無表情ドールマスター
夏みかんツアー〈ギルド編〉3
マサラはすだちから手紙を受け取り
「じゃあ、見させてもらうよ」
マサラは手紙の裏表を確認すると
「確かに預かったよ」
「中は見なくてもいいんですか?」
「これはマスター宛の手紙だからね」
「そうなんですか」
「そうだよ、じゃあちょっと待ってね」
マサラは手紙を持って奥へと向かった
木箱を持ってマサラが戻ってきた
「じゃあ、届けてくれたお礼としてこの中から一個選んでくれるかい?」
机の上の木箱には綿の上に綺麗な色とりどりの石が並べられていた
「いいんですか?」
「あぁ手紙を持ってきた人には渡すように言われてるからね」
「そうなんですか、この石はなんですか?」
「これはゴーレムの核だよ」
「ゴーレムの核?」
「すだちちゃんは錬金術師なんだろ?だったら〈ゴーレム生成〉は覚えてるよね?」
「はい、覚えています」
「ゴーレムの核を使うと強いゴーレムが作れるんだよ」
「そうなんですか」
「わかったら、早く選びな」
「はい、あの鑑定を使っても良いですか?」
「あぁいいよ」
すだちは木箱の中の石を見て
(鑑定)
石の上にB~Sの文字がそれぞれに浮かび上がった
それを見たすだちは振り返り小声で夏みかんを呼んだ
「どうしたの?すだち」
夏みかんは小声ですだちに近付いた
「なんかアルファベットが浮かんできたんだけど」
「あぁそれはレア度が表示されているのよ」
「レア度?」
「レア度というのは入手するのに難しさを表しているのよ、簡単に手に入れれるのはGでそこからF・E・D・C・B・Aの順で上がっていって、それよりも入手困難なものをS・SS・SSSって言うのよ」
「わかった、ありがとう」
すだちは前に向くともう一度石達を見た
(ということは、Sと浮かんでいる石を選べば良いのか、どれが良いかな?)
Sと浮かんだ石は3つあった
1つ目は闇のように真っ黒な石
2つ目は炎のように真っ赤な石
3つ目はガラスのように透明な石
(どれにしようかな?)
「決まったかい?」
「はい、決まりました」
すだちは黒の石を手に取り
「これにします」
「大切にしてあげてね」
「はい」
すだちは石をアイテムボックスに仕舞った
「このあとはどうするんだい?」
「このあとはギルドの中を一通り見た後に街を案内するつもりだよ」
「そうかい、気を付けて行ってきなよ」
「はい、お世話になりました」
すだちはマサラに対して軽く頭を下げた
「あぁ、冒険楽しんでおいでね」
すだち達は登録カウンターを後にした
「じゃあ、見させてもらうよ」
マサラは手紙の裏表を確認すると
「確かに預かったよ」
「中は見なくてもいいんですか?」
「これはマスター宛の手紙だからね」
「そうなんですか」
「そうだよ、じゃあちょっと待ってね」
マサラは手紙を持って奥へと向かった
木箱を持ってマサラが戻ってきた
「じゃあ、届けてくれたお礼としてこの中から一個選んでくれるかい?」
机の上の木箱には綿の上に綺麗な色とりどりの石が並べられていた
「いいんですか?」
「あぁ手紙を持ってきた人には渡すように言われてるからね」
「そうなんですか、この石はなんですか?」
「これはゴーレムの核だよ」
「ゴーレムの核?」
「すだちちゃんは錬金術師なんだろ?だったら〈ゴーレム生成〉は覚えてるよね?」
「はい、覚えています」
「ゴーレムの核を使うと強いゴーレムが作れるんだよ」
「そうなんですか」
「わかったら、早く選びな」
「はい、あの鑑定を使っても良いですか?」
「あぁいいよ」
すだちは木箱の中の石を見て
(鑑定)
石の上にB~Sの文字がそれぞれに浮かび上がった
それを見たすだちは振り返り小声で夏みかんを呼んだ
「どうしたの?すだち」
夏みかんは小声ですだちに近付いた
「なんかアルファベットが浮かんできたんだけど」
「あぁそれはレア度が表示されているのよ」
「レア度?」
「レア度というのは入手するのに難しさを表しているのよ、簡単に手に入れれるのはGでそこからF・E・D・C・B・Aの順で上がっていって、それよりも入手困難なものをS・SS・SSSって言うのよ」
「わかった、ありがとう」
すだちは前に向くともう一度石達を見た
(ということは、Sと浮かんでいる石を選べば良いのか、どれが良いかな?)
Sと浮かんだ石は3つあった
1つ目は闇のように真っ黒な石
2つ目は炎のように真っ赤な石
3つ目はガラスのように透明な石
(どれにしようかな?)
「決まったかい?」
「はい、決まりました」
すだちは黒の石を手に取り
「これにします」
「大切にしてあげてね」
「はい」
すだちは石をアイテムボックスに仕舞った
「このあとはどうするんだい?」
「このあとはギルドの中を一通り見た後に街を案内するつもりだよ」
「そうかい、気を付けて行ってきなよ」
「はい、お世話になりました」
すだちはマサラに対して軽く頭を下げた
「あぁ、冒険楽しんでおいでね」
すだち達は登録カウンターを後にした
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