俺の人生設計に幼馴染みが居た結果・・・

ノベルバユーザー244497

幼馴染みといつもの通学

突然だが、簡単に自己紹介をしよう

俺の名は、香坂輝夜こうさかかぐや。白凰高校の二年生だ

訳あってこの高校に入学したんだが......。......まあ、この話は機会があれば後ほど語るとしよう

学校が始まってからやや一週間後、俺はいつものように朝の通学路を歩いていた

「おーいっ! かっぐやっ! おはよう!」

(ん? 誰だこいつ?)

まるで今初めて出会いました、といった風を醸し出してはいるが、この男は諏訪部正人すわべまさと
こいつとは中学からの腐れ縁で俺の数少ない友人でもある

「ってか、どうしたんだ-? そんな辛気くさい顔してっ? つーかさりげなく俺、知らない人扱いされた気が......」

「......あーごめん。あまりにも久しぶりだったから忘れてただけだ。他意はない」

「いや完全にわざとだよねっ!? 意図的ですらあったよねっ!?」

「気のせいだ。そんなこと言ってるヒマあったら勉強しろ」

「俺の辞書に勉強という語句は存在しません~。......っと、そうだった!」

正人は思い出したようにご持参の通学カバンの中からあるものを取り出す

「あ!? お前なんてものを持ってきて──」

「もっらい~! なになに? ......これ、エッチな本じゃん......。えっ、なに? 輝夜こんなの興味あったんだー?」

不意に横から割り込んできた咲良に正人が隠し持っていたエロ本を奪われ、挙げ句俺にまであらぬ疑いをかけられる羽目になっていた。これが裁判なら、裁判長に冤罪を主張したいところだが......?

......というか、とんだ飛び火だな......これ......

「言っとくが、それは俺のじゃない! 正人だ! ついでに俺の趣味じゃない」

「......ふ~ん、そうなんだ。つまんないのー。あっ......!」

「隙ありっ! ふっふふーん、あいかわらず咲良は隙だらけだな?」

「......ちょっと! それどういう意味よ! 返しなさいよ、それぇ!」

「はぁ......、お前らほんっと仲良いな......?」

「「仲良くなんてないっっ!」」

おぉ......息もぴったしとかどんだけ仲良しなんだよ......

かくして俺らの日常はいつもどおりに始まりを迎えるのだった




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