異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

カルナクと実里とガイ

「背後から気配を感じていたがまさか仲間がいるとはな」


 吸血兵士となったゲンがヴラドリオに噛み付くくことに成功したかと思ったが、ゲンが噛み付いたのはヴラドリオの出現させた杭だった。


「はぁっがぁががが」


 吸血兵士は唸る。


「私の前から消えよ。串刺しの杭!」


 ザクッ!ザクザクザク!
 ヴラドリオの能力、杭によりゲンの体は地面から生えた杭により縦に貫かれ、次に右斜めから生えた杭が刺さり、とどめのようかに左斜めから杭が生え、ゲンに刺さる。


「さて、お前の仲間は倒した。さぁ早く娘を返せ」


 ヴラドリオは攻撃もできないのに武器を構えながら吸血鬼のいる方向を向く。
 吸血鬼は急に笑い出す。


「あっはっは。はーっはっは」


「何がおかしい?頭がいかれたなら早く娘の体から・・・」


「ヴラドリオ・バーラッシュ。後ろを向いてみな」


 吸血鬼の言うように、後ろを振り向くと、先程殺したはずのゲンが動きだす。


「ば、バカな。完全に心臓を3回くらいついたはず」


「そいつはもう生きてなどいないよ。それは私が操っている兵士。別名、吸血兵士だ!」


 ゲン、もとい吸血兵士はもう一度ヴラドリオに襲いかかる!


「ならば何度でも動きを封じるまで!」


「ふんっ!」と言いまた能力を使って吸血兵士の動きを封じる。


「お前ならそうせざるをおえないよな。もう1人仲間がいれば私に勝てたかもしれないのにな」


 吸血鬼はヴラドリオのもとまで容易に近づき、


「では君の身体頂くよ!」


 ガブッ!






 ヴラドリオと吸血鬼が争っている間にカルナクたちは傷も回復してきたので休憩をやめて理人を探そうと出発の準備をしていた。


「十分休めたし、そろそろ動くぞ。ガイ、実里」


「私は大丈夫だけどガイはもう動ける?」


「何を言う。カルナクの方が俺より傷を負ったのに俺が動けなくてどうする」


 ガイはそう言って立ち上がり、実里も立ち上がる。


「なら向かおうか。とりあえずは鏡を探してその後にヴラドリオさんを探すぞ。で鏡はどこまで向かったのかわからないのか?」


 カルナクはガイに聞く。


「多分この周囲を探索していれば見つかると思うけど」


「じゃとりあえず、探すか。2人とも今回ははぐれるなよ」


 カルナクはガイと実里にいうが2人は好きではぐれていたわけではないので。


「そっちこそはぐれるなよ」


 カルナクに言い返し、3人は理人を一緒に探す。

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