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いじめられてた俺が異世界に転移したら神になった〜チート能力で無双〜

guju

確保 〜シャルロット〜

 さて、証拠は作ったしあとは捕えるだけだ。俺が両方やってもいいが、片割れに逃げられたりしたら面倒だし。

「シャルロット、やってくれるか? 」
「主様のご命令とあらば」
「じゃあ、リャオの方を捕まえてくれ。決して殺すなよ、勿論再起不能にするのもダメだ。優しく丁寧に捕獲しろ」
「心得ました」

 そう言って、シャルロットは寮の窓から外に出て行った。
 今は皆が寝静まる少し前だが、寮の規則上この時間帯は外には出られないため、潜入をしているリリーは、十中八九寮の部屋にいるだろう。
 
「さて、初仕事と行こうか」


………………
………



 主様からご命令を承けたまわり、リャオの捕獲を実行する。戦闘能力は、見たところまあまあと言ったところた。
 主様の足元には及ばないが、人であることを考慮すれば、まだマシだろう。

 教師は教師の専用寮が用意されており、ほとんどの教師がそこで寝泊りをしている。
 教師の寮は、基本的に食事など含めて料金は発生しない。さらに、そこそこ豪華な部屋だ。
 故に、家に帰る教師は、実家が金持ちな者や、貴族である場合しかない。
 つまり、潜入をしている彼女は一々帰宅するという、そのような目立つ行動はしない。


――故に


 シャルロットは、静かに2階の部屋の窓の縁に飛び乗った。暗闇に紛れ、音を立てないその動きに、気づく者は誰一人としていない。
 それは、部屋の中でどのようにターゲットを殺そうかと、そんな事を考えているリャオもまた然りであり。

「眠れ''スリープ''」

 詠唱を省略し発動した魔法''スリープ''は、ほんのりと白い霧となり、窓のほんの僅かな隙間から部屋へと忍び込む。そして、その即効性の高い煙は、リャオの体内に吸収されると同時に、リャオの意識を奪い取った。

「捕獲、完了っと……」

 不用心にも鍵の空いていた窓から忍び込み、拘束系魔法''バインド''で手足を拘束後、遮音結界でリャオの身体を覆った。

 これは、もしもリャオ起き声を荒らげられれば、周りは「教師を攫う生徒」と認識してしまう。
 学園長が説明しようが、その隙に逃げられれば主であるソウの意向を反する事になるという、シャルロットの警戒である。

 これをかければシャルロット自身静かに行動できるのだが、あくまで遮音するのはシャルロットから放たれた音のみであり、窓を開ける音や足音まではカバーしきれない。
 故に、眠らせたのである。

「さて、主様の所へお戻りしましょうか」
 




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コメント

  • アキ

    すみません誤字報告です。
    決壊→結界では?

    0
  • 舞京

    読んでいて、凄く面白かったです!
    続きよろしくお願いします〜

    1
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