経験値チーターによる異世界無双(時々神様のお使いします)
ギルド長との戦い2
前回長くなったので二つに分けました。
雑談コーナー。
桜の開花が各地で報告されているこの頃。
私も仕事仲間の方々とお花見に行こうと言っていたのですが、寒すぎて挫折。
結局のところ飲み会で終わってしまうという
まさしく花より団子状態w
皆さんも体調を崩されないようにお気をつけ下さい。
あらすじ
冒険者ギルドのギルド長ゼーゲルトと何故か戦うことに、、、。
「どういうことだ?」
アクセルの街のギルド長ゼーゲルトは自らの剣を落とし、片膝を地面についていた。
「何をしたのかな?一瞬君がいなくなったように思えたんだが」
「いなくなったもなにもただ普通に攻撃しただけさ。」
「いや、ただの攻撃が私に効くはずがない。何せ私には未来予知とも言える絶対的な勘が、」
「それだけどさ、お前のそれが数秒先の未来が見えると仮定して、お前自身が防げないと意味ないんじゃないのか?」
「いや、そうとしても僕と君には圧倒的なステータスの差があったはず」
「あー、俺の縛りプレイって言ってたあれはな、」
「身体強化か、、、」
「ご明察。」
身体強化は文字通りMPを消費することでステータスを倍まで上昇することができるスキルだ。
「それでも辻褄が合わない。君と僕とでは倍以上のステータスの差が」
「誰がただの身体強化って言った?」
「は?」
「俺が使ったのはステータスを10倍にするスキルだ。最も燃費が悪すぎてバカスカと使えないのが問題だがな。」
俺が使ったのは賢者の叡知によって新しく作ったスキルだ。
因みにその内容がこちら
魔法:神体強化
消費MP:100/毎秒
効果:ステータス×10
属性:無
範囲:自身
持続時間:1~
「ハハハ、分かった合格だ。久し振りに楽しませてもらったよ」
「えっ?もう終わりなのか?」
「あぁ。元々ここまでするつもりは無かったんだけどね。面白そうな子がいるなと思ったらつい調子に乗っちゃって、君は合格。最初からCランクでいいだろう。」
「おおーーー」
闘技場内から凄まじい歓声が上がる。
さっきまで何秒持つか賭けをしていた連中も今は賭けなど忘れ一緒になって興奮している
「えっと、もう帰っていいか?」
「あぁ。受付で詳しい説明とギルドに所属している証であるギルドカードを受け取ってからなら帰っていいよ、あと今晩よかったら僕の部屋に来なよ、悪い思いはさせないからさ」
俺の耳元でそう囁きながらゼーゲルトが尻を擦ってくる。
ヤダ、この人ソッチ系!?
「いや、遠慮しとく俺はノーマルだからな」
慌てて距離をおき今だかつて感じた事のない寒気に襲われながらも闘技場を後にする。
~ギルド受付~
「はい、これがギルドカードです。トウヤさんはCランクからですのでこちらの黄色いカードになります。ランクはFからSまであってBランクに上がるには盗賊の退治が必要です。あと、所持金はギルドカードに保管することができます。なにか質問はありませんか?」
「魔物の討伐とか証拠はどうしたらいいんだ?」
「はい。魔物の討伐はギルドカードに表記されるので特別何か持ってくるということはありません。ただ魔物によっては素材屋が買い取りをしてくれるので死体は持ち帰った方がお金になります。」
「了解した。後重ね重ね悪いんだが情報屋みたいなものがあったら教えてほしい。」
「情報屋ですか、、、あまり心当たりがありませんがそう言うことならアドトレード商会にいったらいいと思いますよ。」
「アドトレード商会に?」
「あそこは、ありとあらゆる商売に通じているので、万物はアドトレード商会に通ずという言葉もあるくらいですし。」
そこまですごかったのか、
「分かった。後でいってみるとする、色々聞いて悪かったな。」
「いえ、私はこれが仕事なので。寧ろ今までこういうことを聞かずに早死になさる冒険者さんが多かったので私としては助かります」
「そうか、そう言えばまだ名前も聞いてなかったな。」
「あ、私はヒーリアと申します。気軽にリアとお呼びください」
「分かった。改めてトウヤだこれからよろしく。」
そう言い残しギルドを後にしようとすると
「トウヤ殿!!」
「あー、アリス」
アリスにいきなり止められた。
「さっきの戦い感服したぞ。まさかあのギルド長を納得させるとは。」
「いや、偶々だ。」
「謙遜されるな。あの身のこなしといい。目を見張るものがあった。」
「そ、そうか。」
「あぁ。私もギルド長と対峙したときの事を思い出したが精々7秒耐えるのに精一杯だったからな。」
