フラグ回収

「全身筋肉痛だー」

「大丈夫？
今日は激しいことは
出来ないし…
召喚魔法を教えるわ。」

ツー

「よし！
シエン！
ここに魔力を流してみて。」

「はい！」

なんか魔王とか出るかもな〜

ピカー

出て来たのは、

「魔王！！」

母さんが叫んだ。

「ほう久しいなりn「マリ」…りn「マリ」…マリよ。」

「母さん？誰？」

「魔王よ。まさか召喚されるなんて…
（封印が解けたのかしらね…）ボソッ」

？なんて言ったんだ？

「なんでもないわよ。」

「地の文を読まないで
…ねえ
テイムされてくれない？」

「脆弱な人間などにテイム
されるわけなかろう？」

「じゃあ
僕と勝負して
僕が勝ったらテイムされて？」

「ほう…受けてやる。」

「シエン！」

「大丈夫いい作戦があるから！」

「ならせめて
私の作った
異空間でやって？」

「わかった。
いいよね。魔王様？」

「うむ。わかった。」

「コインが落ちたらスタートよ。」

シュルッ…パチッ
ダッ

イメージイメージイメージ…

「『白銀の神壁』」

「シエン！」

「な…シールド魔法か！」

白銀の神壁…
どこかのアラフォーオッサンが
使っていた魔法…
できてよかった…

「グハッ…

まだだ…」
〜１０分後〜
「次の攻撃魔法で終わりだよ。」

「我が、人間ごときにやられる
などありえん！
我の
最高魔法受けみよ！

『地獄への扉！』」

「この攻撃を僕は跳ね返す！」

『フラグ回収発動
攻撃を反射します。』

負けたのは、
魔王だった。

「くそ！」

「テイムされてくれる？」

「…仕方ない。
約束だからな…」

『魔王サタンをテイムしました。』