職業なしが世界最強

大狼さん

第5話、新たなる出会い




《現在、西暦、皇帝の230年 水の月の19日、朝の6時です。起きることをおすすめします》
(うん?また聞こえる。なんだろうなこの声は昨日の声より鮮明に聞こえるな。あー、聞こえるかな?)
《はい、聞こえます》
「うお、返事が聞こえる!あの、あなた誰ですか?」
《はい、私はエクストラスキル、【神性図書】の機能の一部です。個体名:カナトのサポートをいたします。》
「神性図書?そんなスキルもってなかったよな」
《スキル【神性図書】に個体名:カナトのスキル【未来視】【禁書目録】を統合消費をしました。結果【神性図書】が新たに発現しました。》
「え?勝手に統合したの?」
《必要と判断をしました。何か、不都合でもありましたか?》
「そ、そうか。まあ、別に不都合はないけど」
《個体名:カナトの許可を認識 スキルの統合を委託を確認しました》
「えぇ、まあいいけどさ、個体名:カナトって止めてくれないかな」
《了承しました。ではマスターで、よろしでしょうか?》
「もうそれでいいや。でもほかに無かったの?」
《では、ご主人様などはいかがでしょうか、もしくはダーリンなどはどうでしょうか》
「ちょっと待って、ご主人様は百歩譲っていいとしよう。けど、ダーリンはどうやって出てきた」
《マスターの記憶にメイドのどうj》
「待って、分かったからこれ以上は止めてくださいお願いしますこれ以上はメンタルが持たないから」
《了解しました。呼び方をマスターと呼称します。これからもよろしくお願いしますね、マスター》
「おう、これからもよろしく。ええと、名前はないのか」
《はい、名前はございません》
「じゃあ、名前はアルでいいかな」
《アルですか・・・わかりました。名前はアルでお願いします》
「分かった、じゃあ改めてよろしく」
《マスターもよろしくお願いします》
朝起きたら仲間が一人?増えていた件




 
「そういや腹減ったなぁー、何か無いかな」
スキル【アイテムボックス】をあさっていると
《マスター、アイテムボックスの中に〈黒死龍の肉塊〉がありますので、焼いて食べる事をおすすめをします》
「え、でも火魔法とかないけど、どうやって焼いて食べるんだ」
《【神性図書】の使用をおすすめします。【神性図書】の機能にマスターが倒した黒死龍のスキル【火炎魔法】が保存されていますが取得しますか》
「え、そうなの。じゃあ、お願いしますアル先生」
《マスターの許可を確認しました 【火炎魔法Ⅰ】を取得を確認・・・成功しました》
「よし、なんか取得できたみたいだったし。この肉を焼いて食べるか」
テッ テレー テレレ テッ テレー テレレ テレレッ テレレッ テレレッ テレレッ テ テ テ テ テン     ジョウズニヤケマシター
「よしできた、焼いただけだけど焼かないよりかはましだろうな。では、いただきます」
焼いた肉を口に運び、かみちぎると肉の旨味があふれてきた
「美味いなこれ、嚙み締める度に旨味があふれてくるな。そして、力が湧いてくるような気がするな」
《そうですね、100グラムにつきマスターのステータスが10%上昇しています》
「へー、効果はどれ位続きそう」バクバク
《はい、効果時間は100グラムにつき約1日です》
「そうか、この龍の肉はそんな効果があるのか。他の龍の肉はどんな効果があるかわかったりする?」モグモグ
《そうですね。時空龍の肉は不老不死になると言われています》
「龍の肉によって効果は違うのか。後食べ物の効果って龍の肉以外になんかあるの?」ゴクン
《はい、龍の肉以外にも魔素を含んだ食材が効果を発揮する物があります》
「龍の肉以外に効果がある物は分かったけど、魔素って何?」
《魔素は空気中の中に漂っている物質で魔物や動物の中に入ると魔力になります。他には精霊と妖精のエネルギーでもあり、死体に魔素と瘴気が入る事によってアンデットになります。》
「魔素って万能だな、色々使えそうだ。」