「おう、」
7秒でもすごい方なんじゃ、、、
「いやー、本当にトウヤ殿はすごい。珍しい魔法を使うからてっきり魔法使いかと思わせておいてあの体術。本来ならば相手との力量を思い知ったところで大体の者が降参するか無謀にも突っ込んでいくというのがほとんどなのに、まさか、相手を倒すために秘策を練り出すとは、。縛りプレイなんて言い出したときには「何を言っているのだ!?」等と疑いもしたがあの力量ならば納得できる。寧ろ初めから自分には魔法しかないと相手に錯覚させておいてからの行動だと思えば全て最初から計算通りだったと言えるのだが、、、」
「おーい。アリスー帰ってこーい」
その後も5分に渡り興奮したアリスの戦闘解説は続いた。
そして現在
「す、すまない。つい熱くなってしまった」
「いや、別にいいぞなんと言うか、うんいいとオモイマス」
「何故片言なのだ!?本当は少し引いてるんだろう!?私だってこの性格は治さないといけないってことくらい分かっている。ただ、戦闘の事となると血が沸騰して、、グヘヘ」
アカン、こいつアカンわ
「ま、まぁ。人それぞれ個性があるってことでいいんじゃないのか?それより、引き留めたりなんかしてどうしたんだよ」
「ふむ、それはだな。」
「私をトウヤ殿の弟子にしてもらえないだろうか?」
「えっ?」
こうして俺の慌ただしい異世界生活第一歩が始まっていくのだった
皆さんこんばんは
誤字や細かいところを修正していたら投稿が遅くなってしまいました。orz
着々とお気に入り登録者が増えてきて嬉しい限りです。
あと謎に雑談コーナを設けてみました!!
明日は仕事の関係で編集が遅くなりそうなので今日と同じ時間になりそうです。
あれ?全然おつかいしてないじゃん。タイトルと違うんじゃね?
と思われたかた。まだ、導入部段階なので次回以降から物語が進んでいく予定です。
あと、名前を考えるのが苦手なので若干被ることもあると思いますがご了承ください。
これからも
異世界転生~お使いついでに無双します。(経験値?10000倍ですけどなにか?)
をよろしくお願いします。
雑談コーナー。
桜の開花が各地で報告されているこの頃。
私も仕事仲間の方々とお花見に行こうと言っていたのですが、寒すぎて挫折。
結局のところ飲み会で終わってしまうという
まさしく花より団子状態w
皆さんも体調を崩されないようにお気をつけ下さい。
あらすじ
冒険者ギルドのギルド長ゼーゲルトと何故か戦うことに、、、。
「どういうことだ?」
アクセルの街のギルド長ゼーゲルトは自らの剣を落とし、片膝を地面についていた。
「何をしたのかな?一瞬君がいなくなったように思えたんだが」
「いなくなったもなにもただ普通に攻撃しただけさ。」
「いや、ただの攻撃が私に効くはずがない。何せ私には未来予知とも言える絶対的な勘が、」
「それだけどさ、お前のそれが数秒先の未来が見えると仮定して、お前自身が防げないと意味ないんじゃないのか?」
「いや、そうとしても僕と君には圧倒的なステータスの差があったはず」
「あー、俺の縛りプレイって言ってたあれはな、」
「身体強化か、、、」
「ご明察。」
身体強化は文字通りMPを消費することでステータスを倍まで上昇することができるスキルだ。
「それでも辻褄が合わない。君と僕とでは倍以上のステータスの差が」
「誰がただの身体強化って言った?」
「は?」
「俺が使ったのはステータスを10倍にするスキルだ。最も燃費が悪すぎてバカスカと使えないのが問題だがな。」
俺が使ったのは賢者の叡知によって新しく作ったスキルだ。
因みにその内容がこちら
魔法:神体強化
消費MP:100/毎秒
効果:ステータス×10
属性:無
範囲:自身
持続時間:1~
「ハハハ、分かった合格だ。久し振りに楽しませてもらったよ」
「えっ?もう終わりなのか?」
「あぁ。元々ここまでするつもりは無かったんだけどね。面白そうな子がいるなと思ったらつい調子に乗っちゃって、君は合格。最初からCランクでいいだろう。」
「おおーーー」
闘技場内から凄まじい歓声が上がる。
さっきまで何秒持つか賭けをしていた連中も今は賭けなど忘れ一緒になって興奮している
「えっと、もう帰っていいか?」
「あぁ。受付で詳しい説明とギルドに所属している証であるギルドカードを受け取ってからなら帰っていいよ、あと今晩よかったら僕の部屋に来なよ、悪い思いはさせないからさ」
俺の耳元でそう囁きながらゼーゲルトが尻を擦ってくる。
ヤダ、この人ソッチ系!?
