永遠エクスファミリア球体魔法陣オーケストラ最適化ポテンシャルクラスタNetsメタ転生即興神秘CORE『『『  』』』

咲しべ棚牡丹御膳

032バレンタインデーKISS――と見せかけてRADIOHEAD『Creep』✳『幸福論』『正しい街』

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 お待たせしました奥様若奥様(!?)レディへですよレディへ!



 パブロハニー収録――名曲『Creep』

 あら奥様、コーヒーに入れちゃったの?確かにCreepよね。まぁいいわ。

《PVの1:03あたりのギターがかっこいいんですわ》

 またガイダンスはフランキージェットスカイ(?)な口調だ――。

 そうです。このCreepは、雰囲気――まったりとした中突如ギター音『ギャッギャ チュイーーーン』みたいなインサート。何かロボ的な何かが私の中でも生まれたんじゃないかしらっていうくらいのサウンド。

 その猛々しいギターとVoトムヨークの掛け合い、トムのファルセットが聴き応えありなのですよ。

 久しぶりに聴きましたら、ラストで――


「やっぱりカッコいい……痺れるわ……」


 そう感じながら自然と私――の首が左右に振られるのです。泣ける。


「「「「いいわよねぇーーー」」」」


 ギタリストのシフォン/ハロを始め、他クランメンバーもご満悦だ。皆、ここらへんNIRVANAやら周辺は大好物の一つなのだ――。



 そのCreepのカバーもしている者もいる――。



 そのアーティストの作品、私――が特に好きな曲のひとつは『幸福論』シングルver.ギターは水色のデュセンバーグ。当時憧れてたかもしれない。もちろんリッケンバッカーもだ――。

 歌詞はここでは書けないが――ある団体がある――とあるアートスペースに届いた書面を読んだ――一見アンケート用紙――うろ覚えだが、まず開口一番「音楽は流れていますか?」あるいは「音楽を演奏していますか?」だった――そしてチャートが進んでゆき返送へと誘導されるのだ。

 私――は、とある旧国家体制の制作陣は素晴らしい国営……のやり方と似……て――さらにひ……――おっとゲフフンゲフフン……。


《この文章の一部は自動で抹消される可能性もあります》

 ガイダンスはキメ顔て――そう言ったかはわからないが、キリっとした声でそう告げた――。


――話は戻り幸福論の特にBメロとサビの歌詞が秀逸で――秀逸過ぎて。そしてサビギターのピコピコするアルペジオ音も何かを知らせるチャイムのような――サビと相俟って、さらなる歓喜を起こさせるような――宣言するかのような――ともかく最高なのだ――。

 ギターソロもオルタナちっく? でスンバラシイのでした。


 初期作品は名曲が多く選べない――もちろん後半も名曲はある――。
『ありあまる富』『NIPPON』も私――的に素晴らしい。

 それでも『正しい街』が浮かんだ――アルバムver.は本人のアーーーというコーラスなり、声なりつくりこまれている。これも素晴らしい――。

 デモテープver?なるきっと非公認音源も存在する。全体的にぼんやりとしていてテンポもゆったり、コーラスもなく、声もどこかあどけなく、かわいさもあり――福岡の空気も感じられた――。

 久しぶりに聴いたこれらの曲によって私は――半分瞳がうるんでいた――。



 パッと今頭に浮かぶのはこれらの作品だった。他にも名作は数多くある――。




 さて、今日はバレンタインデー。

 
 クランメンバーの愛称サリュン、別名愛称タオンも加わって、ワイキャピ#ワイキャピ#ワイワイキャピキャピチョコつくりをしている――。

 サリュン/タオタオは他と同じく、私――には時折サリュとか、混ざってタオンとか呼ばれている。

 とある右手の生物「名前なんざどうだっていい」がまた聴こえてくるようだ――。


 ここはニューオーシャンベイ/ネオTOKYOとも呼ばれる千葉、東京、神奈川のベイエリアネットワーク――京葉/神エリア――そのどこかにあるソファ/O《オー》の実家で大きなお屋敷とも言える。

 今日居るメンバーは私――シェリー/ニック、ソファ/O《オー》、シフォン/ハロ、サリュン/タオンの六、七、八〜人くらいで皆、ソファの実家に拠点とし眠っていた。住むという概念は『パラレル拠/居点』によって薄れて来ている――。居る食べる眠る、居・食・眠になっていた。



 のちほど詳しく触れられるかもしれないが、六、七、八〜人くらいと表したのは、サリュン/タオンは二重人格――そして多重人格であった――。といっても探偵ではないようだ。

 しかしながらみんな対して気にしていない。なんとなくユニークスキルにも似たのがあるようなのだ。

 サリュン/タオン同士お互い認識できてるし、同時にデュアル処理、並列思考もできるので、口が二つあれば漫才ができるのだった――。


 異能スキルを駆使してやろうと思えばできるのだが、それはやろうとしなかった。二人以上が喋る場合は落語のように聴こえるかもしれない。

 

 私――とタオンは無類のチョコ好きでチョコっとLabという、表向きは研究を名目に、いわゆる食べ歩きをしていた――。

 その満足した成果として、いずれは『チョコパーク』『チョコリゾート』なるものを開園して社会還元させるかもしれない――。


 本日のチョコっとLabの一年に一回の大イベント――といっても普通のチョコづくりなのだが――しかもバレンタインデー当日に。

 チョコを溶かす湯煎を始めると想いきや、ギルドネットワークスつながりでカカオを手入れて――あれやこれやと――出来上がりはこちらです――状態で、何ということでしょう。出来上がっていたのです。


 見渡すとチョコレートフォンデュと水々しいフルーツが用意されている――。

『はいアーーン』とサリュンがニックの口にチュルンとチョコを入れた。

 もくもぐ
「美味しい!」

 シェリーご満悦。


『はいアーーーンはいアーーーン』


 ソファが私とシフォンにチュパンチュパンとチョコを入れる。


「「美味しい「美味し〜い」あまぁ〜〜い」



 私――はソファの指をあんあんペロリもにゅもにゅ舐めながら、ココ/?に向けて――


『はいお口アーーーン』



 した。



 ココは恥ずかしそうに頬を赤らめるながら、あーーんしてパクっした。



 私――とチョコっとLabメン、サリュンとで、それぞれ自身のやわらかい唇に、チョコをテュルンと塗る――。



 「さあ――バレンタインデーKISSよ」



 私たちは甘いあまぁい甘美な味するキッスをテュッテュテュッテュ チュパチュルルンするのだ――。







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