魔法使いが迫害される世界で賢者の弟子になります!
第2話『整理』
「はぁー疲れたぁー!」
  師匠が夕食の調達をしてくるとどこかに行ったので俺はベットにダイブする。
  
  スライムを倒したあの魔法かっこよかったな……
  俺も使えるようになるのかな……
「ただいまー、さぁ飯の準備するから手伝ってくれ」
「はーい」
  師匠が帰ってきたので玄関まで行くとそのには俺の体の倍くらいある猪を師匠が担いでいた。
「し、師匠ってパワフルなんですね……」
「あ、これか?  これは身体強化だよ、明日は剣術の特訓だから教えてやる。とりあえず鍋だな、取ってくれ」
「あ、はい」
  それから師匠に教えてもらいながら猪鍋を作りました。
  めちゃくちゃ美味しかったです。
  夜、師匠が俺の部屋に来た。
  1階の階段下が俺の部屋だ。元々は物置だったらしい。
「ダイゴ、まだ起きてるか?」
「はい、起きてます」
「入るぞ」
  師匠はホットミルクを持って入ってきた。
  ドアを手を使わずに開けた。これも魔法か……
「ちょっとお主の故郷の話を聞きたくてな」
「いいですよ」
「どんな世界だったんだ?  戦ったことがないと言っておったが」
「俺がいた世界には魔法の代わりに科学っていうのが進歩してて、それで昔戦争をしていたんですけど今は凄まじい被害が出たことを反省して戦争をしないようにしていたんです。まぁ俺の国ではの話ですけどね」
「科学……か。それは魔法より凄いのか?」
「どうでしょう。実際に見たことが無いので分かりませんが一発の爆弾で町一つが一瞬で壊滅したりするのもありましたね」
「この世界にも同じような過去があった……魔王がまだ生きておった頃、この世界は荒れ果てておった……」
「そうだったんですね……」
「で、家族は?」
「家族は10年ほど前、事故で死にました……その時、俺だけが奇跡的に助かったんです」
「そうか……嫌な事を思い出させたな、すまない」
「いえ。その時俺は金髪で青い目をした女性に魔法で助けてもらったんです」
「魔法がないのではなかったのか?」
「はい、でもあれは確かに魔法でした。それからずっと魔法を探していたら友達も出来なくて……はは」
  すると突然師匠は俺を抱きしめた。
「し、師匠?」
「大変だったな……」
「はい……」
  それから俺は師匠の腕の中で一晩中泣いた。
  
  泣いたのは何年ぶりだっただろうか、おそらく救助隊のあのヘリのが最後だったはずだ。
  頼る人も無く、不安を打ち明ける人もいなかった。
  だから不安とか悲しみとか全部自分が知らない内に閉じ込めていた。 
  それが師匠の言葉でどっ、と溢れてきた。
  師匠、ありがとう。
――翌日早朝――
「おはようございます、師匠!」
「おはよう、今日は一人で起きれたんだな」
「はい。師匠、昨日はありがとうございました……」
「少しは気が楽になったか?」
「はい、もうバッチリです!」
「よし、なら特訓しようか」
「はい!」
  外に出るとまず俺は木刀を渡された。
  うわ、思ったより重い……
「まずはそれを振ってみなさい」
「わかりました!  えいっ!  そりゃっ!」
  木刀を試しに振ってみるがかなり重いので振り回す、と言うよりかは振り回されてしまう。
「はぁ……こちらはダメダメじゃな」
「酷い、師匠!」
「目をうるうるさせるでない。とりあえず私の手本を真似てみよ」
  そう言って師匠は木刀を持った。
「ふっ!  せやっ!  はぁっ!」
  師匠は横薙ぎ、斬りあげ、斬りおろし、の順番で剣を振るう。
  師匠が剣を振るう度にブン!  と、風を切る音がする。
