは笑って「俺、力仕事を普段してるから平気だよ。」と言ってながらもりゅうが降りるということて下ろしてもらった時に頭撫でた。
肩車してもらえたのが嬉しかったらしく、
私といちさんの間にりゅうが歩く感じだ。
かなりご機嫌で普段よりも表情は生き生きと明るかった。
「いちさん、また遊ぼ!」
駅のホームでりゅうはいちさんに手を振った。
いちさんはにっこりと微笑んで頷いた。
傍から見てどことなし父子のようにも見えなくなかった。
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コメント
鳳 鷹弥
一気に読んでしまいました。
面白かったです!
更新期待してますね。
お互い頑張りましょう!
もし宜しかったら私の作品もお願いします。