「はー、結構食ったなどのくらい食ったんだろう」
《マスターは〈黒死龍の肉〉を2キログラム摂取しました。》
「え、そんな食ったかな?まだ一食位しか食べた気がしないだけど・・・いや、まてよ2キロ食べたって効果はどうなってる」
《〈黒死龍の肉〉の効果でマスターのステータスが200%上昇、効果時間は20日です》
あー、200%かー・・・
「やっちまったー!肉食べ過ぎた。元のステータスの三倍になっちまったー!」
《・・・》
ほらーアルさんあきれてるよ。
《いえ、そんなことはありません》
どうしようこれ
「まっいいか、何とかなるよな。気を取り直してここから出ないとな、アル先生お願いします。」
《はい、この空間からでる方法は二つあります、一つはここのダンジョンコアを破壊することです。ダンジョンコアを解析した所、破壊すると魔法陣が起動して魔法陣に設定された場所に転移します。もう一つはダンジョンコアにハッキングをしてマスターが迷宮の主になることです。迷宮の主になるとダンジョン全体の階層に移動できるのでこの階層から出ることができます。》
「うーん、ダンジョンコアを壊すとここから脱出する事が出来る事は分かったけど、迷宮の主になると何かメリットとデメリットはあるのか?」
《迷宮の主になると、魔力の脈に接続されマスターの魔力の回復速度が速くなります。あとは迷宮の主に登録している迷宮に転移が出来ます。デメリットはダンジョンコアを破壊されると死にいたります、しかしマスターのスキルの中に【隠蔽】がありますので迷宮の主の事を隠蔽をすれば、あまりデメリットはないと考えて良いと思います。もしも死んでしまってもマスターには【転生術】がありますので、大丈夫だと思います。》
「そうか、メリットの方が大きいな、じゃあ迷宮の主になってみるか。とゆうことでアル先生お願いします!」
《了解しました。ダンジョンコアのハッキングを開始します》




アルが作業をし始めてしばらく時間が経つと。
《ハッキングに成功しました。これよりマスターは迷宮の主になりました。
魔力の脈の接続を確認・・・成功 正常に魔力の脈の接続ができました》
「アル先生ありがとうございます。これで脱出ができるな、でもその前にこの階層を隠蔽しないといけないと思うんだけど、アル先生どう思います?」
《この迷宮の最下層の到達できるものは現在は限りなく少ないため、現在の時点では必要はないと推測しました。しかし、マスターがこの空間に来た罠を消去する事をおすすめをします。消去しますか?》
ああー、あの罠か、本来ならいきなりのラスボス戦で侵入者を排除の目的なんだろうけど、今じゃ危ないよな。
「そうだな、よろしくお願いするよ」
《了解しました》
「これで一通り終わったからここから出るかいつまでもここにいたくないからな」
《迷宮から出るのでしたらダンジョンコアを破壊した時の魔法陣の転移先でどうでしょうか。》
「そうだな、アル、そこってどこに出るか分かるのか」
《いえ、細かくはわかりませんが世界樹周辺に転移をするそうです》
「そうだなぁ、それでいいか。じゃあアル、魔法陣の起動お願い」
《了解しました》
しばらく待つと魔法陣が現れカナトはそこに乗ると魔法陣が光りだすとカナトは転移をした






ーーーー???saidーーーー
この馬車に乗せられてもう何日たったのだろう、奴隷紋をつけられると自分の名前、家族の事を忘れるらしい。けど、何故かいつも一緒にいた妹のことは忘れられなかった。
「お姉ちゃん、この馬車どこに行くの?」
いつも一緒にいた妹が心配そうに行き先を聞いてきた、けど私にもわからない
「わからない、けどきっと大丈夫なはずだよ」
ごめんね。こんな説得力のないことしか言えなくて。でもね貴女に何かあったら私は自分を犠牲にしてでも守るからね。







