追憶

さくら

幸せな時



平塚さんと身体を重ねてから一週間ほど経った。

4月に入ろうとしていた。
平塚さんはふいにメールをくれる。



>いつ予定空いてますか?

>今日、明日は乗務なので明後日なら大丈夫です^ ^

>了解。じゃあ明後日だね。楽しみです。お仕事頑張ってね。

しばらく会えていなかったけど
メールしたり、電話したりとやり取りは続いていた。
惚れたわりには呆気なくほかされるんじゃないかと思っていたのに、まだ関係は続いていた。私にしては珍しい。







2日間の仕事を終えてから平塚さんと会う日だ。
会うのはお互い仕事が終わってからの夜。
前に待ち合わせたコンビニに集合した。


平塚さんの車を見つけるとコンコン窓をノックしてから乗り込んだ。


『久しぶりだね。晩ご飯食べたの?』

「食べてないですよ。平塚さんは?」

『僕もまだだよ。どこか行こうか』

「お願いします」


そのまま夕飯を食べてからドライブに出た。色んな話をした。
けれど、私はどうも欲情していて、、

私だってまだ19歳でいつでも元気いっぱいで、好きな人とならエッチな事だって大好き。


「平塚さん。あのー。。」

『どうしたの?』

「あのー。。」

『ん?』

「エッチしたいんですけど。。」

『え?!』

若干の静寂。


『ふふふ。すごいストレート。誘ってくれてるんだね。じゃあ、エッチしよっか?』

「うん。」

真っ赤な顔で頷いた。

行き先はやっぱりホテルだ。


キレイなホテル。




エレベーターに乗り込むと平塚さんは私の事を抱きしめた。
2人で見つめあって、ふふふと笑う。

部屋に到着した。

今日は平塚さんからシャワーを浴びた。
次は私だ。

シャワーを終えると平塚さんはソファに腰掛け煙草を吸っていた。

私は冷蔵庫の水を一口飲んでから、仕事の疲れを癒すように、ベッドへうつ伏せで横たえた。

「はぁー。疲れた。この布団フカフカ」

ふぅっとため息をついてしばらくぼーっとテレビを観ていた。
その格好は色気なんて微塵もない。
そのうち釈迦涅槃像みたいに横向けでテレビを観ていた。笑

しばらくすると平塚さんもベッドへ横たえに来て
背後から抱きしめた。


『おっさんみたいになってるよ』

「まじですか?!」

振り向くと、少し強引にキスされた。


何の躊躇もなく、私も気持ちが溢れて
侵入してくる舌を受け止めた。

平塚さんは胸に手をやりキスを続けた。
下着は、ブラは着けていなかった。

私の胸に吸い付いた彼が愛おしくって
もっとしてほしくって可愛い声を出さずにはいられなかった。

お互いに奉仕して、彼を受け止める準備は出来ていた。

『もうこんなに濡らして。エッチだね桜ちゃん』

ゴムを着けて、私のそこにあてがい、ゆっくり入れた。


好きすぎて堪らない。
もうどうにでもしてほしくって、前回とは比べものにならないくらい感じてしまった。


『気持ちいい?』

私はとろけそうな目でうんうんと頷いた。


彼は私を色んな体勢にして、気持ちいいところばかり突いた。

シーツに愛液が滴るほど濡れていた。


平塚さんの動きは止まらない。
抱き合い、ヤラシイ音と私の喘ぎ声だけ。

『さくら。。』
と呟くと私の中で逝ってしまった。


ギューっと私を抱きしめた。

中で脈打っていたのが分かった。


『逝ってしまったやん、桜ちゃん』
と息を切らして笑顔で言うと私から離れティッシュを取った。

先にゴムを外してから
私の濡れきった所を拭いてくれた。


『こんなに濡らして〜、、』

子供を扱うように私を見ながら言う。

「すみません」
恥ずかしくって顔を手で覆う。

『君って子は。。気持ちよかったね』
というと腕枕をして抱きしめた。


半時間ほど抱き合って目をつむった。





私はまた平塚さんの腕の中でウトウト。


そのうち平塚さんがベッドから離れていき、煙草に火をつけた所までは覚えていた。

そこから記憶はない。







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