  そして最後の斬りおろしは何か斬撃の様な物が飛んでいって木を真っ二つにしていた。
「おぉー!」
「っとまぁ、こんな所だ。まずは身体強化から教えなくてはな」
「昨日猪を持ち上げてたあれですね!」
「その通り。身体強化は単純だ、全身に魔力を満遍なく流して体の動きを補助させればいい」
「魔力を満遍なく流して……」
「魔力は流せたな。そうしたらそれが外に出ないように内側に留めておく」
「えっ、それ難しい……」
  魔力を全身に流すとその魔力が外に外にと出ようとする。
  どこか気を抜けば穴の空いた風船の様にそこからどんどんと魔力が出ていってしまう。
  試行錯誤すること数十分。
  ようやく魔力を体内に維持させることが出来た。
「出来ました……!」
「ではそれで動いてみなさい」
「せいっ!  やぁっ!  ってあー!」
  動きながらだと集中が切れ、すぐに身体強化が途切れてしまう。
  簡単そうに見えてこれ意外と難しいな……
「出来るまで繰り返せ!  出来るまで昼飯抜きだぞー!」
「えぇー!  よぉし、せいっ!  あー!」
  それから何回も繰り返して夕方やっと身体強化を習得する事が出来た。
  お腹減った……まじで昼飯抜きになるとは……
「やっと出来た……」
「うむ、飲み込みが早いな。普通の人なら1週間位かかるんだがそれを一日でやるとはな。3日位はかかると思っておったわ」
「最初から昼飯抜くつもりだったんですか!?」
「簡単に昼飯が食えると思うなよ?」
「くぅ……」
「さぁ、今度は実践練習だ。スライムを五匹倒しなさい。それまで飯にはせん」
「はい……」
  それから俺は森を回ってスライムを探した。
  しばらく歩いているとやっと一匹目のスライムが現れた。
「魔法は禁止、剣だけで戦いなさい」
「え、スライムって物理攻撃に強いんじゃ……」
「つべこべ言わずにさっさと倒せ!」
「スライムに剣って無茶な……身体強化して……おりゃっ!」
  俺は身体強化を使いながらスライムに斬り掛かる。
  とりあえず横薙ぎ!
  俺の剣はスライムを弾き飛ばした。
  スライムは宙を舞い、木に打ち付けられて動かなくなった。
「勝った……勝ったぞー!!」
「スライム程度でそこまで喜ぶとは……」
「でも剣で斬ったと言うか剣で叩いたって感じだな……」
「そう、そこだ。今度は剣に魔力を流してみなさい。ほら、また来たよ」
「剣に魔力を……ってぐはっ!?」
  俺が魔力を操作しているとスライムが俺の腹に突進してきた。
  身体強化のおかげか前ほど痛くはない。
「実戦では相手は待ってくれんぞー」
「おぉえ……まだ出来てないから待ってぇー!!」
  俺はスライムから走って逃げながら剣に魔力を流そうと試みる。何か出来た気がするっ!
  俺は方向転換し、スライムに向かい合う。
  何か増えてる……?
  俺を追いかけているスライムは一匹だったはずが何故か10匹いた。
「スライムの固有スキルの【分裂】と【急速成長】だな。スライムは早めに倒さないと増えるからなー」
「もっと早く言って下さーい!!  ほっ!」
  俺が魔力を流した剣を振るうと斬撃が飛び、スライムを切断した。
  スライムを斬れた?  それに斬撃が飛んだ?
「そう、それが【魔力斬】だ。それを使えたらスライムは簡単に倒せるぞ」
「うおっ、スライムがスパンスパン斬れる!」
  それから俺は10匹のスライムを軽々と倒した。
  うん、【魔力斬】は凄く応用の効きそうな技だな。
「グルルル……」
  スライムを沢山倒して楽しんでいると木の影から3メートル程の熊が出てきた。
  灰色の体毛で爪は太陽の光を反射する程輝いている。
  もしや鉄か?
