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無表情ドールマスター

けんはる

魔方陣

ある棚の前で光の玉が消えた
「ここが魔方陣についての本がある本棚か」
本棚には厚さの違う本がズラーと並んでいた
「探そうかな」
すだちは背表紙に書かれている題名を見ながら、本を探し始めた

「〈魔方陣全集〉か、これにしようかな、よいしょっと」
(辞典くらいの厚さがあるから、結構重たいな)
すだちが重たそうに持っているとカボスが取り上げた
「持ってくれるの?カボス」
カボスは頷いた
「ありがとう、カボス」
すだち達は歩き出した

「ここに置いてくれる?カボス」
カボスは頷き、〈魔方陣全集〉を机の上に置いた
すだちは椅子に座り、〈魔方陣全集〉を開いた
(それにしても、魔方陣っていっぱいあるんだね、本に載ってたのは錬金術に関するのだけだったけど)
すだちは目次を見ながら
(錬金術についてのページは、あった)
錬金術の魔方陣のページを開いた
(まずは、一通り見てみようかな)
すだちは次々とページをめくっていった
(これで終わりかな?じゃあ、本になかった魔方陣だけでも写そうかな)
すだちはノートを広げ、魔方陣を書き写し始めた

(書けた、これで使えるのかな?試してみよ)
すだちは書いた魔方陣の上に手をかざすとほんのりと光った
(良かった、使える)
すだちは〈魔方陣全集〉とノートを閉じた
(次はなんの本を読もうかな?) 
すだちはノート等をしまい
「カボス、本を戻しに行くからお願い」
カボスは頷き、〈魔方陣全集〉を持ち、本棚へとすだち共に向かった
カボスが本を戻すと棚を見ながら歩き出した
(なにか面白い本はないかな?)
すだちが背表紙を見ていると一冊の黒い本が目についた
(題名が書かれてないけど、なんの本なんだろ?)
手に取り、表紙を見るが真っ黒でなにも書かれてなかった
不思議に思いながらも本を開くと眩い光を放つ
すだちは咄嗟に目を瞑った

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