義理の妹に惚れた俺は夢を見る

ゴッドアイ

第3章「告白」

はぁ...なんでこうなったの...
私は悠斗の幼なじみの琴音です
今、私は好きな人達とカラオケに来てます
メンバーは私、悠斗、真理ちゃん、
そして、真理ちゃんの友達の桃ちゃん、由香里ちゃん百合花ちゃん
そして悠斗の友達の正樹、光、心ちゃんがカラオケに来た
てか、なんで心ちゃんまで...
心ちゃんとは悠斗の隣の席の女の子
光は悠斗と仲がいい友達
私は心ちゃん苦手なんだよな...
桃ちゃんって子も難しそう
「真理ちゃんのお兄さんは何を歌いますかぁ?」
桃ちゃんが悠斗にくっつきながら言う
この子はバカ!
真理ちゃん嫉妬して怒るわよ...
ってあれ?
真理ちゃん黙ってる!?
「俺は歌わない、それと離れてくれ、真理、ごめんな、なんか嫌そうだし」
そうよ
てか、悠斗に桃ちゃんがくっつくからこうなってんじゃないの?
「それより盛り上がろうぜ!」
空気の読めない正樹が大声で叫ぶ
誰もそんなノリのるわけ...
「そうですよ、先輩!盛り上がりましょ!うぇーい」
真理ちゃんの後輩の百合花ちゃんが言う
はぁ、この子面倒くさそう
「僕はこの曲、心は?」
光が心ちゃんに聞く
「えっと...これ!」
「私はこれにします」
心ちゃんの後に由香里ちゃんが言う
由香里ちゃんは静かだ
「お兄ちゃん、後で話がある...」
真理ちゃんは悠斗に向かってそう言った
私はこの時胸が苦しかった
なんでかは分からない
きっと暑いから…
悠斗は関係ない
私は悠斗なんて... 






───カラオケを楽しみ、2時間後
「悠斗先輩、この後どこか行きませんか?」
桃ちゃんが悠斗に言う
悠斗はそんなんのらないはず
「悠斗、今日お前の家でお泊まり会しようぜ」
!?
お泊まり会...!?
悠斗の家なんていつも行ってる
なのに...
みんなが来ると考えると胸が痛い
苦しい 、渡したくない
「いいね!僕もしたい」
光も賛成する
「私達中学生はみんな行きマース!」
「真理、どうする?母親いるぞ?」
悠斗と真理ちゃんは2人で相談し始める
「でも、大丈夫でしょ、お兄ちゃん連絡しといてね」
悠斗...悠斗...
もし、この後のお泊まり会で悠斗が桃ちゃんと何かしたら...
ダメだ
「来るのはどのくらいだ?」
「私は行かない、大事な用事があるの」
私は怖くなり断ってしまった...
悠斗とはいつでも話せるし、家に行ける
なのに...
行きたい...
でも、怖い
私は心の中で行きたい気持ちを封印してみんなの前から走って消え去った






───悠斗─────
俺達は俺達の家でお泊まり会をすることになった
お泊まり会とか子供がすることではないか
連絡した所親からは...
(いいわよ、女の子も来るんでしょ?Hなことしちゃダメよ?私はお友達の所に行くから)
と返信が来た
まぁ、色々ムカつくが...
俺はわかった
琴音が用事が無いことに
幼なじみだからなのか分からない
俺は琴音が何かを気にして帰ったことを察した
なのに何も言ってあげなかった
俺は罪悪感でいっぱいだった





───家
「お邪魔します…わぁ、キレイですね、悠斗先輩と真理ちゃんの家~」
桃が大きな声で言う
中学生達はウンウン、と頷く
一方高校生は...
「この雰囲気苦手」
と心
そして男子は確かにと話を続けた
俺らはリビングに行く
そしてみんな椅子に座る
「待っててくれ飯作るから」
今は7時だ
そして金曜日
明日は休みだ
「先輩の料理楽しみ~」
桃がハイテンションで言う


───夕飯
「いただきます!」
みんなで手を合わせて叫んだ
そして俺の作った焼き魚、みそ汁、白米をみんなで楽しく食べた
みんなが俺の料理を食べて笑顔になってくれると嬉しいな...





そして俺達は各自風呂入り寝る...



とんとん


寝ている俺に誰かが叩いた
俺は半分だけ目を開ける
すると...
桃が俺の上にのっていた
「うっ、なにしてんだ?どいてくれ」
俺は眠くて寝たい
用があるならはやく済ませて欲しい
「先輩、話があります」
話...!?
なんだろう
俺は立ち上がる
そして、どこかに行こうとする彼女を追いかける
そして、ベランダに出る
まだ、外は真っ暗だ
多分、1時、2時くらいだ
星が見え、綺麗な空だ
「私、好きです付き合ってください」
こうして俺は告白された










俺が返す返事は1つしか選択肢になかった








次回第4章「はじまる夏」









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