精霊術士の英雄譚
第50話 英雄誕生
今日は、俺が国王になってから初めての絶対に失敗してはいけない用事がある日だ。その用事とは、勿論夜会の事だ。この国は周りの国より大きくこの国が支えている立場なのでまず戦争などは無く、ある程度のことはジョンなどの優秀な部下がしてくれるので正直に言うと、俺の仕事はあんまり無く、重大な仕事も無かったのだ。しかし今日は、国の存続に関わる仕事だ。ショウを本気で怒らせてしまうと一瞬でこの国が無くなってしまうし、ショウが他の国に行こうものなら隣国とのパワーバランスが一瞬で崩壊し、戦争になれば100%この国が負けるだろう。対してショウがこの国の貴族になればこの国は圧倒的な強を有する事が出来、もし精霊術士と公表すればショウは実は神だった。とか言い出す奴も現れるだろう。認定式は成功に終わったので夜会の襲爵式が終わればショウはこの国の貴族になり、リナ達の安全を守ればこの国に残ってくれるだろう。そしてリンと結婚させ俺の後を継いで貰う。最高だな
「ジョンよ」
「どうしました?」
「ショウは、リンと結婚してくれるかの?」
「陛下。大変申し上げにくいのですが、可能性は低いと思います」
「何故だ!」
「ショウ様は年上の女性がタイプのようです。最近は、ユーリ様と沢山の時間一緒にいます。それにとても仲の良いリナ様とも恋仲ではないそうなので、この事から推測すると年上の女性がタイプかと思われるからです」
「そうか。わかった」
「すみません」
「なに、お前が謝る事は無い。夜会絶対成功させるぞ」
「勿論です!」
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
その頃ショウ達は正装に着替えていた。
「ショウ。とても似合っていますね」
「ありがとユーリ。ユーリもとても似合っているよ」
「ありがとうございます」
「夜会とか初めてだから緊張するなー、大丈夫かな?」
「今日の夜会は一般市民も入れるので肩苦しい事は無いので緊張しなくて大丈夫ですよ」
「そっか。ありがと!」
それから時間が経ち、夜会の時間になった。夜会は認定式以上に盛り上がっていた。理由はショウに会いたいのは勿論だが、この夜会は貴族も一般市民も参加する夜会なので、1発逆転を目指して来るものをいるからだ。そんな中遂にショウが、登場する時間になった。僕は、ガッチガチに緊張していた所にユーリが近づいて来て頬にキスをしたのだ。
「うぇ!」
「ショウ。顔真っ赤ですよ。これでこれで緊張は溶けましたか?」
「う、うん。ありがと」
と話していると、
「陛下ー!竜が、地竜が接近しています!」
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
「陛下ー!竜が、地竜が接近しています!」
「おい!それは、本当なのか?」
「はいっ!この先の草原に現れました。今は、特に何もしていませんが、暴れたら…」
「わかった早急に対処する。竜は小竜か?」
「それが、成竜です」
「お、終わった…この国で成竜を倒せる者などいる訳な」
「いますよここに」
「ショウ!」
「私は陛下の眷属です。私に成竜を討伐させてくれませんか?」
「勝てるのか?」
「ウェスタは古龍クラスではないと戦いにすらならないって言ってます」
「そうか。では頼む。沢山の報酬を出そう!」
「では」
ショウは、一緒で飛んで地竜の元へ行った。
「今誰か飛ばなかった?」
「あれが魔神だよ!すげーよな!」
「俺もあんなすげー魔法使いになりてぇーな!」
「キャー!カッコイイ!」
と、物凄く盛り上がったところで、国王が、
「皆の者見たか、あの英雄を!あの者はこの国の全戦力をつぎ込んでもギリギリ勝てる位の成竜に対して1人で立ち向かった!そして、ワシに何て言ったと思う?「古龍クラスではないと戦いにすらならない」だそ!」
と、話していると、「どがーん!」と、大爆発が起きたような音がした。
「聞こえたか。そして、草原の方を見よ!大爆発が起きている。我らが英雄は1人で立ち向かって、この国を護ったのだ!皆で讃えよ!」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
「彼はこの国の国民であり、貴族であり、そして、この国の英雄だ!異論ある者いるか!」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
「英雄が、帰って来たぞ!」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
僕が成竜を一撃で殺し戻ると、物凄く盛り上がっていた為、自己紹介をすることにした。