ーーーーカナトsaidーーーー
「はー、やっと迷宮から出られた。うん、外の空気は美味いな」
《現在の位置を確認 どうやら世界樹の根本のようです。》
「へー、どこにその世界樹があるの?」
《マスターの後方の上です》
カナトはアルの声の言う通りに後ろを向くと、とても大きい木が立っていた
「うわ、こんな大きな木だったんだ世界樹スゲー」
カナトは世界樹の大きさに驚いていた、すると世界樹の高い枝の所にリンゴの実のような透き通った色々な色の宝石がなっているのを見つけた。
「なんだあれ?、リンゴのような気がするけどなんか光っているものがあるし、取ってみたらわかるかな?アル、あそこまで飛べるスキル何かないか」
《黒死龍デッドファルアーの固有スキルに【飛行】がありますが、取得しますか?》
「なるほど、黒死龍のスキルか、それでいいかな。じゃあアルお願いするよ」
《了解しました。スキル【飛行】の取得・・・成功しました。しかし、マスターの身体ではスキルの使用がすることができない為、スキルの調整が終わり次第使用が可能になります》
「アル、ありがとう。じゃあ、それまでにここら辺を探索でもするかな」
スキルの調整が終わるまで世界樹の森を探索をしていると傷のついた狼らしき魔物が横たわっているの見つけた。
「うん?なんだ、魔物が倒れているけど死んでいるのか?取り敢えず【鑑定:神】」





種族 フェンリル(幼体)
状態 瀕死

レベル 5

HP/39/7
POW/37
DEF/24
MP/35/5
______________________
スキル

かみつきⅢ 聖魔法Ⅱ 雷電魔法Ⅰ 空間魔法Ⅰ 魔法耐性Ⅳ 
気配感知Ⅱ
______________________
固有スキル
魂喰らい
_____________________________________
称号
[世界樹の守り]




「この魔物、死にかけじゃないか!早く治療をしないと。アルどうにか治療できないか?」
《世界樹の葉などはいかがでしょうか。世界樹の根元に落ちているものがあると思います、それを食べさせればいいと思います》
「ありがとう、早く戻って取りに行かないと」
弱っている魔物の治療のために世界樹の葉を取りに行くため、森の中を走った。
「ハアハア、ここら辺に落ちているはずなんだけど。」
世界樹の根元をくまなく探していると、落ちている葉の中に比較的新しい葉が落ちていた
「えっと、あったこれかな。世界樹の葉を見つけたから早く戻らないと」
そして、体力がギリギリだったが魔物に世界樹の葉を食べさせる事ができた
「頼む、治ってくれよ」
フェンリルに世界樹の葉を食べさせるとフェンリルから淡い光が放つとフェンリルは目を開けるとカナトにすり寄ってきた
「キュン」
「おお、無事に治ったんだな。よかったけど、何で俺の傍によって来るんだ、元の場所に戻っていいんだよ」
しかし、フェンリルは離れず目で何かを訴えてきた
《マスター、そのフェンリルはマスターの従魔になりたいそうですがどうしますか?》
「え、そうなの?そうか、仲間が増えることは嬉しいけど、この子は大丈夫なのか?」
《はい、大丈夫だと思われます》
「アルが言うなら大丈夫か。この子を従魔にするのはどうすればいんだ?」
《それは、マスターの魔力を少し流しながら名前を付けると従魔になります》
「なるほど、じゃあやってみるか。そうだな、君の名前はジルだ」
フェンリルに魔力を流し名前を付けるとフェンリルとの感覚がつながったのを感じた
「これで従魔になったんだよなステータスを見てみるか」




種族 フェンリル(幼体)
名前:ジル
状態 なし

レベル 5

HP/39/30
POW/37
DEF/24
MP/35/20
______________________
スキル

かみつきⅢ 聖魔法Ⅱ 雷電魔法Ⅰ 空間魔法Ⅰ 魔法耐性Ⅳ 
気配感知Ⅱ
______________________
固有スキル
魂喰らい
_____________________________________
称号
[世界樹の守り]「カナトの従魔」



