第7話 能力解放

食堂から帰ると交代でシャワーを浴び、２人ともすぐ寝たので、すぐに次の日になってしまった。


「翔、おはよう」


「利奈もおはよう」


「今日、魔物と戦うんだよね？利奈ちょっと怖くなってきた」


「利奈、戦うのは僕の仕事だから、僕が相手のステータスを教えて欲しい時は教えてね」


「勿論！！私は、戦わないんだからその位はしないと」


「ありがと、利奈」


「うん！がんばろうね翔！」


「おう！」


と言いながら食堂へ、行きご飯を食べ皆で教会から出て王都の外へ出た


「これからは、もうついて行かない。日が沈み始めたらまたここに帰って来るように。完全に日が沈みきったら置いて帰る。分かったな？」


と男性がいい、皆が


「はい！」


と言って皆が散らばって行った。


「翔、どうする？」


「とりあえず僕達も魔物を探しに行こう！」


「分かった」


（いるかい？ウェスタ？）


「翔ウェスタも来たよーこれで皆が揃ったね」


「うん。冒険スタート」


僕達が歩いていると１匹の狼の様なのが襲い掛かって来た。反応に遅れた僕達が何も出来ずにいるとウェスタが一気に燃えそのまま体当たりした。そのまま体当たりされた狼は何故自分がやられているのか理解出来ないまま絶命した。僕はウェスタに、


「ウェスタありがと！凄いねウェスタ」


と言いながらウェスタに駆け寄るとウェスタは翔の周りを動き回った


「ウェスタも喜んでいるみたいね」


「うん！これでウェスタともっと仲良くなれた気がする」


と話していると遠くから、


「誰か助けてー」


と声が聞こえたので、


「利奈行こう」


「うん」


といい声が聞こえた所まで駆けつけると、一人の少女にさっきの狼が10匹群がっていた。


「大丈夫今助けるからね」


と少女にいい、


（ウェスタ力を貸してくれ、僕は、こんな少女を見捨てることは、出来ないお願いだ）


と思うとウェスタが僕の近くまで来て居なくなった。その途端に体が熱くないのに燃え続ける様な感じになり、物凄く力がみなぎって来た。


「イクゾォォォォォォォォォォォォォォォォォォ オリャァァォァァァァァァァァァァ」


と、思いっきり拳を振るうと手に炎が纏い、狼10匹を一瞬で絶命させた。


「大丈夫かい？」


と言ったあと僕は、気絶した。