SNS仲間で異世界転移
第2章 2話 騎士団団長、イオネット
エルド「僕はエルド、騎士団の兵士だ。よろしく」
騎士団。この世界の民衆の依頼を受け、報酬金と引き換えに兵士がその依頼を成しとげる、というシステムで活動している。他にも街中で事件や事故などが起こった場合は騎士団がその場を取り仕切ることになっている
龍剣「警察みたいなもんか」
エルド「君達は…どこから来たんだい?」
龍剣「東京…です」
エルド「とうきょう…?聞かない町だな。みんなそうなのかい?」
5人「はい」
エルド「僕も様々な町に行ってるが…とうきょうって町は行ったこともなければ、聞いたこともないな。どんな町だい?」
美泉「人が多くて、ビルとかも沢山建ってる所…です」
エルド「そんな町があるのか。興味あるなぁ…よかったら今度、もっと聞かせてくれないかな?君達の町のこと」
美泉「はい」
龍剣達一行はエルドに続いて階段を登り、「団長室」の前に着いた
コンコン
老紳士の声「入ってよし」
ガチャッとエルドが戸を開けると、20畳程の部屋に出た。騎士団の物らしき旗と掟書のような物が壁に貼ってある。それから団長の物と思しきデスクが1前、漆黒に光るアーマーがデスクを囲むようにして3領、佇んでいる。「入ってよし」と言った声の主らしき人物は居ない
壮助「あれ?確かにさっき、『入ってよし』って声が…」
老紳士の声「ここじゃよ」
5人「???」
5人でキョロキョロと部屋を見回していると…
老紳士の声「ほっほっほっ、まだまだじゃな」
次の瞬間、デスクを囲むよう佇んでいた中央のアーマーが動き出し、アーマーを着た老紳士になった
5人「!?」
エルド「団長、ティアーノから引き受けた子供達です」
老紳士「そうか、わかった」
5人が呆気に取られていると
老紳士「わしは騎士団団長、イオネットじゃ。以後、見知りおりを」
と言って握手をしてきた
5人「よ、よろしくお願いします!」
イオネット団長「さてと、お前らは異世界から来た、という事で良いかな?」
エルド「はい、ティアーノからそう聞いています」
イオネット団長「エルド、お前には聞いとらん」
エルド「すみません、出過ぎた真似を」
イオネット団長「さて、話があるんじゃが…お前らは神話に出てくる者どもによく似ておる。だが神話といっても…1億年前だとかそんな前の話ではなく、最近の話だ」
龍剣一行「最近の…神話?」
イオネット団長は本棚から一冊の本を取って、龍剣達に語り始めた
騎士団。この世界の民衆の依頼を受け、報酬金と引き換えに兵士がその依頼を成しとげる、というシステムで活動している。他にも街中で事件や事故などが起こった場合は騎士団がその場を取り仕切ることになっている
龍剣「警察みたいなもんか」
エルド「君達は…どこから来たんだい?」
龍剣「東京…です」
エルド「とうきょう…?聞かない町だな。みんなそうなのかい?」
5人「はい」
エルド「僕も様々な町に行ってるが…とうきょうって町は行ったこともなければ、聞いたこともないな。どんな町だい?」
美泉「人が多くて、ビルとかも沢山建ってる所…です」
エルド「そんな町があるのか。興味あるなぁ…よかったら今度、もっと聞かせてくれないかな?君達の町のこと」
美泉「はい」
龍剣達一行はエルドに続いて階段を登り、「団長室」の前に着いた
コンコン
老紳士の声「入ってよし」
ガチャッとエルドが戸を開けると、20畳程の部屋に出た。騎士団の物らしき旗と掟書のような物が壁に貼ってある。それから団長の物と思しきデスクが1前、漆黒に光るアーマーがデスクを囲むようにして3領、佇んでいる。「入ってよし」と言った声の主らしき人物は居ない
壮助「あれ?確かにさっき、『入ってよし』って声が…」
老紳士の声「ここじゃよ」
5人「???」
5人でキョロキョロと部屋を見回していると…
老紳士の声「ほっほっほっ、まだまだじゃな」
次の瞬間、デスクを囲むよう佇んでいた中央のアーマーが動き出し、アーマーを着た老紳士になった
5人「!?」
エルド「団長、ティアーノから引き受けた子供達です」
老紳士「そうか、わかった」
5人が呆気に取られていると
老紳士「わしは騎士団団長、イオネットじゃ。以後、見知りおりを」
と言って握手をしてきた
5人「よ、よろしくお願いします!」
イオネット団長「さてと、お前らは異世界から来た、という事で良いかな?」
エルド「はい、ティアーノからそう聞いています」
イオネット団長「エルド、お前には聞いとらん」
エルド「すみません、出過ぎた真似を」
イオネット団長「さて、話があるんじゃが…お前らは神話に出てくる者どもによく似ておる。だが神話といっても…1億年前だとかそんな前の話ではなく、最近の話だ」
龍剣一行「最近の…神話?」
イオネット団長は本棚から一冊の本を取って、龍剣達に語り始めた
コメント