地の底から這い上がる

海月結城

エピローグ〜嫌な夢〜

 がばっ! 俺は、布団から勢いよく飛び起きた。

「はぁ、はぁ、はぁ。何だったんだ。今の夢は」
「お兄ちゃん〜。起きたー? って、お兄ちゃん。どうしたの!? 顔色悪いし、凄い汗だよ」
「はぁ、はぁ、なんか、凄い、嫌な夢を見た、気がする」
「今日は学校休みなよ」
「ダメだよ。夢を見ただけで学校休むなんて」
「聞こえたよ。菜津芽。今日は休みなさい。学校には風邪って言っておくから」
「そんな、悪いよ」
「ダーメ。お兄ちゃんは今日学校休むの。分かった?」

 俺は、妹の妙な迫力に負けて頷いた。

「分かれば、いいの」
「菜津芽。今日は寝てなさい」
「うん」

 妹と、お母さんが部屋から出て行った。俺は、寝たらさっきの続きを見るんじゃ無いかと思い、寝ることが出来なかった。

「一体、さっきはなんの夢を見ていたんだ。俺は」

 俺はそれから、同じような夢を見ることは無かったが、あの嫌な感じを忘れることは一生無かった。


これまで、読んでいただいた皆様。ありがとうございました!!

これで、この作品は終わります。

次の作品はもう投稿しようとしたらできる状態にはありますが、毎日投稿をする為に、余裕を持ちたいので、2週間〜1ヶ月ほど経ったら投稿して行きますので、どうぞ、これからもチコの作品をよろしくお願いします。

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