やはり、創造神の加護はチートでした
2話 転生!
「うーん、そーですね……」
  俺は少し悩んだ後に
「では、生きていく上で必要な力と、そちらの世界についての情報をお願いします。」
「それなら、もうつける予定だったから願わんでも与えるぞ。分からないことがあっても全知に聞けばほとんどのことは分かるじゃろう。」
  ん?全知?
「全知とは、数あるスキルの1つじゃ。それに聞けばほとんどの答えが返って来るんじゃ。」
  え?スキル?!
「あれ?言ってなかったかのぉ?お主が今から転生する世界には魔法があるぞ。そうじゃのぉ、試しに〈ステータス〉と頭の中で唱えてくれんか?」
『ステータス』
【名前】ー
【性別】ー
【年齢】ー
【種族】ー
【Lv】ー
【体力】ー
【魔力】ー
【スキル】ー
【称号】ー
  おぉ、本当に出たよ!
「今お主は死んでる状態だから何も表示されん。だから自分のステータスは転生してからのお楽しみじゃな!」
「わかりました。色々ありがとうございます!」
  もう聞くことはないかな?もう転生しても大丈夫だな!
「さて、最後は儂からじゃ。」
「はい。なんでしょうか?」
  神様には色々なことをお願いしたが、それでもまだ俺に何かしてくれるらしい。
「お主に儂の加護を与えようと思うてな。」
  神様が俺の目の前まできて、頭に手を当てられる。何をするのだろう?
「よし、儂の加護は与えたぞ。」
  案外、特に変化は感じなかった。
「それじゃぁ、今から転生させるが準備は整っておるか?」
  やっと異世界へ行けるかと思うと、とても高揚してきた。
「はい!いつでも大丈夫ですよ!準備って言っても何もないですから。」
「それもそうであったな、それじゃあ転生させるぞ。第2の人生、心ゆくまで謳歌するのじゃぞ。」
「はい!ありがとうございました!」
  そして俺の意識は落ちた。
  俺は少し意識がはっきりしてきたので目を開けた。
「いあーいえんおーあ。」
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