恋愛委員会!
037
 委員会が終わり、寄り道せずに帰ろうとする太、校門前では太のことを待っている和美がいた。
「先輩帰るなら一緒に帰りましょうよ」
「えっ?まぁいいけど。まだ俺のこと諦めてないの?」
「諦めてませんよ。先輩を諦める気は今のところありませんね。一緒に帰りましょう先輩。そして先輩のことたくさん教えて下さい」
 大胆に攻めてくる和美。
「いいけど俺の話聞いて驚くなよ!自慢話しかないからな」
「充分です。私は先輩のことについて聞きたいので。ではいきましょう」
 こうして太と和美は一緒に帰宅する。
「では何の話からして欲しい?」
 太が言うと和美は
「先輩が話したいことからでいいですよ。私はできるだけ先輩のことを知りたいだけなので」
「じゃあまずはこれだな。俺の体系を見てどう思う葵」
 自分の体系について太は和美に聞く。和美はどんな体系であろうと太を受け入れる覚悟でいたので正直に思ったことを言う。
「先輩は一般的に言えばデブと言われるかもしれませんが、そんなこと私はないと思います。先輩のような体系をした人はいくらでもいると思いますし、デブ=キモいとかの偏見をいだく方が多いかもしれませんが、そんなことはありませんよ。人間ようは中身なんですから。これでいいですか」
「お、おう。なんか具体的に言ってくれてありがとな」
 一言でデブと言われて終わりだと思っていたがまさか葵はこのふくよかさが本当にわかる人間なのか?しかし、まだ信用はできない。昔この体で騙されたこともあったしな。まぁ俺はその程度ではブレないが2度とあんな目にはあいたくないな。
 昔、体系でいじられたことのある太は自分で和美に聞いておきながらやはり言葉だけでは信用できないと思っていた。どれだけ具体的に言おうと結局は言葉だけだろうと。
 太は和美の意見を聞いてそう思っていた。
「そうか。お前もこのふくよかさがわかる人間か」
「はい。大体好きな人なら体系など関係ないと思います!」
 嘘くせぇ〜。
 と太は和美の言葉を聞いた時思っていた。
「じゃ質問していいですか?今の話とは関係ありませんが」
「構わないよ。で何だい?」
「先輩の好きな料理はなんですか?」
 和美は次に太の好きな料理を聞く。まぁよく聞かれることだ。普通に答えよ。
「私はママの作った愛情のこもった料理ならなんでもいけるよ」
「好物とかはないんですか?」
「まぁ強いて言えばそーめんかな。そーめんはマジでうまい」
 そーめんが好物と聞いて和美はどうしようかといったような感じで悩んでいた。
「そーめんですか・・・。まぁ確かに美味しいですよねそーめん。」
「おう!そーめんは最高だぜ!」
 と好物の話ですると、和美が右と左の別れ道で。
「あ、私こっちなので今日はこれで終わりにしましょう」
「ああ。わかったよ。それじゃ」
 と太は手を振ると、和美が太を呼び止める。
「先輩。もしよかったらまた一緒に帰りませんか?」
 と聞かれ、太は今日話していて少しは嫌な奴ではないと思い、
「いいよ。じゃ今度の帰りにまた誘ってね」
 太からいいという答えを聞くと和美は笑顔で
「わかりました!また誘います。では先輩また明日!」
 といって、和美は太と違う方向の道を歩いて行った。
 太も和美と別れた後は何事もなく家に着く。
「先輩帰るなら一緒に帰りましょうよ」
「えっ?まぁいいけど。まだ俺のこと諦めてないの?」
「諦めてませんよ。先輩を諦める気は今のところありませんね。一緒に帰りましょう先輩。そして先輩のことたくさん教えて下さい」
 大胆に攻めてくる和美。
「いいけど俺の話聞いて驚くなよ!自慢話しかないからな」
「充分です。私は先輩のことについて聞きたいので。ではいきましょう」
 こうして太と和美は一緒に帰宅する。
「では何の話からして欲しい?」
 太が言うと和美は
「先輩が話したいことからでいいですよ。私はできるだけ先輩のことを知りたいだけなので」
「じゃあまずはこれだな。俺の体系を見てどう思う葵」
 自分の体系について太は和美に聞く。和美はどんな体系であろうと太を受け入れる覚悟でいたので正直に思ったことを言う。
「先輩は一般的に言えばデブと言われるかもしれませんが、そんなこと私はないと思います。先輩のような体系をした人はいくらでもいると思いますし、デブ=キモいとかの偏見をいだく方が多いかもしれませんが、そんなことはありませんよ。人間ようは中身なんですから。これでいいですか」
「お、おう。なんか具体的に言ってくれてありがとな」
 一言でデブと言われて終わりだと思っていたがまさか葵はこのふくよかさが本当にわかる人間なのか?しかし、まだ信用はできない。昔この体で騙されたこともあったしな。まぁ俺はその程度ではブレないが2度とあんな目にはあいたくないな。
 昔、体系でいじられたことのある太は自分で和美に聞いておきながらやはり言葉だけでは信用できないと思っていた。どれだけ具体的に言おうと結局は言葉だけだろうと。
 太は和美の意見を聞いてそう思っていた。
「そうか。お前もこのふくよかさがわかる人間か」
「はい。大体好きな人なら体系など関係ないと思います!」
 嘘くせぇ〜。
 と太は和美の言葉を聞いた時思っていた。
「じゃ質問していいですか?今の話とは関係ありませんが」
「構わないよ。で何だい?」
「先輩の好きな料理はなんですか?」
 和美は次に太の好きな料理を聞く。まぁよく聞かれることだ。普通に答えよ。
「私はママの作った愛情のこもった料理ならなんでもいけるよ」
「好物とかはないんですか?」
「まぁ強いて言えばそーめんかな。そーめんはマジでうまい」
 そーめんが好物と聞いて和美はどうしようかといったような感じで悩んでいた。
「そーめんですか・・・。まぁ確かに美味しいですよねそーめん。」
「おう!そーめんは最高だぜ!」
 と好物の話ですると、和美が右と左の別れ道で。
「あ、私こっちなので今日はこれで終わりにしましょう」
「ああ。わかったよ。それじゃ」
 と太は手を振ると、和美が太を呼び止める。
「先輩。もしよかったらまた一緒に帰りませんか?」
 と聞かれ、太は今日話していて少しは嫌な奴ではないと思い、
「いいよ。じゃ今度の帰りにまた誘ってね」
 太からいいという答えを聞くと和美は笑顔で
「わかりました!また誘います。では先輩また明日!」
 といって、和美は太と違う方向の道を歩いて行った。
 太も和美と別れた後は何事もなく家に着く。
「恋愛」の人気作品
書籍化作品
-
-
35
-
-
516
-
-
107
-
-
11128
-
-
140
-
-
52
-
-
75
-
-
93
-
-
2265
コメント