恋愛委員会!
021
その頃学園長室には恋愛委員会のメンバー、7人ほど集まっていた。
「ちっ。風紀員の鬼島はまだこねぇじゃねえかよ。あの女人に対して厳しいくせに自分に対してはあめぇのかよ!」
 三年生の長身の少し悪顔をした男が言う。
「まぁまぁ剛くん。少しは待とうよ。僕たちはこれから仲良くしていくんだしさ」
 もう1人の小柄な三年生の男性が言う。悪い顔の方は剛と言う名前らしい。
「何言ってんだよ多羅!お前は甘いんだよ!あの鬼島には厳しくした方がいいんだよ!」
 小柄の人は多羅と呼ばれている。どうやら彼らは仲がいいらしい。
「クソ兄貴達遅いな。それに他の委員の人たちも来ないし」
 雅がそう思っているとやがてすごい音が遠くから聞こえてくる。
 ドドドドドォォ!
「お、おい。なんかすごい音が聞こえるけどなんだ!」
 剛は慌てる。小柄な三年生の多羅は
「こちらに向かってないなら大丈夫じゃないかな?」
 と多羅が冷静に言っていると音が次第に大きくなる。
 ドドドドドドドドォォォ
 後ろを見ると何かがすごい勢いで転がってくる。
「こっちに向かっているぞ多羅!どうすんだよ!」
「いや〜これは。全員学園長室の扉から離れて下さい!」
 雅と他に待つ一年生4人、そして二年生の1人と剛、多羅は学園室の扉から離れる。
「だ、だ、れーか、とーめーて」
 転がってきた太い物体が言う。その後ろから走ってくる拳子と時夫。
「!雅ちゃんいるんだろ?頼む!太を止めてやってくれ!」
 え?あの転がってるの兄貴なの?こんな扱いされてんだ・・・二年生って怖いや。
「私からも頼む!私でも止めようと思えば止められるかもしれないがスピードが出すぎて前に出れないんだ!後ろからはなぜか止めようと思っても止まらないんだ!頼む」
 仕方ないな〜。まぁ身内だし兄貴を止めるのも私の役目か。この転がしたことに関しては全く関係してないがね。
 そう思いながら雅は前に出る。そしてもう1人、雅とともに止めようとする人が雅の後をついていく。
「えーと。あなたは関係ないんだから別に止めなくてもいいんですよ?」
 雅はもう1人の人に言う。もう1人の人は
「いえ。あれが全く知らない人なら止めようとは思いませんが太先輩なら話は別です。意地でも止めますよ」
「あなた名前は?兄貴の為とか言う人初めて見たから興味があるんだけど?」
「私は葵 和美と言います。私は太先輩を心から愛しています」
 ・・・え?
「え?」
 思わず雅は心の中で思った言葉を口にまで出してしまっていた。
「とりあえずとめましょう。どうやってとめるきでいるんですか?」
「そんなもん力づくでとめるんだよ」
 和美はマジかというような顔をしていた。
「ちっ。風紀員の鬼島はまだこねぇじゃねえかよ。あの女人に対して厳しいくせに自分に対してはあめぇのかよ!」
 三年生の長身の少し悪顔をした男が言う。
「まぁまぁ剛くん。少しは待とうよ。僕たちはこれから仲良くしていくんだしさ」
 もう1人の小柄な三年生の男性が言う。悪い顔の方は剛と言う名前らしい。
「何言ってんだよ多羅!お前は甘いんだよ!あの鬼島には厳しくした方がいいんだよ!」
 小柄の人は多羅と呼ばれている。どうやら彼らは仲がいいらしい。
「クソ兄貴達遅いな。それに他の委員の人たちも来ないし」
 雅がそう思っているとやがてすごい音が遠くから聞こえてくる。
 ドドドドドォォ!
「お、おい。なんかすごい音が聞こえるけどなんだ!」
 剛は慌てる。小柄な三年生の多羅は
「こちらに向かってないなら大丈夫じゃないかな?」
 と多羅が冷静に言っていると音が次第に大きくなる。
 ドドドドドドドドォォォ
 後ろを見ると何かがすごい勢いで転がってくる。
「こっちに向かっているぞ多羅!どうすんだよ!」
「いや〜これは。全員学園長室の扉から離れて下さい!」
 雅と他に待つ一年生4人、そして二年生の1人と剛、多羅は学園室の扉から離れる。
「だ、だ、れーか、とーめーて」
 転がってきた太い物体が言う。その後ろから走ってくる拳子と時夫。
「!雅ちゃんいるんだろ?頼む!太を止めてやってくれ!」
 え?あの転がってるの兄貴なの?こんな扱いされてんだ・・・二年生って怖いや。
「私からも頼む!私でも止めようと思えば止められるかもしれないがスピードが出すぎて前に出れないんだ!後ろからはなぜか止めようと思っても止まらないんだ!頼む」
 仕方ないな〜。まぁ身内だし兄貴を止めるのも私の役目か。この転がしたことに関しては全く関係してないがね。
 そう思いながら雅は前に出る。そしてもう1人、雅とともに止めようとする人が雅の後をついていく。
「えーと。あなたは関係ないんだから別に止めなくてもいいんですよ?」
 雅はもう1人の人に言う。もう1人の人は
「いえ。あれが全く知らない人なら止めようとは思いませんが太先輩なら話は別です。意地でも止めますよ」
「あなた名前は?兄貴の為とか言う人初めて見たから興味があるんだけど?」
「私は葵 和美と言います。私は太先輩を心から愛しています」
 ・・・え?
「え?」
 思わず雅は心の中で思った言葉を口にまで出してしまっていた。
「とりあえずとめましょう。どうやってとめるきでいるんですか?」
「そんなもん力づくでとめるんだよ」
 和美はマジかというような顔をしていた。
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