恋愛委員会!
010
太達3人は帰りのホームルームで言われた通りに学園長室に向かう。
 学園長室は学園の玄関から少し歩いたところにある。
 学園長室前にはすでに恋愛委員会に所属を言われた生徒達が集まっていた。
「おやおや。重役出勤とは鬼の風紀員とまで言われた鬼島さんがね。」
 1人チャラそうな男が太達ときた拳子に対して言う。
「あぁん?」
 拳子は重役出勤と言ってきた男に対してガンつける。
「全く。僕は先輩だというのにその態度はいかがなものかな?」
「あーはいはい。今は風紀員じゃないからそんな態度でいる必要性を感じないので。後私は先輩と認めた人に対してしか敬語は使いません。その点よかったですね。あなたには全く敬意を払う必要性を感じませんから。」
 男と拳子の間に電撃のようなヒリヒリした空気感を感じさせていた。
 時夫は2人を仲裁して、
「まぁまぁ鬼島さん。今はとりあえず学園長室に入ろう。先輩も、先に済ませることは済ませちゃいましょうよ」
 時夫が言うと互いに「ふんっ!」と言ってそっぽ向いていた。
「じゃ行こうか皆さん。太も入ろうぜ。」
 時夫が指揮をとって、集まっている人は学園長室に入った。
 しかしすごいな親友。こんなカリスマ性あったのかよ。あの鬼島に対して仲裁までするなんて。ほんとすごいよ時夫は。
 内心、太は仕切っていた時夫を見てそう思っていた。
 集まっていた15人、それぞれ一学年から5人ずつの恋愛委員会は学園長の前に立つ。
 ここで拳子に指揮が変わる。
「指名された恋愛委員会。ただ今集まり学園長室に来ました!」
「よろしい。では手短に済ませようか。」
 学園長は肘を立てて生徒達を見てこう言う。
 
「まず恋愛委員会だが内容はまぁそのままだよ。他の生徒の恋愛の手助けをしてもらう。そして恋愛委員会には1つ特別ルールがある。これが君達を指名した理由だよ。」
「私たちだけのルールとは?」
 拳子が代表して学園長に聞く。
「恋愛委員会内で恋愛をしてもらう。これが君達に与えられる特別ルールだ」
「えっ?何故私たちが?」
 拳子がまた学園長に聞く。まぁ無理もない。全く理由がわからないからな。
「はぁ、君達はね、性格にかなり難ありと恋愛が一番できそうにないから、少しそう言った変わり者達で固めた方がいいと思ったからね。それが理由だよ。」
「そんな!私だってその気になれば男の1人くらいはつくれますよ!」
 拳子は言う。
 まぁ確かに拳子は見た目こそは悪くない。スレンダーだし顔が整っていてバランスが取れているし、ただ・・・
「君は去年、男を喧嘩で圧倒したらしいじゃないか。皆、鬼島には恐怖していて、多分付き合ってとか言われても逃げて行くぞ」
 学園長が拳子に対して言う。
 まぁわかる。俺だってそうする。マジで鬼島は怖い。マイシスターとは多分もう違う次元だと思う。
「くっ。確かに軟弱なやつとは付き合いたくもありませんが。」
「まぁ君達の意見は聞いている暇はない。私はこれからやることはいっぱいあるのでな。今日はもう帰りたまえ。活動内容は皆で意見を出し合い決めてくれ。恋愛を手助けし君達は自分のためにすることもこの委員会の目的だ。ではみなさんさようなら」
 と言って学園長が話を終えた後、拳子が聞く。
「待ってください!この委員会は他の委員会と同じで前期と後期で分かれていますよね!」
 拳子が聞くと学園長は
「いや、学年が変わってもこのメンツだよ」
 拳子はそれを聞いた瞬間膝から崩れ落ちていた。
 学園長室は学園の玄関から少し歩いたところにある。
 学園長室前にはすでに恋愛委員会に所属を言われた生徒達が集まっていた。
「おやおや。重役出勤とは鬼の風紀員とまで言われた鬼島さんがね。」
 1人チャラそうな男が太達ときた拳子に対して言う。
「あぁん?」
 拳子は重役出勤と言ってきた男に対してガンつける。
「全く。僕は先輩だというのにその態度はいかがなものかな?」
「あーはいはい。今は風紀員じゃないからそんな態度でいる必要性を感じないので。後私は先輩と認めた人に対してしか敬語は使いません。その点よかったですね。あなたには全く敬意を払う必要性を感じませんから。」
 男と拳子の間に電撃のようなヒリヒリした空気感を感じさせていた。
 時夫は2人を仲裁して、
「まぁまぁ鬼島さん。今はとりあえず学園長室に入ろう。先輩も、先に済ませることは済ませちゃいましょうよ」
 時夫が言うと互いに「ふんっ!」と言ってそっぽ向いていた。
「じゃ行こうか皆さん。太も入ろうぜ。」
 時夫が指揮をとって、集まっている人は学園長室に入った。
 しかしすごいな親友。こんなカリスマ性あったのかよ。あの鬼島に対して仲裁までするなんて。ほんとすごいよ時夫は。
 内心、太は仕切っていた時夫を見てそう思っていた。
 集まっていた15人、それぞれ一学年から5人ずつの恋愛委員会は学園長の前に立つ。
 ここで拳子に指揮が変わる。
「指名された恋愛委員会。ただ今集まり学園長室に来ました!」
「よろしい。では手短に済ませようか。」
 学園長は肘を立てて生徒達を見てこう言う。
 
「まず恋愛委員会だが内容はまぁそのままだよ。他の生徒の恋愛の手助けをしてもらう。そして恋愛委員会には1つ特別ルールがある。これが君達を指名した理由だよ。」
「私たちだけのルールとは?」
 拳子が代表して学園長に聞く。
「恋愛委員会内で恋愛をしてもらう。これが君達に与えられる特別ルールだ」
「えっ?何故私たちが?」
 拳子がまた学園長に聞く。まぁ無理もない。全く理由がわからないからな。
「はぁ、君達はね、性格にかなり難ありと恋愛が一番できそうにないから、少しそう言った変わり者達で固めた方がいいと思ったからね。それが理由だよ。」
「そんな!私だってその気になれば男の1人くらいはつくれますよ!」
 拳子は言う。
 まぁ確かに拳子は見た目こそは悪くない。スレンダーだし顔が整っていてバランスが取れているし、ただ・・・
「君は去年、男を喧嘩で圧倒したらしいじゃないか。皆、鬼島には恐怖していて、多分付き合ってとか言われても逃げて行くぞ」
 学園長が拳子に対して言う。
 まぁわかる。俺だってそうする。マジで鬼島は怖い。マイシスターとは多分もう違う次元だと思う。
「くっ。確かに軟弱なやつとは付き合いたくもありませんが。」
「まぁ君達の意見は聞いている暇はない。私はこれからやることはいっぱいあるのでな。今日はもう帰りたまえ。活動内容は皆で意見を出し合い決めてくれ。恋愛を手助けし君達は自分のためにすることもこの委員会の目的だ。ではみなさんさようなら」
 と言って学園長が話を終えた後、拳子が聞く。
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