０はじまり

大原翔

この作品を読んでるみんなは何を目的に人生を歩んでいるのだろうか。
既に働き、職に就く人はなんのために働くのか
未だ学校に通い、社会を学ぶ人はなんのために学ぶのか
俺にはよく分からなかった。

でも、彼女と出会い、俺は変わった。

彼女は何もない俺に生きる意味を、人生そのものをくれた。

彼女の笑顔に何回も救われた。
彼女との時間に幸せを感じた。
だからこそ今度は俺が彼女を助けたいと想い･･･
パソコン内のギフトボタンに指を伸ばす

すると機体は軽快なサウンドを鳴らした

｢皆ー！今日もたくさんのギフトと視聴ありがとねー！また次回の配信で！｣

そう言って画面に映っていた少女は消えていく。

｢なんだ今日は短めだな。次の配信に期待だな。｣

そう呟いて俺は自分のベットに飛び込む。

これは俺が応援する側から応援される側になる夢物語