追憶

さくら

夢と希望


私と翔子以外3人の地元はバラバラ。
各営業所へ配属になるのは地元から近い営業所であった。

私を含め4人は同じ営業所という事が決まり、1人は離れてしまった。
しかし、定期的にガイド会なるものを開いていたから寂しい感覚はなかった。

バスガイドになってからの数ヶ月は鬼の様な研修が待っていた。
ベテラン先生にスパルタ教育を受ける日々。
こんなはずじゃなかった?!と自問自答していた気がする。

教本を読みあさり、発声練習、バス誘導の練習や笛の練習、バスに乗って実地研修。

いく先々で案内できる様に窓から見える景色を地図やノートに書き込んだ。
実地研修中はベテラン先生のガイドを聴きながら行われる。
ガイドさんの声ってなんて心地いいんだろう、、ウトウトして怒られたことは沢山あった。

研修も落ち着いてくると実際にマイクをもち模擬ガイドをした。同期皆の前で案内をバスに乗って発表するのだ。
人前に立って話をするというのはとても緊張する。
けれど、いつかはあんなにキレイにマイクを持って案内してみたい!と思うようなっていた。


慌ただしい研修の日々に追われながらも気がつけば春にしては暑い時期にさしかかろうとしていたのかな?

それぞれの営業所へ実際に配属され、バスへ乗務する様になっていった。




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