異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

カルナクの生き方

アスラスはカルナクがいつ動くかを見る。
 その前にカルナクはアスラスに話しかけて、あることをきく。


「本当に私が逃した女を殺せば、私を生かしてくれるんだな?」


「もちろんだとも。約束はしてやる。さぁどうする?」


 アスラスはカルナクを急かし、カルナクはやがて立ち上がり、行動に出る。
 カルナクはオミコの逃げた方角に向かおうとし、アスラスはカルナクに近距離にまで近づき足を摑む。


「これで君はゲームオーバーだ」


 アスラスはカルナクに言うと、カルナクは


「たしかに私はゲームオーバーかもしれない。だが何もしないで死ぬのはいやだからな。せめて貴様にダメージを負わせてから。死んでやるよ!」


 カルナクはアスラスに氷漬けにされる前に、手をアスラスの防具に触れる。


「なんだ?そんなソフトタッチじゃ私は傷はつかないぜ。じゃグッバイ!」


 アスラスはカルナクを凍らせていくが、カルナクも能力を使ってアスラスの防具を強化する。


「これが私の、今の全力!最大強化ー!」


 アスラスの防具は強化されていき、アスラスはかなり喜ぶ。


「これはこれは。私の防具を強化して死んでいくとは。君はいいやつなんだね。敵でなければよく使ってやったのに」


「そうかい!それじゃあ、受け取れよ!」


 カルナクは能力でアスラスの防具を強化し、やがてアスラスの防具は締め付けが強くなり、アスラスは悲鳴をあげる。


「がぁぁぁぁ!やめろ!なんだこれは!急に締め付けが強く!」


「私が強化したのは防具のサイズ。すなわち大きさよ!これでお前の上半身は潰れるはず!はっはっは!ざまぁみやがれ!」


 カルナクは笑いながら言うとそのまま凍りつき、全身が凍りついて喋らなくもなった。
 そしてカルナクの能力を受けて防具の締め付けがやばくなったアスラスは。


「くっ。このままじゃ、上半身が潰れて死んでしまう。まだこの依り代にはいきていてもらわねば困る。だからこうする!」


 アスラスは自身の防具を瞬時に凍らせ、砕く。
 しかし、防具の締め付けが半端ない状態まで来ていたために、上半身の骨が少し潰れて、死にそうになる。


「はぁ、はぁ、はぁ。これ、だから、にん、げんの、体は、嫌なんだ!」


 アスラスはその場でしばらく倒れこみ、立てずに仰向けで倒れていた。
 カルナクは完全に凍りつき、溶けることなくアワルディア城の氷の造形物となってしまった。

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