異世界で目立ちたい!

紫 ヤタガラス

これからのガイアラン皇国

「さて少し話は逸れたが同盟についてに戻ろうか。ガイ、君の意見はどうだ?」


「俺からは異論はありません。王がそう決めたのであれば俺はそれで構いません。ただ実力は見てみたいのでアルダス様がレジスタンスの方と戦う時、俺も参加させて欲しいのですが」


 ガイは反対こそはしなかったがどうやらレジスタンスの人の力量を見てみたいと王に申した。


「なら2対2にしよう。それとも1人ずつのほうがいいかい?」


「そうですね。できれば1対1がいいですね」


 弓道寺は「わかった」と言って、ガイからの意見も終わった。


「ではとりあえずまとめてみると保留でアルダスだけだな同盟について意見があるのは。それでは同盟については後でアルダスがレジスタンスの人と戦った後に賛成か否かまた聞こう。次に今後についてだが」


 一度同盟の件については保留となり、会議は今回開いた本題の方へと入った。


「さて今回の本題だが、アルダスたちは知ってると思うが今後我々がどう動くかだ」


 王がそこまで言うとアルダスが今後についての意見を述べた。


「やはり防御に徹するべきかと。この前の囮作戦では囮を切り裂き魔に奪われてしまったことや俺たちガイアラン皇国の三将である大臣イナハルがやられて意識がない時点で我々はぐだぐだだ。だからこそ今は大人しく防御に徹し、敵が攻めてくればそれに対応することの方が良いと私は思います」


「そうか。アルダスはそう思っているのか。確かに今我が皇国はイナハルがいないのはかなりいたい。だがそのために他の戦力がいるだろう?切り裂きませんで役に立った鏡理人やガイガイが」


 王はアルダスが防御と皇国のことを考えて言っているのはわかるが、防御を取るのはアルダスらしくないと感じ、戦力は少しぐらいあることをアルダスに言った。


「確かに理人とガイは使えるような人間になったかもしれません。ですがまだまだ皇国の為を思うと理人たちではイナハルの穴埋めにもなりません」


「アルダス。お前イナハルの実力を知っていたのか?あいつはお前に戦闘ができるようなところは一度も見せたことはないと思うが」


 そこでダーラスが間に入って王に進言した。


「それについては私がアルダスに説明しました。私が調子にのって、ナハトと交戦していた時奴の実力を見誤り気絶させられてしまったのですがその間イナハルが戦っていてくれたからこそ私が無事ではないですが死なずには済んだことを」


「お前たちもイナハルのことをわかってきてくれたな。余は嬉しいぞ。ダーラスも間に入ってくるということは防御に賛成なのか?」


 ダーラスに王は尋ねた。


「そうですね。しばらくは皇国の為にも防御に徹し、戦力を強化すべきだと考えていますね」


 ダーラスがそう発言した後、理人とガイも「2人に賛成です」と言い、王は決断した。


「ではしばらくの間、皇国に攻め入る相手に対しては対処はするが余たちからは攻めることはなしという方針でいき、その間皆実力をあげるように。では今回の会議はこれで解散とする。皆精進するように」


 こうしてガイアラン皇国は防御に徹し、しばらくの間実力を磨くこととなった。

「異世界で目立ちたい!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く