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この度魔法少女になりました

けんはる

神隠しと粉砕の乙女2

朧は持っていた石像をシェムに投げつけるがシェムは石像に変わり
石像同士はぶつかり、砕け散った
「危ない危ない」
シェムはサラン達の後ろに立っていた
「いつの間に」
サランは直ぐにシェムに殴りかかるがシェムはまた石像に変わった
「また、石像に」
サランは石像を粉砕し、周りを見回した
「次はこっちの番ですね」
シェムは二階に立っていて、数個の石をサラン達の頭上に投げ落とした
「また、石像に変えるの?」
サランは拳を握り、石を見た
「いえ、違いますよ」
シェムが指を鳴らすと石は棘の生えた鉄球に変わった
「これなら殴り壊せないですよね」
鉄球がサラン達に落ちてきた
「〈黒守くろもりまゆ〉」
影から鎖が現れ、サラン達をドーム状に包み込み鉄球を防いだ
「サラン殿」
真っ暗の中、朧はサランの横に立った
「ありがとう、朧ちゃん」
「当然のことをしたまで」
「1つお願いがあるのだけど」
「我で出来ることなら」
「明かりをお願いできる」
「御意、〈蛍火ほたるび〉」
朧が唱えると朧達の回りに火の玉が数個現れた
「これで良いか?」
「ありがとう、朧ちゃん」
サランはポケットから小さな巾着袋を取り出し、中からパチンコ玉を二個取り出した
「パチンコ玉?」
サランは巾着袋をポケットにしまった
「違うわよ、見てて」
サランは両手に一個づつ持ち、握り締める
「これはね、特殊な液体金属を固めた物なの、それで魔力を込めると」
銀色の液体が手を包み込んだ
「こんな風になるの、本当は形を変えれるんだけど、私はそう言うのは苦手だから包み込むだけなの」
サランは苦笑した
「さてと、それじゃあ、開けてもらってもいい?」
「御意」
朧がそう言うと鎖は影の中に戻った
「ごめんなさいとお待たせしたわね」
「いえ、大丈夫ですよ」
「それじゃあ、第二ラウンドと行きましょうか」
サランが拳を合わせると金属がぶつかる音が鳴った
「どうやらさっきとは違いようですね」
朧は鉄球を鎖で持ち上げた
「それは返してもらいますね」
シェムが指を鳴らすと鉄球は石に変わり、床に落ちた
「また、鉄球を落とすつもりかしら」
「いえ、次は趣向を変えて」
シェムは小石を拾うと手榴弾に変え、ピンを抜くとまた小石に変わった
「手榴弾は?」
サラン達が周りを見回すとサランの足元に手榴弾が転がっていた
「サラン殿!!」
朧が叫ぶと同時に手榴弾が爆発した

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