「無事に出来たみたいで良かった。これからよろしくなジル」
「ワフ!」
<ジルが仲間になった>


「これからジルを鍛えないといけないな、今のジルはここら辺の魔物に勝てないもんな」
「クーン」
「大丈夫だ、ジルはこれから強くなれるからな。だからこれから魔物狩りに行こうかジル」
「ワン!」
ジルを鍛えるために森の中へ進んで行くとカナト達はゴブリンより上のホブゴブリンに遭遇した
「よし、ジルあそこに魔物がいるだろ、けど魔物は俺たちに気づいてない」
「わふ!」
「ジルは魔物の後ろから静かに攻撃をするんだ、ジルの攻撃でひるんだ所を俺が止めを刺す、分かった?」
「わふ!」
「よし、作戦開始だ」
ジルはホブゴブリンの後ろに回るとホブゴブリンの首にとびかかり一撃でホブゴブリンを倒し
てしまった。
「ワン!」ドヤァ
「凄いな、予想外な事だがよくやったなジル、えらいぞ」ナデナデ
「わふぅ」ナデラレナデラレ
「そうだ、解体しないとだけど、ジル食べる?」
「ワン!」と返事をすると、ジルがホブゴブリンの死体に近づくと、ホブゴブリンの死体が光になってジルに吸い込まれて行った。
「そうか、魂喰らいで食べたんだな。アル、魂喰らいの効果ってなんだ?」
《はい、ジルのスキル【魂喰らい】は生物の死体や魔物の魔石を自分の魔力に変換をする事ができます。魔物の魔石の場合、吸収をすると一定確率でスキルが手に入り。生物の死体の死体の場合は吸収をすると、一定確率でステータスが手に入るようです。》
「うーん、ジルのスキルを生かすために吸収をするか、悩みどころだな。まあ、それは追々考えていって臨機応変に対応をしていくか。」




ジルと一緒に行動をしているといつの間にかに日が暮れていて、すっかり日が落ちていた。
「すっかり日が落ちたな。ジル、一緒に世界樹の所に戻ろうか」
「ワン」
ジルと一緒に世界樹の所に戻るため、歩いていると目の前に二人の少女が立っていた。





ーーーー???saidーーーー
馬車に揺られて数週間が立とうとすると、ある森の中に入り馬車が止まった。
「ここら辺か?おい奴隷ども、さっさと出てこい」
そう商人?に言われ、鍵が開けられると奴隷の皆は馬車から久しぶりの外に出た。
「お前らには世界樹になっている<実>を探して取ってこい。もし、世界樹の<実>を取って来た奴らは奴隷から解放してやる。わかったらさっさと行っt」グシャ
商人の目的の<実>を探して取ってこい、と説明している商人の頭がいきなりはじけ飛んだ。すぐには理解が出来なかった。理解が出来たのは,二人目の頭が吹き飛んだ後だった状況が理解できた後の行動は自分でも早いと思う程早かった。自分の妹と一緒に無我夢中で走った、訳の分からない攻撃で死にたくないから遠くに逃げた。そして気がつくと世界樹の森の奥深くに来てしまった、気づいた時には遅かった、より危険な森の奥には私達よりはるかに上回る力を持つ魔物が居ることは誰でも知っている。しかし、私達は運がいいのか魔物に会わなかった、まるで誰かが草刈りを終えた後のように魔物が居なかった。けど私達は走っていたせいで空腹になっていた、空腹のせいで私達は動く事が出来なかった、けど私達の目の前に美味しそうな匂いがして来た、いつかの懐かしい匂い。本能が叫んでいる(吸いたい、吸いたい)と頭の中で叫んでいる。
「もう、限界、襲ってもいいよねお姉ちゃん」
妹も限界みたい。まあ、私もだけどね
「そうだね、私もだよ、独り占めはだめだからね」
そして、本能のままに目の前の「人間獲物」に襲い掛かった






