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この度魔法少女になりました

けんはる

未来視と完全武装少女

「ねぇ、あなたって未来が見えるって本当なの?」
「よくご存じですね」
「じゃあ、今からすることも見えるのね」
ジャンヌはそう言うと姿が消えた
「これはヤバイですね」
ルウは一歩後ろに下がると目の前に金属バットが降り下ろされ、床がへこんだ
「やっぱり、無理か」
ジャンヌは後ろへ下がり、金属バットを消した
「じゃあ、次はこれね」
ジャンヌは周りに数十個の〈流星〉を出した
「〈流星郡〉」
〈流星〉達からレーザーがルウに向かって発射した
レーザーはルウの近くにある物をも破壊し、土煙が上がった
「さすがにこれは避けられないよね」
ジャンヌが手を叩くとレーザーは止まり、土煙が収まるとルウの姿はなかった
「どこに行ったのかなっ」
ジャンヌが後ろに蹴りを繰り出すと何かが壁にぶっ飛んだ
「気づくなんてすごいですね、それに凄い蹴りですね」
壁にぶっ飛んだルウは立ち上がった
「いきなり、少女の背後に立つ男に手加減するわけないでしょ」
ジャンヌはルウの方向を見た
「それにしても」
ルウはジャンヌの背後を見ながら
「〈剣帝の剣〉も壊したらどうするんですか?」
ジャンヌの背後は壺や絵画などが無惨に破壊されていた
「大丈夫よ、ちゃんと避けたから」
ジャンヌが言う通り〈剣帝の剣〉には傷ひとつ付いてなかった
「すごいですね」
「取り返すものを壊すほどバカじゃないわ」
そう言うと〈流星〉達はルウの方に向いた
「また、一斉射撃ですか?」
「いいえ、違うわ、こうするの」
ジャンヌが手を叩くと〈流星〉達はレーザーを撃ちながら様々な方向に回り始めた
「これなら未来が見えても避けるのは簡単じゃないでしょ」
ルウはレーザーを避けながら
「でも、それは同じではジャンヌ」
「私は大丈夫よ、だって」
ジャンヌにレーザーが飛んでいくが通り抜けていった
「当たらないから」
「それは卑怯ですね」
「卑怯で結構私は正義感溢れる人間じゃないし、ただ取り返しに来ただけだから」
ルウは石像の後ろに隠れながら
「そうですか、それはそれは結構なことですね」
「じゃあ、返してもらうわね」
ジャンヌは〈剣帝の剣〉に触れようとするが見えない壁のようなものにはばかれていた
「どういうこと?」
「あぁ言い忘れてましたが、〈剣帝の剣〉には特殊な結界に護られているので触れませんよ」
「じゃあ、結界を壊すまで」
「それはやめといた方が良いですよ」
「どうして?」
「結界と〈剣帝の剣〉は繋がっているので結界を壊せば〈剣帝の剣〉も壊れます」
「誰がこんな結界を」
「僕ですよ、ちょっと難しかったんですけどね」
「なら、あなたを倒せば結界はなくなるの」
「そうなりますね」
「そう」
〈流星〉達は撃つの止め、消えた
「完全武装少女の名に懸けて倒してあげる」

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