異世界で目立ちたい!
カルナクVS氷の魔王将
 これはまだカルナクたちが牢屋にいる頃・・・
「さてと、私はそろそろこのアワリオの研究室から出て行くよ」
 アスラスはガスタ一味たちと戦っている映像を見ていたカスマたちに言う。
「そうか。まぁあれの準備、出来るだけうまくやれよ」
 カスマがアスラスに言うと横からダーランマが割り込み
「すみません、あれとはなんですか?私にも是非お聞かせをお願いできないでしょうか?」
 ダーランマが言うと、アスラスは
「お前はお前のやるべきことをしろ。私は私がすべきことをするからな。カスマを頼むぞダーランマ」
「分かりました。必ずカスマ様をガイアラン皇国にご丁寧にお送り致します」
 アスラスは頼むぞと言うとアワリオの研究室から出て行き、今に至る。
「ふ、まさか侵入者がいるとはな。警備が城内にはいないから侵入できたんだろうが怖いもの知らずだな貴様は」
 アスラスはカルナクに言うと、カルナクはひとりでにビビっていた。
 直感でカルナクは感じていた。こいつには勝てない。逃げろと。
 しかし、弓道寺の嫁であるオミコを連れていたため、オミコを逃がすことを優先しようと考えていた。
「リーダーの嫁さん!聞こえるか!聞こえるなら返事をしてくれ!」
 カルナクは遠くに飛ばされたオミコに呼びかける。
「き、きこ、え、る!」
 オミコは精一杯大きな声を出し、まだ舌は上手く回ってはいなかったが、途切れ途切れでカルナクに声を届ける。
「今から言うことを聞いてくれよ!ここから逃げろ!今すぐに!早くしないとお前まで殺されてしまう!それだけはダメだ」
「でも、あな、たが、死んだ、ら、もっ、と」
 オミコが言うと放置されていたアスラスがオミコの方に氷のつぶてを弾丸に変えオミコをねらう。
「我が氷の弾丸よ、全てを貫け!アイス・ガン!」
 まっすぐとアスラスの放つ氷の弾丸はオミコの方に向かい、カルナクを通り過ぎる。
「や、やらせんよ!」
 カルナクは懐にしまっていた武器をアスラスの放った氷の弾丸に向けて投げる。
「そんなちんけな武器で私のアイス・ガンは止められぬよ」
 アスラスはカルナクをバカにしたように言うが、カルナクはニヤリと笑い
「そんなもの魔王将と呼ばれる男に通用するわけないことなどわかっている。あの武器は特殊なんだよ。まぁ見てな」
 カルナクの投げた小さなナイフのような武器はアスラスの氷の弾丸に触れる。
「ふっ。どうせ刺さるだけだろう」
 アスラスは余裕そうに、カルナクの投げたナイフを見ていた。
 氷の弾丸に触れ、刺さるだけと思っていたが結果が違い、少し驚いていた。
「ほう。少し見直したわ。まさか我がアイス・ガンがあのようなナイフ如きで砕けるとはな」
「さてと、私はそろそろこのアワリオの研究室から出て行くよ」
 アスラスはガスタ一味たちと戦っている映像を見ていたカスマたちに言う。
「そうか。まぁあれの準備、出来るだけうまくやれよ」
 カスマがアスラスに言うと横からダーランマが割り込み
「すみません、あれとはなんですか?私にも是非お聞かせをお願いできないでしょうか?」
 ダーランマが言うと、アスラスは
「お前はお前のやるべきことをしろ。私は私がすべきことをするからな。カスマを頼むぞダーランマ」
「分かりました。必ずカスマ様をガイアラン皇国にご丁寧にお送り致します」
 アスラスは頼むぞと言うとアワリオの研究室から出て行き、今に至る。
「ふ、まさか侵入者がいるとはな。警備が城内にはいないから侵入できたんだろうが怖いもの知らずだな貴様は」
 アスラスはカルナクに言うと、カルナクはひとりでにビビっていた。
 直感でカルナクは感じていた。こいつには勝てない。逃げろと。
 しかし、弓道寺の嫁であるオミコを連れていたため、オミコを逃がすことを優先しようと考えていた。
「リーダーの嫁さん!聞こえるか!聞こえるなら返事をしてくれ!」
 カルナクは遠くに飛ばされたオミコに呼びかける。
「き、きこ、え、る!」
 オミコは精一杯大きな声を出し、まだ舌は上手く回ってはいなかったが、途切れ途切れでカルナクに声を届ける。
「今から言うことを聞いてくれよ!ここから逃げろ!今すぐに!早くしないとお前まで殺されてしまう!それだけはダメだ」
「でも、あな、たが、死んだ、ら、もっ、と」
 オミコが言うと放置されていたアスラスがオミコの方に氷のつぶてを弾丸に変えオミコをねらう。
「我が氷の弾丸よ、全てを貫け!アイス・ガン!」
 まっすぐとアスラスの放つ氷の弾丸はオミコの方に向かい、カルナクを通り過ぎる。
「や、やらせんよ!」
 カルナクは懐にしまっていた武器をアスラスの放った氷の弾丸に向けて投げる。
「そんなちんけな武器で私のアイス・ガンは止められぬよ」
 アスラスはカルナクをバカにしたように言うが、カルナクはニヤリと笑い
「そんなもの魔王将と呼ばれる男に通用するわけないことなどわかっている。あの武器は特殊なんだよ。まぁ見てな」
 カルナクの投げた小さなナイフのような武器はアスラスの氷の弾丸に触れる。
「ふっ。どうせ刺さるだけだろう」
 アスラスは余裕そうに、カルナクの投げたナイフを見ていた。
 氷の弾丸に触れ、刺さるだけと思っていたが結果が違い、少し驚いていた。
「ほう。少し見直したわ。まさか我がアイス・ガンがあのようなナイフ如きで砕けるとはな」
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