無職が伝説の召喚士になるまで
第10話 踏破
俺は目が覚めると飛び回っているビリーと静かに座っているラミーがいた。
「おはよう」
「おはようございます。ご飯にしますか?」
「ん?そうだな。まずは腹も減ったし飯でも食うか」
「はい。では、残っている古代龍をどうぞ」
「やっぱめっちゃ美味いな。これが勝者だけが味わえる味だな」
「そうですね。死んでしまっては食われるだけですからね」
「まさに弱肉強食だな。俺はこれからもこの弱肉強食の世界で生きていくんだろうな」
「人間族がするでいる所に戻るつもりは無いんですか?」
「可能性としてはあるが、めちゃくちゃ低いだろうな」
「そうですか。あくまでも私の意見ですが私はご主人様に幸せになって貰いたいです。なので人間族の所で暮らし、好きな人が出来て結婚し子供も出来て幸せになって欲しいと思います」
「そうか。考えておく。でも俺にそんな事が出来ると思うか?」
「思いますよ。ご主人様は幾ら強くっても中身は人間族の子供です。今は何も無くてもいつか壊れるでしょう。そうならない為には同族での理解者が必要です」
「ラミーの言うことも一理あるな。ビリーは何か思うか?」
「ビリーは楽しかったらなんでもいいよー!」
「そうか。まぁー、取り敢えず飯も食ったし宝を貰いに行くか!」
「あい!」
「そうですね。行きましょう!」
俺達は奥の部屋へ行った。今までと違い階段は無く、扉があった。俺は開け方が分からなかったので取り敢えず殴ってみたらぶっ壊れたのでそのまま突き進んだ。一番奥に行くと箱と大剣とローブがあった。箱はトラップなのか?と思ったが何も察知しないので大丈夫だろう。
「真っ黒な大剣だな」
「そうですね。持ってみてはどうですか?」
俺は大剣を持つと初めて持った筈なのに何十年も使い続けたように身体にしっくりきた。それに見た目では30キロ近くありそうだが、実際持ってみると1キロあるかないか位だった。そして、俺が持った途端この大剣は紅色に輝き出したのだ。まさに漆黒の夜に、赤い稲妻が走ったようで物凄く綺麗でかっこ良い。
「なんで赤く光ったんだ?」
「もしかしたら神剣かもしれません。私も詳しく分かりませんが、神剣だとしたら、まだ未完の状態で使用者と共に成長し完成した時に完全に赤の大剣になるのでは無いのでしょうか?」
「そうか。神剣か。かっけぇーな。それにしてもこれだけ凄そうでもまだ未完の状態って結構やばいぞ?」
「そうですね。ローブももしかしたら神剣位凄い物かもしれませんよ」
「そうだな。って、重っ!これ数100キロあるぞ!」
俺が真っ黒のローブを持ってみるとめちゃくちゃ重かったのだ。多分俺では無かったら人間では持てないだろう。俺は無理やり着てみると、身体に完全にフィットし、少し暑かったが快適温度になった。そして、このローブも大剣と同様蒼く輝いた。
「どうやらこれも神器そうですね。よかったですね」
「あー、これはめちゃくちゃ快適だし耐久性も半端ないと思うぞ。ビリー!突っ込んでいいぞ!」
「あい!」
「ドゴーン!」
「少し衝撃が来るだけで全然痛くねぇー」
「ご主人様!輝きさが増しましたよ。もしかしたら大剣は、敵を攻撃すると成長し、ローブは攻撃を受けると成長するのかもしれません」
「確かに蒼さか増したな。ラミーの言っている事が正しければ最高の武具だな」
「はい。そうですね。使用者と共に成長していく神の武具ってかっこ良いですね」
「そうだな。さて最後だが、箱を開けるか」
俺が箱を開けると手のひら程の種のようなものが3つあった。
「こ、これは!スキルの種ではありませんか!」
「スキルの種ってなんだ?」
「まずスキルの説明をしますね。スキルとは人間族だけにある。人間の域を凌駕した才能や、異能を与えるステータスのようなものです。確率は確か数100万に1人いるかいないかで、スキルを持ったものは必ず世界中に名を馳せ死後には伝説上の人物になるでしょう。スキルはそのような物です。そして、スキルの種は食べると強制的にスキルをゲット出来るアイテムなのです」