「お、こいつはグレイベアーだな。今のお前では倒せんから逃げるんだ。家の近くまで逃げれたら倒してやる」
「んな、無茶なー!!」
  俺は足に重点的に魔力を流して身体強化を発動する。
  うん、やっぱり足は速くなったけど!
  グレイベアーはドスンドスンと地面を揺らしながら俺目掛けて走ってくる。
  口から涎出てるよ!  絶対食う気だよ!
「師匠助けてー!!」
「頑張れ、あともう少しだー!」
「着いた、家着きました!」
「お疲れ様、じぁ……【魔剣撃】」
  師匠の木刀が淡い光を帯びる。
  魔力斬とは違う魔力?
「せやっ!」
  師匠が剣を振ると木刀から火を纏った斬撃が飛ぶ。
  その火の斬撃はグレイベアーを切り刻み、燃やし尽くす。
「おおー、ほぼ灰になってる……」
「やつの肉は美味くないんでな。ざっとこんなもんよ」
  この人美味い美味くないで倒し方選ぶのかよ。
  それにしても凄い……
「師匠は剣も使えたんですね」
「剣も魔法も魔力をどう使うかが重要なんだよ。全ては魔力次第だ。だから魔力操作頑張れよ?」
「はい!」
「よし、じぁ夜飯だ。腹減ってるだろ?」
「昼飯抜きでしたからね……」
  
  身近に凄い人がいるとやる気が出るな。
  ちなみに今日のご飯は昨日の猪の残りを使ってしゃぶしゃぶでした。
  この世界にもしゃぶしゃぶがあるなんて感動だぁ……
「あ、そうだダイゴ」
「どうしました?」
「明日からは魔法と剣どっちもの特訓だから」
「午前中魔法、午後剣みたいな感じですか?」
「いや、剣を振りながら魔法使う練習。それと無詠唱にも挑戦してもらうから」
「いやいやいや……いきなりレベル上がりすぎてません?」
「お主は才能があるからな。やれば出来る奴だと信じておるぞ?」
「またまた無茶な……」
  はぁ、明日からは大変だな……
  師匠が夕食の調達をしてくるとどこかに行ったので俺はベットにダイブする。
  
  スライムを倒したあの魔法かっこよかったな……
  俺も使えるようになるのかな……
「ただいまー、さぁ飯の準備するから手伝ってくれ」
「はーい」
  師匠が帰ってきたので玄関まで行くとそのには俺の体の倍くらいある猪を師匠が担いでいた。
「し、師匠ってパワフルなんですね……」
「あ、これか?  これは身体強化だよ、明日は剣術の特訓だから教えてやる。とりあえず鍋だな、取ってくれ」
「あ、はい」
  それから師匠に教えてもらいながら猪鍋を作りました。
  めちゃくちゃ美味しかったです。
  夜、師匠が俺の部屋に来た。
  1階の階段下が俺の部屋だ。元々は物置だったらしい。
「ダイゴ、まだ起きてるか?」
「はい、起きてます」
「入るぞ」
  師匠はホットミルクを持って入ってきた。
  ドアを手を使わずに開けた。これも魔法か……
「ちょっとお主の故郷の話を聞きたくてな」
「いいですよ」
「どんな世界だったんだ?  戦ったことがないと言っておったが」
「俺がいた世界には魔法の代わりに科学っていうのが進歩してて、それで昔戦争をしていたんですけど今は凄まじい被害が出たことを反省して戦争をしないようにしていたんです。まぁ俺の国ではの話ですけどね」
「科学……か。それは魔法より凄いのか?」
「どうでしょう。実際に見たことが無いので分かりませんが一発の爆弾で町一つが一瞬で壊滅したりするのもありましたね」
「この世界にも同じような過去があった……魔王がまだ生きておった頃、この世界は荒れ果てておった……」
「そうだったんですね……」
「で、家族は?」
「家族は10年ほど前、事故で死にました……その時、俺だけが奇跡的に助かったんです」
「そうか……嫌な事を思い出させたな、すまない」