「皆さんこんばんわ。私はショウと申します。私は英雄と呼ばれていますが、国民としての当たり前の事をしたまでです。私が好きな言葉は「ノブレス・オブリージュ」と、言う言葉です。その言葉には、地位の高いものには責任を、力あるものには力なきものに力をと、私は解釈しています。私は今後もこの考えを変えるつもりはありません。こんな私で良かったらこれからもよろしくお願いします」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
こうしてこの国に新たな英雄が誕生した。結果としてこの夜会は大成功に終わった
「ジョンよ」
「どうしました?」
「ショウは、リンと結婚してくれるかの?」
「陛下。大変申し上げにくいのですが、可能性は低いと思います」
「何故だ!」
「ショウ様は年上の女性がタイプのようです。最近は、ユーリ様と沢山の時間一緒にいます。それにとても仲の良いリナ様とも恋仲ではないそうなので、この事から推測すると年上の女性がタイプかと思われるからです」
「そうか。わかった」
「すみません」
「なに、お前が謝る事は無い。夜会絶対成功させるぞ」
「勿論です!」
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その頃ショウ達は正装に着替えていた。
「ショウ。とても似合っていますね」
「ありがとユーリ。ユーリもとても似合っているよ」
「ありがとうございます」
「夜会とか初めてだから緊張するなー、大丈夫かな?」
「今日の夜会は一般市民も入れるので肩苦しい事は無いので緊張しなくて大丈夫ですよ」
「そっか。ありがと!」
それから時間が経ち、夜会の時間になった。夜会は認定式以上に盛り上がっていた。理由はショウに会いたいのは勿論だが、この夜会は貴族も一般市民も参加する夜会なので、1発逆転を目指して来るものをいるからだ。そんな中遂にショウが、登場する時間になった。僕は、ガッチガチに緊張していた所にユーリが近づいて来て頬にキスをしたのだ。
「うぇ!」
「ショウ。顔真っ赤ですよ。これでこれで緊張は溶けましたか?」
「う、うん。ありがと」
と話していると、
「陛下ー!竜が、地竜が接近しています!」
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「陛下ー!竜が、地竜が接近しています!」
「おい!それは、本当なのか?」
「はいっ!この先の草原に現れました。今は、特に何もしていませんが、暴れたら…」
「わかった早急に対処する。竜は小竜か?」
「それが、成竜です」
「お、終わった…この国で成竜を倒せる者などいる訳な」
「いますよここに」
「ショウ!」
「私は陛下の眷属です。私に成竜を討伐させてくれませんか?」
「勝てるのか?」
「ウェスタは古龍クラスではないと戦いにすらならないって言ってます」
「そうか。では頼む。沢山の報酬を出そう!」
「では」
ショウは、一緒で飛んで地竜の元へ行った。
「今誰か飛ばなかった?」
「あれが魔神だよ!すげーよな!」
「俺もあんなすげー魔法使いになりてぇーな!」
「キャー!カッコイイ!」
と、物凄く盛り上がったところで、国王が、
「皆の者見たか、あの英雄を!あの者はこの国の全戦力をつぎ込んでもギリギリ勝てる位の成竜に対して1人で立ち向かった!そして、ワシに何て言ったと思う?「古龍クラスではないと戦いにすらならない」だそ!」
と、話していると、「どがーん!」と、大爆発が起きたような音がした。
「聞こえたか。そして、草原の方を見よ!大爆発が起きている。我らが英雄は1人で立ち向かって、この国を護ったのだ!皆で讃えよ!」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
「彼はこの国の国民であり、貴族であり、そして、この国の英雄だ!異論ある者いるか!」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
「英雄が、帰って来たぞ!」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
僕が成竜を一撃で殺し戻ると、物凄く盛り上がっていた為、自己紹介をすることにした。
「皆さんこんばんわ。私はショウと申します。私は英雄と呼ばれていますが、国民としての当たり前の事をしたまでです。私が好きな言葉は「ノブレス・オブリージュ」と、言う言葉です。その言葉には、地位の高いものには責任を、力あるものには力なきものに力をと、私は解釈しています。私は今後もこの考えを変えるつもりはありません。こんな私で良かったらこれからもよろしくお願いします」
「「「「「「ウォォォォォァオオオ」」」」」」
こうしてこの国に新たな英雄が誕生した。結果としてこの夜会は大成功に終わった
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