「凄いアイテムだな。それが3つあるんだよな。お前らは食えないのか?」
「私達が食べるとなんの意味もない唯の種になるので是非ご主人様が3つ食べてください」
「そうか。なら、俺が全て食べて良いんだな?」
「あい!」
「はい」
俺は3つのスキルの種を同時に食べた。めちゃくちゃ不味くて吐きそうになったが無理やり飲み込んだ。
「うわぁー、くっそ不味かった。スキルは獲得したのかな?」
「箱の中にある鑑定石でみたらどうですか?」
「そうだな。そうしよう」
俺は箱の中に入っていた鑑定石を触った。
名前ライキ 職業Legendsummonaer LV396
ステータス
力120625
体力80855
魔力167521
防御68092
魔防59652
スキル
【ハングリースレイヤー】
【聖癒】
セクストラスキル
【VesseloftheheroKing】
「うわ!本当にスキルが3つある。ってまた読めない文字がある!」
「ご主人様ってやはり伝説の召喚士だったのですね」
「ラミーはこの文字読めるのか?」
「はい読めますよ。この文字は異世界文字と言われて、約500年前に魔王から世界を救った勇者が使っていた文字で勇者さん達の職業も異世界文字で書かれていましたよ。なので異世界文字は伝説の職業や、伝説のスキルに使われるのでは無いでしょうのか?あっ、因みにですがその勇者さんは【正義】というスキルを持っていたそうですよ」
「そうなんだ。因みにこのエクストラスキルはなんなんだ?」
「ヴィッセルオブザヒーローキングなので、英雄王の器ですね。良かったですね!」
「嬉しいような悲しいような。だって英雄ってことは人間族と関わるわけだろ?」
「そうとは限りませんよ?もしかしたら、魔物の英雄になればそれも歴とした英雄王です」
「そうだな」
「ここにはもう特に何も無さそうなので完全踏破ですね」
「そうだな。ダンジョンを踏破したな。久しぶりに人間の飯も食いたくなったから脱出するか」
「あい!」
「そうですね!」
俺達はこうして魔境の渓谷のしたのダンジョンを踏破した。
「おはよう」
「おはようございます。ご飯にしますか?」
「ん?そうだな。まずは腹も減ったし飯でも食うか」
「はい。では、残っている古代龍をどうぞ」
「やっぱめっちゃ美味いな。これが勝者だけが味わえる味だな」
「そうですね。死んでしまっては食われるだけですからね」
「まさに弱肉強食だな。俺はこれからもこの弱肉強食の世界で生きていくんだろうな」
「人間族がするでいる所に戻るつもりは無いんですか?」
「可能性としてはあるが、めちゃくちゃ低いだろうな」
「そうですか。あくまでも私の意見ですが私はご主人様に幸せになって貰いたいです。なので人間族の所で暮らし、好きな人が出来て結婚し子供も出来て幸せになって欲しいと思います」
「そうか。考えておく。でも俺にそんな事が出来ると思うか?」
「思いますよ。ご主人様は幾ら強くっても中身は人間族の子供です。今は何も無くてもいつか壊れるでしょう。そうならない為には同族での理解者が必要です」
「ラミーの言うことも一理あるな。ビリーは何か思うか?」
「ビリーは楽しかったらなんでもいいよー!」
「そうか。まぁー、取り敢えず飯も食ったし宝を貰いに行くか!」
「あい!」
「そうですね。行きましょう!」
俺達は奥の部屋へ行った。今までと違い階段は無く、扉があった。俺は開け方が分からなかったので取り敢えず殴ってみたらぶっ壊れたのでそのまま突き進んだ。一番奥に行くと箱と大剣とローブがあった。箱はトラップなのか?と思ったが何も察知しないので大丈夫だろう。
「真っ黒な大剣だな」
「そうですね。持ってみてはどうですか?」
俺は大剣を持つと初めて持った筈なのに何十年も使い続けたように身体にしっくりきた。それに見た目では30キロ近くありそうだが、実際持ってみると1キロあるかないか位だった。そして、俺が持った途端この大剣は紅色に輝き出したのだ。まさに漆黒の夜に、赤い稲妻が走ったようで物凄く綺麗でかっこ良い。
