異世界で目立ちたい!
実里と理人の時間
カルナクがヴラドリオと喋っている間、理人と実里は今までのことについて語り合っていた。
「しかし、なんで実里は俺と秋月の前からさるようなことをしたんだよ?最初は秋月とも一緒だったんだろ?」
「あぁ私は運悪く盗賊団のやつに捕まってしまったらしくてね。次に起きたときにはレジスタンスの人が私のことを助けていてくれてそこは幸運だったがね。このことを踏まえて私は強くならなきゃいけないと思ってね。ちょうどレジスタンスのリーダー様が私のことをレジスタンスに誘ってくれるもんだからこの気を逃すわけにはいかないなと思って。」
 色々実里も大変だったんだなと思う理人だが、まだ疑問があった。
「なんでわざわざ記憶を消すようなことをしたのさ?別にそこまでする必要はないだろうに。」
「いや〜。レジスタンスに入るといって君達とは別行動になるから心配はかけたくなくてね。だから記憶は消してもらったんだよ。もしも再開しても鏡には頼らないようにね。」
「俺が頼りないってことかよ実里!」
 理人はもっと実里やチリンに自分に頼って欲しいと思っていた。最初は目立ちたいがために利用しようとも考えていたが、今は違う。本気で2人を案じていた。
「ほんとしばらく見ないうちに変わったもんだね鏡。最初あった時とは大違いだよ。」
 実里は鏡が少し変わったことを嬉しく感じる。
「まぁ俺もこの世界にきて色々やりすぎたからね。流石にもう自重している。今はただガイアラン皇国に尽くそうと思っている。そして、今敵に寝返った師匠の真意も知りたい。」
「ヘェ〜あの鏡が誰かに教えをこう日がくるとはね〜。よほどいい人なのかい?」
 実里が聞くと、鏡は少し黄昏て、
「あぁ。こんな俺をちゃんと鍛えてくれたまさに恩師だったよ。だからこそ何故寝返ったのかを知りたい。俺はまだ師匠に鍛えてもらいたいしね。」
「そうか、そうか。その人に興味が出てきたな。さて色々話も済ませたことだし、チリン君をうまく探し出そうじゃないか!」
 実里がチリンを救出しようじゃないかと言うが、チリンの行方は・・・
「すまない。俺の強さが足りないばかりに、秋月はまだ居場所がわからないんだ。だから待っててくれ。居場所がわかったらともに助けに行こう実里。」
「そうだね。じゃ今はとりあえずアワルディア帝国に行くのか。何しに行くんだっけ?」
 実里はアワルディア帝国に行く理由を理人に聞く。理人は
「レジスタンスの仲間を助けに行くらしいよ。しかもそいつ、秋月の知り合いらしい」
「へぇ。よく知ってるね。誰に聞いたの?」
「秋月から聞いた。だから秋月の居場所もそいつに聞いたらわかるかも。だから張り切っていこうぜ!実里!」
「よし!ここから私の新しい異世界探検が始まるぜ!改めてよろしくね鏡!」
 2人は互いに握手した。
 理人と実里が握手している時、走って誰かがこちらに向かってきていた。
「しかし、なんで実里は俺と秋月の前からさるようなことをしたんだよ?最初は秋月とも一緒だったんだろ?」
「あぁ私は運悪く盗賊団のやつに捕まってしまったらしくてね。次に起きたときにはレジスタンスの人が私のことを助けていてくれてそこは幸運だったがね。このことを踏まえて私は強くならなきゃいけないと思ってね。ちょうどレジスタンスのリーダー様が私のことをレジスタンスに誘ってくれるもんだからこの気を逃すわけにはいかないなと思って。」
 色々実里も大変だったんだなと思う理人だが、まだ疑問があった。
「なんでわざわざ記憶を消すようなことをしたのさ?別にそこまでする必要はないだろうに。」
「いや〜。レジスタンスに入るといって君達とは別行動になるから心配はかけたくなくてね。だから記憶は消してもらったんだよ。もしも再開しても鏡には頼らないようにね。」
「俺が頼りないってことかよ実里!」
 理人はもっと実里やチリンに自分に頼って欲しいと思っていた。最初は目立ちたいがために利用しようとも考えていたが、今は違う。本気で2人を案じていた。
「ほんとしばらく見ないうちに変わったもんだね鏡。最初あった時とは大違いだよ。」
 実里は鏡が少し変わったことを嬉しく感じる。
「まぁ俺もこの世界にきて色々やりすぎたからね。流石にもう自重している。今はただガイアラン皇国に尽くそうと思っている。そして、今敵に寝返った師匠の真意も知りたい。」
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