小人のメイドと送る異世界ファンタジー

EZISON

小人のメイド

  部屋を出てリビングに来ても
そこにあるのはやはり、いつも通りの光景。机の上を除けばだが。

  「本当ここまでそっくりだと夢じゃないかって疑いたくなるよね」

  「ご主人様。寝言は寝ていいなさい」

  「リリって地味に俺のことはどうしてるよね」

「姉様は、照れ隠しにそうしてだけですよ私たち姉妹はみんなご主人様に感謝してるんですから」

「まっいいけどへんにかしこまられるより良いし、あとそのご主人様ってのやめてくれない」

「それって私たちはもういらないってことですか?」

「いやそうじゃなくてさ、メイドにご主人様って呼ばれるのは、男のロマンだけどそれを日常的にやられるとなんかこそばゆいというか。だからこれからは俺のことは名前で呼んでくれ」  

「なんだかよくわからない単語がいくつかあったけど、そういうことなら仕方ないわね王雅様」 

「なんとなくだけど感じが違う気がする」

やはり名前はそのままなんだな、状況から見て、俺はパラレルワールド的な世界にいた自分に転生したっぽい。

  「おはようござます王雅様朝食の準備が整っておりますので冷めないうちに召し上がってください」

「おおー悪い悪い、ご飯の準備をしてくれてるってことは、君がララちゃんでいいのかな?」

「はい、そうですが。朝からご様子がよろしくないようですが、体調でも崩されましたか?」

「ララ王雅様は記憶が曖昧になってしまったみたいだから今後そのように対応しなさい、あとレレたちにも伝えておきなさい」

「わかったわリリ」

「ちょっといいか、なんでルルは、リリのこと姉様って呼ぶのにリリはララのこと呼び捨てなんだ?」

「ララは内気なとこがあって人の上に立つのに向かないの、だから代わりにリリがやっているだけよ。下の立場の人を呼び捨てにするのは当たり前じゃない。」

「そーですか、なるほどなるほど。ってならない解説だけど!」

「私たちは掃除に行ってくるわ」

「逃げたなあいつ。まあいいや、冷めないうちにララたちが作ってくれたっていうこのご飯食べようかな」

「いただきます」




「ん!うま!!」


場所が変わり桜雅の自室

  状況を整理するとただいま絶賛国取り合戦勃発中でここはどこにも属さない中立の島そして国取り合戦に巻き込まれないように俺がこの島を守っているわけか。
  そして今いるのは、完全に俺の部屋だし、ここも間違いなく俺の家で合ってる。しかも俺の容姿名前まで一緒ってなるとここは完全にパラレルワールドだよな。

「どこの選択選んだらこんな世界が生まれるんだよ」

「急に大きな声を出せれるとびっくりしでしまいます」

「なんだルルいたんだ、ごめんきずかんかった」

「なかなかに傷つく発現ですが、王雅様の部屋を掃除しに来たら何か悩んでいる様子でしたので」

「そっか心配してきてくれたんだな。でもありがと、もう解決したから」

「そうですか。では私は仕事に戻ります」

「ああ、頼む」

そういえばララとリリとルルには会ったけどまだレレとロロに会ってないな。行ってみるか。 

 

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