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この度魔法少女になりました

けんはる

初任務

「ねぇお姉ちゃん」
「だからここではマイだって」
「そんなことはどうでもいい、なんか遊達の様子がおかしいんだけど」
「どうでもいいってそんな」
マイは両手で顔を隠し、泣き真似をした
「でっ?」
マイは泣き真似を止め
「乗ってくれても良いのに、3人の様子がおかしいのは波長がちゃんと合わずに変身したからよ」
「波長?」
「そう、波長よ、人にはそれぞれ魔法に対して波長があって、本当なら夢みたいに時間をかけて合わせていく予定だったんだけど、予定が早まったからちゃんと合わせきれなかったの、まぁ変身はできたから大丈夫なんだけど」 
「どうして、予定が早まったの?お姉ちゃん」
「夢の波長は合わせ終わったし、私もこれ以上我慢出来なかったから」
マイはてへっと舌を出した
「お姉ちゃん」
夢は顔の前で拳を作り、マイを睨んだ
「まぁまぁ、二人共、私達はこれでも良いから」
海月が夢達の間に割って入った
「ねぇ、二人共」
「大丈夫ですよ」
「同じく」
「皆がそう言うなら良いけど」
夢を拳を下ろし、睨むのを止めた
「ありがとう♪みんな」
マイは両手を合わせ、海月達にお礼を言った
「でっお姉ちゃん、今から何をするの?」
「あぁ、本当なら今日から魔法・特殊科に行く予定だったんだけど」
「だったんだけどってどういうこと?」
「実は私達〈完全少女隊〉に初任務が来ました、だから行くのはその任務が終わってからね♪じゃあみんな椅子に座って、夢はジャンヌに変身してね」
「なんで?」
「皆が変身してるからよ」
「わかった〈武装〉」
「〈完全武装少女〉ジャンヌ、お相手させていただきます」
ジャンヌはマイを見て
「これで良いの?」
「いいよ♪」
ジャンヌ達は椅子に座った
「それじゃあ、今から任務の説明をするから」
夏みかんは巨大なモニターの下の椅子に座り、ジャンヌ達を見た
「まず、この画像を見て、海月お願い」
「了解」
海月がパソコンを操作するとモニターに古びた剣が写し出された
「これは〈剣帝けんていつるぎ〉よ」
マリアは手を挙げた
「はい、マリア」
マリアは手を下ろし
「〈剣帝の剣〉って何ですか?」
「あぁ〈剣帝の剣〉っていうのはね
大昔に剣帝と呼ばれていた男が居たの
その男は自分の腕がどれくらいか知りたくなって旅に出た
そして男は最後まで自分に勝つものは現れなかった
しかし男は自分に勝つものが現れると信じて死んでいったの
その想いが剣に乗り移り
持つだけ男の剣術を使えるようなったの
まるで自分を倒してくれるやつが現れるのを待つように」
「それでその〈剣帝の剣〉がどうかしたの?」
「盗まれたの」
「盗まれたってどこから?」
「魔法省にある厳重な警備がされていた宝物庫から盗まれたのよ」
「今はどこにあるの?」
「今は、そういった武器をコレクションしているマフィアのボス・ルシェルの所にあるわ」
「なんで、マフィアの所にあるの?」
「それはまだ調査中よ」
「まさか今回の任務って」
「そう、今回の任務は〈剣帝の剣〉の奪還よ」

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