追憶

さくら

お食事会


年が明けて、私は19歳になった。
早生まれだから少し遅れての誕生日。

お食事会へ向かったのはまだまだ寒い3月くらいだ。未成年だったけど、お酒は飲むのが当たり前。皆そんなもんだろう。

4つ上の姉に予定していた居酒屋まで送ってもらい、駐車場で待ち合わせた北川先輩からメールが来るまで車内で姉と待っていた。

私はニットのセーターにデニムのショートパンツ。髪を巻きカラコンを入れてバッチリメイクでドキドキしていた。

姉は他人の事ながらワクワクしながら居酒屋の出入り口を見ていた。

「30代やで?!どうせ遊びやんな〜、期待せんと行くわ」

姉『まぁ、まだ分からんしな!出会ってからのお楽しみ!』

マイナスな気持ちとドキドキする気持ちを無理やり抑えながら待っていた。

すると、待ち合わせ時間10分前に入り口へ向かうスーツ姿の男性と、カジュアルな服装をした男性が店内へ入って行くのを見た。

姉『あれちゃう?!』

「うそー?!んー。。ありえる。。」

姉『背高くなかった?!』

「よなー?!」

なんてしばらくキャーキャー姉と話しているとメールが届いた。
着いたよ〜!と北川先輩からだった。

「ちょ、先輩着いたみたいやし行ってくるわ!」

姉と目を合わせて車を降りた。
食事会が終わったら姉が迎えに来てくれる。一旦姉は帰って行った。





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