「いや、遠慮しとく俺はノーマルだからな」
慌てて距離をおき今だかつて感じた事のない寒気に襲われながらも闘技場を後にする。
~ギルド受付~
「はい、これがギルドカードです。トウヤさんはCランクからですのでこちらの黄色いカードになります。ランクはFからSまであってBランクに上がるには盗賊の退治が必要です。あと、所持金はギルドカードに保管することができます。なにか質問はありませんか?」
「魔物の討伐とか証拠はどうしたらいいんだ?」
「はい。魔物の討伐はギルドカードに表記されるので特別何か持ってくるということはありません。ただ魔物によっては素材屋が買い取りをしてくれるので死体は持ち帰った方がお金になります。」
「了解した。後重ね重ね悪いんだが情報屋みたいなものがあったら教えてほしい。」
「情報屋ですか、、、あまり心当たりがありませんがそう言うことならアドトレード商会にいったらいいと思いますよ。」
「アドトレード商会に?」
「あそこは、ありとあらゆる商売に通じているので、万物はアドトレード商会に通ずという言葉もあるくらいですし。」
そこまですごかったのか、
「分かった。後でいってみるとする、色々聞いて悪かったな。」
「いえ、私はこれが仕事なので。寧ろ今までこういうことを聞かずに早死になさる冒険者さんが多かったので私としては助かります」
「そうか、そう言えばまだ名前も聞いてなかったな。」
「あ、私はヒーリアと申します。気軽にリアとお呼びください」
「分かった。改めてトウヤだこれからよろしく。」
そう言い残しギルドを後にしようとすると
「トウヤ殿!!」
「あー、アリス」
アリスにいきなり止められた。
「さっきの戦い感服したぞ。まさかあのギルド長を納得させるとは。」
「いや、偶々だ。」
「謙遜されるな。あの身のこなしといい。目を見張るものがあった。」
「そ、そうか。」
「あぁ。私もギルド長と対峙したときの事を思い出したが精々7秒耐えるのに精一杯だったからな。」
「おう、」
7秒でもすごい方なんじゃ、、、
「いやー、本当にトウヤ殿はすごい。珍しい魔法を使うからてっきり魔法使いかと思わせておいてあの体術。本来ならば相手との力量を思い知ったところで大体の者が降参するか無謀にも突っ込んでいくというのがほとんどなのに、まさか、相手を倒すために秘策を練り出すとは、。縛りプレイなんて言い出したときには「何を言っているのだ!?」等と疑いもしたがあの力量ならば納得できる。寧ろ初めから自分には魔法しかないと相手に錯覚させておいてからの行動だと思えば全て最初から計算通りだったと言えるのだが、、、」
「おーい。アリスー帰ってこーい」
その後も5分に渡り興奮したアリスの戦闘解説は続いた。
そして現在
「す、すまない。つい熱くなってしまった」
「いや、別にいいぞなんと言うか、うんいいとオモイマス」
「何故片言なのだ!?本当は少し引いてるんだろう!?私だってこの性格は治さないといけないってことくらい分かっている。ただ、戦闘の事となると血が沸騰して、、グヘヘ」
アカン、こいつアカンわ
「ま、まぁ。人それぞれ個性があるってことでいいんじゃないのか?それより、引き留めたりなんかしてどうしたんだよ」
「ふむ、それはだな。」
「私をトウヤ殿の弟子にしてもらえないだろうか?」
「えっ?」
こうして俺の慌ただしい異世界生活第一歩が始まっていくのだった
皆さんこんばんは
誤字や細かいところを修正していたら投稿が遅くなってしまいました。orz
着々とお気に入り登録者が増えてきて嬉しい限りです。
あと謎に雑談コーナを設けてみました!!
明日は仕事の関係で編集が遅くなりそうなので今日と同じ時間になりそうです。
あれ?全然おつかいしてないじゃん。タイトルと違うんじゃね?
と思われたかた。まだ、導入部段階なので次回以降から物語が進んでいく予定です。
あと、名前を考えるのが苦手なので若干被ることもあると思いますがご了承ください。
これからも
異世界転生~お使いついでに無双します。(経験値?10000倍ですけどなにか?)
をよろしくお願いします。
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