「いえ。その時俺は金髪で青い目をした女性に魔法で助けてもらったんです」
「魔法がないのではなかったのか?」
「はい、でもあれは確かに魔法でした。それからずっと魔法を探していたら友達も出来なくて……はは」
  すると突然師匠は俺を抱きしめた。
「し、師匠?」
「大変だったな……」
「はい……」
  それから俺は師匠の腕の中で一晩中泣いた。
  
  泣いたのは何年ぶりだっただろうか、おそらく救助隊のあのヘリのが最後だったはずだ。
  頼る人も無く、不安を打ち明ける人もいなかった。
  だから不安とか悲しみとか全部自分が知らない内に閉じ込めていた。 
  それが師匠の言葉でどっ、と溢れてきた。
  師匠、ありがとう。
――翌日早朝――
「おはようございます、師匠!」
「おはよう、今日は一人で起きれたんだな」
「はい。師匠、昨日はありがとうございました……」
「少しは気が楽になったか?」
「はい、もうバッチリです!」
「よし、なら特訓しようか」
「はい!」
  外に出るとまず俺は木刀を渡された。
  うわ、思ったより重い……
「まずはそれを振ってみなさい」
「わかりました!  えいっ!  そりゃっ!」
  木刀を試しに振ってみるがかなり重いので振り回す、と言うよりかは振り回されてしまう。
「はぁ……こちらはダメダメじゃな」
「酷い、師匠!」
「目をうるうるさせるでない。とりあえず私の手本を真似てみよ」
  そう言って師匠は木刀を持った。
「ふっ!  せやっ!  はぁっ!」
  師匠は横薙ぎ、斬りあげ、斬りおろし、の順番で剣を振るう。
  師匠が剣を振るう度にブン!  と、風を切る音がする。
  そして最後の斬りおろしは何か斬撃の様な物が飛んでいって木を真っ二つにしていた。
「おぉー!」
「っとまぁ、こんな所だ。まずは身体強化から教えなくてはな」
「昨日猪を持ち上げてたあれですね!」
「その通り。身体強化は単純だ、全身に魔力を満遍なく流して体の動きを補助させればいい」
「魔力を満遍なく流して……」
「魔力は流せたな。そうしたらそれが外に出ないように内側に留めておく」
「えっ、それ難しい……」
  魔力を全身に流すとその魔力が外に外にと出ようとする。
  どこか気を抜けば穴の空いた風船の様にそこからどんどんと魔力が出ていってしまう。
  試行錯誤すること数十分。
  ようやく魔力を体内に維持させることが出来た。
「出来ました……!」
「ではそれで動いてみなさい」
「せいっ!  やぁっ!  ってあー!」
  動きながらだと集中が切れ、すぐに身体強化が途切れてしまう。
  簡単そうに見えてこれ意外と難しいな……
「出来るまで繰り返せ!  出来るまで昼飯抜きだぞー!」
「えぇー!  よぉし、せいっ!  あー!」
  それから何回も繰り返して夕方やっと身体強化を習得する事が出来た。
  お腹減った……まじで昼飯抜きになるとは……
「やっと出来た……」
「うむ、飲み込みが早いな。普通の人なら1週間位かかるんだがそれを一日でやるとはな。3日位はかかると思っておったわ」
「最初から昼飯抜くつもりだったんですか!?」
「簡単に昼飯が食えると思うなよ?」
「くぅ……」
「さぁ、今度は実践練習だ。スライムを五匹倒しなさい。それまで飯にはせん」
「はい……」
  それから俺は森を回ってスライムを探した。
  しばらく歩いているとやっと一匹目のスライムが現れた。
「魔法は禁止、剣だけで戦いなさい」
「え、スライムって物理攻撃に強いんじゃ……」
「つべこべ言わずにさっさと倒せ!」
「スライムに剣って無茶な……身体強化して……おりゃっ!」
  俺は身体強化を使いながらスライムに斬り掛かる。
  とりあえず横薙ぎ!
