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いじめられてた俺が異世界に転移したら神になった〜チート能力で無双〜

guju

偽の証拠

 授業中、誰も居ない寮に1人、俺は潜伏していた。
 シャルロットに俺が熱を出したと伝えさせ、一人部屋に残ったのだ。

 さて、ここからは依頼の早期解決の為に行動する。

 必然なのか偶然なのか、俺の担任であるはずのリャオと教室で視線のやり取りをした女生徒――リリーと話しているところを目撃した。

 恐らくだが、昨日時点でリリーに俺の正体がバレているだろう。

 だがその時は、保映魔晶も何も持っていなかった為に証拠にはできなかったが、2人が繋がっているということが確認できた。

 それだけでいい。
 繋がりさえ俺が認識すれば、あとは証拠を作ればいいんだ。

 俺は、人目のつかない廊下に保映魔晶を別角度から2つ設置し物陰に隠れた。
  

 様子を見ていると、数秒もしない間に2人が現れた。
 そして、人がいないことを確認して話し出す。

「事は進んでいるの? 」
「えぇ、明日の夜、アンドリューを私の部屋に呼ぶわ。それより、本当に大丈夫なのよね? 」
「もちろんよ、先生、貴方の借金は私がチャラにしてあげる」
「……。分かったわ、私との糸は完全に切ってね」
「言われなくても」

 2人は、何事も無かったかのようにそれぞれ別の方向に歩いてその場から立ち去る。
 そうして、ちょうど保映魔晶の視覚から外れた辺りで、霧となって消えた。

「よし、これで証拠はバッチリだな。あとは、アイツらを捕らえるだけか」

 俺は、先程の偽りの2人を映した保映魔晶を回収すると、静かにその場から立ち去った。

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