ーーーーカナトsaidーーーー

《マスター、正面に誰かいるようです。気を付けた方がいいと思われます》
「アル、だが相手は少女二人だが何かあるのか?」
《はい、あの二人は隠蔽をして、ヒューマンとステータスにありますが彼女たちはバンパイアの様です。なので彼女たちは普通のヒューマンよりかは強いはずですが奴隷になっているようです》
「奴隷?この世界には奴隷がいるのか?」
《はい、奴隷には犯罪奴隷と普通奴隷がいますが普通奴隷の場合、奴隷紋がついています、奴隷紋は付けられた奴隷は自分の名前、出自についての記憶を忘れます》
「それで、少女達は普通奴隷なのか?」
《その様です》
「奴隷紋は消せる事はのか?」
《奴隷紋は消そうとすると、奴隷紋の中にある魔法陣が発動し精神崩壊が起こるようです。なので、現在のマスターでは不可能です》
「そうか今のところは、か。今はそんなことはどうでもいいな、あの子達何か今にも襲ってきそうだけど大丈夫かな?」
そんなことを考えているといきなり襲い掛かってきた
「やっぱり、襲い掛かって来たよ!、アル、この子達どうしたんだ?」
《どうやら、バンパイアの吸血衝動が抑えられなかった様です》
「その吸血衝動は気絶させたら治るのか」
《はい、完全ではないですがしばらくの間正気に戻ります》
「じゃあ、今回は気絶させて一回話を聞こうかな。よっと」
「あうっ」
「はうっ」
しかし、速度がない為対処は簡単に無力化できた
「よしジル、この子達担いでもらってもいいかな」
「わう!」






「うーん、ここはどこでしょうか。どうやら木の中の様ですけど」
「君、起きたんだ。良かったよ目を覚ましてくれて、目を覚まさないから死んじゃったかと思っちゃった」
「あの、あなたは誰でしょう?そして、ここはどこでしょうか」
「そうだった自己紹介だね、俺はカナト、ここは世界樹の木の隙間だよここは魔物が寄って来ないから安全だから」
「世界樹の木?ここは世界樹の木の中何ですか⁉」
「うん、そうだけど、どうかした?」
「だってここは一度入ってしまったら二度と生きて出られない場所なんですよ!なのにどうしてそんな平然としているんですか!」
「どうしてって言ってもな生きていられるからここにいるんだけど、それより君こそ何でここに来たんだここは危険な場所ってわかっているんだろ」
「・・・それは、世界樹の<実>を探していたんですけど魔物に襲われてここまできてしまったんですけど記憶が曖昧なんです途中まで覚えているですけど」
「じゃあ、俺を襲った事も覚えてないのか」
「ッ、そうだったんですね、すみませんでした。それで私達をどうするんですか?もしかして夜の」
「まて、そうじゃない、君達に興味があったから助けたんだ。それよりも吸血衝動は大丈夫か、良かったら俺の血、飲むか?」
「そうだったんですね、助けていただきありがとうございます。けど、私は奴隷です。そんなこと出来ません」
「そっか、じゃあ眷属になるか?そうすれば君たちだって血が飲めるぞ」
「でも、私は奴隷です」
「俺はそんなこと気にしないけど、君はどうなの?」
「それは」
「もうちょっと素直になってもいんじゃないかな君はよく頑張ったよだから素直になってもいんだよ」
「私は、もう前みたいな生活嫌です。だから私を助けてください!」
彼女は泣きながら訴えてきた、それは辛かった気持ちを、今まで抑えていたものを吐き出すように
「分かった、けどまずは、俺の血を飲みな、お腹減ってるだろ」
「グス  ありがとうございます。それでは失礼します」
彼女はこっちに近付き、次第に息がかかりそうな距離になり遂に彼女の柔らかい唇が首に当たるそして、首に鋭い物が当たるとゆっくりと沈み込んでいき首から何か流れる物を感じた
「チュル、チュパ、ハアハア、カナトさん、カナトさんの血とても美味しい、もっとください。私にもっと熱いのをください」
(一部分だけ聞いていたら卑猥な物に聞こえるが一切そんなことはしていないこれは食事だ)
変な意識をしない様に頭の中を空っぽにして、彼女の食事吸血が終わるのをまった。しかし、彼女の食事吸血は明け方まで続いた。


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