  俺の剣はスライムを弾き飛ばした。
  スライムは宙を舞い、木に打ち付けられて動かなくなった。
「勝った……勝ったぞー!!」
「スライム程度でそこまで喜ぶとは……」
「でも剣で斬ったと言うか剣で叩いたって感じだな……」
「そう、そこだ。今度は剣に魔力を流してみなさい。ほら、また来たよ」
「剣に魔力を……ってぐはっ!?」
  俺が魔力を操作しているとスライムが俺の腹に突進してきた。
  身体強化のおかげか前ほど痛くはない。
「実戦では相手は待ってくれんぞー」
「おぉえ……まだ出来てないから待ってぇー!!」
  俺はスライムから走って逃げながら剣に魔力を流そうと試みる。何か出来た気がするっ!
  俺は方向転換し、スライムに向かい合う。
  何か増えてる……?
  俺を追いかけているスライムは一匹だったはずが何故か10匹いた。
「スライムの固有スキルの【分裂】と【急速成長】だな。スライムは早めに倒さないと増えるからなー」
「もっと早く言って下さーい!!  ほっ!」
  俺が魔力を流した剣を振るうと斬撃が飛び、スライムを切断した。
  スライムを斬れた?  それに斬撃が飛んだ?
「そう、それが【魔力斬】だ。それを使えたらスライムは簡単に倒せるぞ」
「うおっ、スライムがスパンスパン斬れる!」
  それから俺は10匹のスライムを軽々と倒した。
  うん、【魔力斬】は凄く応用の効きそうな技だな。
「グルルル……」
  スライムを沢山倒して楽しんでいると木の影から3メートル程の熊が出てきた。
  灰色の体毛で爪は太陽の光を反射する程輝いている。
  もしや鉄か?
「お、こいつはグレイベアーだな。今のお前では倒せんから逃げるんだ。家の近くまで逃げれたら倒してやる」
「んな、無茶なー!!」
  俺は足に重点的に魔力を流して身体強化を発動する。
  うん、やっぱり足は速くなったけど!
  グレイベアーはドスンドスンと地面を揺らしながら俺目掛けて走ってくる。
  口から涎出てるよ!  絶対食う気だよ!
「師匠助けてー!!」
「頑張れ、あともう少しだー!」
「着いた、家着きました!」
「お疲れ様、じぁ……【魔剣撃】」
  師匠の木刀が淡い光を帯びる。
  魔力斬とは違う魔力?
「せやっ!」
  師匠が剣を振ると木刀から火を纏った斬撃が飛ぶ。
  その火の斬撃はグレイベアーを切り刻み、燃やし尽くす。
「おおー、ほぼ灰になってる……」
「やつの肉は美味くないんでな。ざっとこんなもんよ」
  この人美味い美味くないで倒し方選ぶのかよ。
  それにしても凄い……
「師匠は剣も使えたんですね」
「剣も魔法も魔力をどう使うかが重要なんだよ。全ては魔力次第だ。だから魔力操作頑張れよ?」
「はい!」
「よし、じぁ夜飯だ。腹減ってるだろ?」
「昼飯抜きでしたからね……」
  
  身近に凄い人がいるとやる気が出るな。
  ちなみに今日のご飯は昨日の猪の残りを使ってしゃぶしゃぶでした。
  この世界にもしゃぶしゃぶがあるなんて感動だぁ……
「あ、そうだダイゴ」
「どうしました?」
「明日からは魔法と剣どっちもの特訓だから」
「午前中魔法、午後剣みたいな感じですか?」
「いや、剣を振りながら魔法使う練習。それと無詠唱にも挑戦してもらうから」
「いやいやいや……いきなりレベル上がりすぎてません?」
「お主は才能があるからな。やれば出来る奴だと信じておるぞ?」
「またまた無茶な……」
  はぁ、明日からは大変だな……
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