「なんで赤く光ったんだ?」
「もしかしたら神剣かもしれません。私も詳しく分かりませんが、神剣だとしたら、まだ未完の状態で使用者と共に成長し完成した時に完全に赤の大剣になるのでは無いのでしょうか?」
「そうか。神剣か。かっけぇーな。それにしてもこれだけ凄そうでもまだ未完の状態って結構やばいぞ?」
「そうですね。ローブももしかしたら神剣位凄い物かもしれませんよ」
「そうだな。って、重っ!これ数100キロあるぞ!」
俺が真っ黒のローブを持ってみるとめちゃくちゃ重かったのだ。多分俺では無かったら人間では持てないだろう。俺は無理やり着てみると、身体に完全にフィットし、少し暑かったが快適温度になった。そして、このローブも大剣と同様蒼く輝いた。
「どうやらこれも神器そうですね。よかったですね」
「あー、これはめちゃくちゃ快適だし耐久性も半端ないと思うぞ。ビリー!突っ込んでいいぞ!」
「あい!」
「ドゴーン!」
「少し衝撃が来るだけで全然痛くねぇー」
「ご主人様!輝きさが増しましたよ。もしかしたら大剣は、敵を攻撃すると成長し、ローブは攻撃を受けると成長するのかもしれません」
「確かに蒼さか増したな。ラミーの言っている事が正しければ最高の武具だな」
「はい。そうですね。使用者と共に成長していく神の武具ってかっこ良いですね」
「そうだな。さて最後だが、箱を開けるか」
俺が箱を開けると手のひら程の種のようなものが3つあった。
「こ、これは!スキルの種ではありませんか!」
「スキルの種ってなんだ?」
「まずスキルの説明をしますね。スキルとは人間族だけにある。人間の域を凌駕した才能や、異能を与えるステータスのようなものです。確率は確か数100万に1人いるかいないかで、スキルを持ったものは必ず世界中に名を馳せ死後には伝説上の人物になるでしょう。スキルはそのような物です。そして、スキルの種は食べると強制的にスキルをゲット出来るアイテムなのです」
「凄いアイテムだな。それが3つあるんだよな。お前らは食えないのか?」
「私達が食べるとなんの意味もない唯の種になるので是非ご主人様が3つ食べてください」
「そうか。なら、俺が全て食べて良いんだな?」
「あい!」
「はい」
俺は3つのスキルの種を同時に食べた。めちゃくちゃ不味くて吐きそうになったが無理やり飲み込んだ。
「うわぁー、くっそ不味かった。スキルは獲得したのかな?」
「箱の中にある鑑定石でみたらどうですか?」
「そうだな。そうしよう」
俺は箱の中に入っていた鑑定石を触った。
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力120625
体力80855
魔力167521
防御68092
魔防59652
スキル
【ハングリースレイヤー】
【聖癒】
セクストラスキル
【VesseloftheheroKing】
「うわ!本当にスキルが3つある。ってまた読めない文字がある!」
「ご主人様ってやはり伝説の召喚士だったのですね」
「ラミーはこの文字読めるのか?」
「はい読めますよ。この文字は異世界文字と言われて、約500年前に魔王から世界を救った勇者が使っていた文字で勇者さん達の職業も異世界文字で書かれていましたよ。なので異世界文字は伝説の職業や、伝説のスキルに使われるのでは無いでしょうのか?あっ、因みにですがその勇者さんは【正義】というスキルを持っていたそうですよ」
「そうなんだ。因みにこのエクストラスキルはなんなんだ?」
「ヴィッセルオブザヒーローキングなので、英雄王の器ですね。良かったですね!」
「嬉しいような悲しいような。だって英雄ってことは人間族と関わるわけだろ?」
「そうとは限りませんよ?もしかしたら、魔物の英雄になればそれも歴とした英雄王です」
「そうだな」
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